「4K対応テレビ放送、制作者側からも困惑の声が出る？」記事へのコメント

解像度よりもビットレート

[Anonymous Coward]

他の方も言われていますが、個人的にはビットレート向上こそが最優先事項では？ビットレートを上げるくらいであればエンコーディングいじるだけで済みますし。解像度を上げたところでビットレートが大して変わらなければノイズが目立ってしまうので。今の規格だと実写はごまかせてもアニメのような映像ソースではノイズ目立ちまくりですからね。

Re:解像度よりもビットレート

[nim (10479)]

＞ビットレートを上げるくらいであればエンコーディングいじるだけで済みますし。

ちょっと意味がわからないです。
ビットレートが低い理由は放送帯域に限りがあるからですよね。
codecを（h.264 から h.265 に）変えれば、同じビットレートでも画質は向上するそうですが、これはビットレートは上がってませんよね。

Re:

[Anonymous Coward]

横レスですが、映像のビットレートは非圧縮ですよ。だから、データのビットレートと映像のビットレートはあまり関係ありません。例えば、ベクタ画像で円が動くだけのスクリプトを組んで動かした場合、データのビットレートはカスみたいなもんですが、映像のビットレートは凄く高くなります(もちろん、コーデックがベクタ画像を高品質なラスタ画像に変換して表示できる前提ですが)。

Re:解像度よりもビットレート

[earthlight (33637)]

地デジ/BSデジで使用されている映像は圧縮データですし、収録時の映像も圧縮データです。地デジのデータレートは最大24Mbpsです。これを超えるビットレートは地デジの規格に合致しません。

原理的にはビットレートを挙げれば、動きの激しいシーンのブロックノイズなどの破たんは目立たなくなりますが、規格上の限界があり、ビットレートを挙げることはできません。地デジのMPEG2-TSに比べ、より新しいH.264以降が採用されれば、よりビットレートに対しての映像品質は良くなります。これはコーデックの違いによる、エンコードの質の向上です。放送波である以上は制限があり、その制限の中で最適を目指すことになります。

また実際にはデジタル放送のエンコードは専用の装置でリアルタイム処理されるため、blu-rayのようにエンコードを職人が作りこむこともないでしょう。ただ、職人がエンコードしたblu-rayであれ、規格上の最大ビットレートは存在するため、動きの激しいシーンのブロックノイズ発生を完全に防げる訳ではありません。

4K化というのは良くも悪くもデジタル放送規格システム全体の改良です。そこには当然採用コーデックの違いも加味されます。最も画質の悪い地デジの画質を向上させるにあたり、4K化するという目標が一番わかりやすい指標として採用されています。この機会に、より映像を綺麗に表現することに採用コーデックの最適化も含まれるはなしかと思います。スポーツなど動きの激しいシーンでの破綻具合は、実際どの程度かはわかりませんけれど。

Re:

[Anonymous Coward]

誰もデコード後のビットレートの話はしていないと思うんだ。

Re:

[Anonymous Coward]

いやだとするともっとわけわからんぞ
非圧縮ならほぼ解像度がビットレートを決めるわけで、解像度あげたところでビットレートが変わらないからノイズが目立つとか完全に意味不明に

Re:

[Anonymous Coward]

>データのビットレートと映像のビットレートはあまり関係ありません
んなアホな