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4Kの話題でも以下のような話しを書きましたがhttp://srad.jp/comments.pl?sid=644219&cid=2702597 [srad.jp]http://srad.jp/comments.pl?sid=644219&cid=2702620 [srad.jp]分かってない人が多いみたいなのでサンプル作りました。http://www1.axfc.net/u/3357561 [axfc.net]このサンプルの空隙の方向を最適視聴距離で正確に判別しようとすると、結構ギリギリの人が多いと思います。多分+50~100mm離すと判別出来ないのではないでしょうか?
視力検査の基準で言うと、点が見えるかどうかという話ではなく空隙が弁別できるかどうかという話です。最適視聴距離の計算方法は以下のようになります。FullHD(1920×1080)の場合、インチ数×視力×39.64 mmDPI 換算の場合、87319×視力/DPI値 mm視力1.0、400dpiなら218mmです
2709489 [srad.jp], 2709520 [srad.jp] で点や線は見えた、1dot幅と 2dot幅の線や実線と点線が判別出来たと言っていますが、440dpi, 20cm なら視力1.0の最適視聴距離かつ近見視力に分類される距離ですから合焦さえしていれば、極度の乱視等が入ってない限り判別出来て当然です。むしろ評価すべきなのは円の描画にジャギが見えないかどうかという点でしょう。
あと、グラビア印刷 [wikipedia.org]は凹版のくぼみでインクの濃度を調整は出来ますが普通は網点 [wikipedia.org]を併用した網グラビア法で印刷するので 350dpi と言っても実際には複数の点の集合で1つの色を構成することになるためカラー印刷における実際の dpi はもう少し低くなってる気がします。おそらくカラーで 300dpi オーバーなら既に液晶の方が高画質なんじゃないでしょうか?このクラスの dpi になると比較としてより適切なのは1ドット毎にフルカラー発色可能な銀塩方式の業務用写真プリントシステムでしょう。FUJIFILM の現行機種(フロンティアLP5700R/5500R) [fujifilm.jp]はなぜか詳細なスペックが明記されていないのですが、2007年発売、2013年3月販売修了、2020年3月部品供給終了予定のフロンティア700シリーズ [fujifilm.jp]の場合、画素密度300dpi、副走査ラスター密度600dpiとなっています。銀塩プリントでさえその程度なのですから至近距離でも600dpiオーバーはちょっとオーバースペックなんじゃないかと言う気がしています。
最適視聴距離の定義に解像度と視力が入っているのだから、分解能の話で最適視聴距離を出すのは間違いじゃない?最適視聴距離で見れば特定の解像度以上は必要ない → 最適視聴距離とは特定の視力と解像度から算出できる(空隙が弁別できなくなる)距離であるせめて画面サイズと視野の関係とか平均光量と目の刺激耐性とかから最適視聴距離を出してくれないかな。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
最適視聴距離 (スコア:4, 参考になる)
4Kの話題でも以下のような話しを書きましたが
http://srad.jp/comments.pl?sid=644219&cid=2702597 [srad.jp]
http://srad.jp/comments.pl?sid=644219&cid=2702620 [srad.jp]
分かってない人が多いみたいなのでサンプル作りました。
http://www1.axfc.net/u/3357561 [axfc.net]
このサンプルの空隙の方向を最適視聴距離で正確に判別しようとすると、結構ギリギリの人が多いと思います。
多分+50~100mm離すと判別出来ないのではないでしょうか?
視力検査の基準で言うと、点が見えるかどうかという話ではなく空隙が弁別できるかどうかという話です。
最適視聴距離の計算方法は以下のようになります。
FullHD(1920×1080)の場合、インチ数×視力×39.64 mm
DPI 換算の場合、87319×視力/DPI値 mm
視力1.0、400dpiなら218mmです
2709489 [srad.jp], 2709520 [srad.jp] で点や線は見えた、1dot幅と 2dot幅の線や実線と点線が判別出来たと言っていますが、440dpi, 20cm なら視力1.0の最適視聴距離かつ近見視力に分類される距離ですから合焦さえしていれば、極度の乱視等が入ってない限り判別出来て当然です。
むしろ評価すべきなのは円の描画にジャギが見えないかどうかという点でしょう。
あと、グラビア印刷 [wikipedia.org]は凹版のくぼみでインクの濃度を調整は出来ますが普通は網点 [wikipedia.org]を併用した網グラビア法で印刷するので 350dpi と言っても実際には複数の点の集合で1つの色を構成することになるためカラー印刷における実際の dpi はもう少し低くなってる気がします。
おそらくカラーで 300dpi オーバーなら既に液晶の方が高画質なんじゃないでしょうか?
このクラスの dpi になると比較としてより適切なのは1ドット毎にフルカラー発色可能な銀塩方式の業務用写真プリントシステムでしょう。
FUJIFILM の現行機種(フロンティアLP5700R/5500R) [fujifilm.jp]はなぜか詳細なスペックが明記されていないのですが、2007年発売、2013年3月販売修了、2020年3月部品供給終了予定のフロンティア700シリーズ [fujifilm.jp]の場合、画素密度300dpi、副走査ラスター密度600dpiとなっています。
銀塩プリントでさえその程度なのですから至近距離でも600dpiオーバーはちょっとオーバースペックなんじゃないかと言う気がしています。
uxi
Re: (スコア:0)
最適視聴距離の定義に解像度と視力が入っているのだから、分解能の話で最適視聴距離を出すのは間違いじゃない?
最適視聴距離で見れば特定の解像度以上は必要ない → 最適視聴距離とは特定の視力と解像度から算出できる(空隙が弁別できなくなる)距離である
せめて画面サイズと視野の関係とか平均光量と目の刺激耐性とかから最適視聴距離を出してくれないかな。