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これではっきり分かるのは、実は東京が一番安全だって事なのな。他の地域は揺れが少なくても、津波で流される。津波が来ない地域は、別の災害でやられる。
東京では他の地域に比べて耐震免震技術が優れているし、建築技師も優れた人が多いから結局、地震によるダメージは殆ど無いだろう。
で、それを証明したのが311。なんかよく分からない僻地に限って津波で流れて行った。東京を中心とする関東はかなり揺れたにも関わらず、被害ほぼゼロ。次の日にはみな平然としていた。
>東京を中心とする関東はかなり揺れたにも関わらず、被害ほぼゼロ
正常化バイアスというか、記憶の変造というか。あまりの恐怖のせいか、停電のせいか、TVも見られなかったのか。
どこにコメントを書こうと思ったが、ここへ。
Newton 2014 年10月号「必ずやってくる首都圏巨大地震」にまとまっているのだが、東日本が乗っかっている北アメリカプレートの下に、南東方向から「フィリピン海プレート」が年に 3-4cm の速度で沈み込み、さらにその下には東方向から「太平洋プレート」が年 10cm の速度で沈み込んでいて、いわば関東地方は地震の巣。
まず 1923年の関東大震災や 1703 年の元禄関東地震は、北アメリカプレートとフィリピン海プレートの境界付近(相模トラフ)で起きたと考えられている。1923年の関東大震災は相模湾沿岸や千葉県南端、東京都の一部で震度7相当と言われていて、昼食時の地震だったため、東京ではほぼ2日間にわたって延焼。1703年の元禄関東地震では、小田原から川崎にかけての宿場が津波で全滅、相模湾沿岸から房総半島にかけて地盤が 6m 隆起したと言われている。そして房総半島南端の海岸段丘の出来かたを調べると、関東地方を襲った地震は繰り返し起こっていると推測される(海岸段丘が語る過去の巨大地震 - 地質調査総合センター [www.gsj.jp])。
しかし相模トラフで起きると思われる M8 クラスの地震より、今もっとも危険視されているのは 3 枚のプレートが重なりあう関東地方のどこかで起こると思われる M7 クラスの首都直下地震。
2013年暮れの内閣府中央防災会議第33回議事次第 [bousai.go.jp]にある資料によると、検討された 19 地震のうち、もっとも被害が大きくなると思われる「都心南部直下地震」 [bousai.go.jp](M7.3)で、
* 全壊・焼失家屋:最大約61万棟* 死者:最大約2.3万人* 要救助者:最大約7.2万人* 被害額:約95兆円
なお東京の津波被害に関して、首都直下地震の場合ほとんどないと考えられていますが、元禄型関東地震において水門が閉鎖されなかった場合 [j-jis.com]に「河川遡上等による浸水被害」が生じるとされています。
ちなみに平成20年現在、東京都の耐震化率は約87%。しかし現在の耐震基準では長周期地震動の影響が検討されていない上に、関東平野は堆積層のため、とくにビルが揺れやすい。だから政府想定の直下型地震でなくても、南海トラフを震源とする巨大地震が起これば、長周期地震動は「東日本大震災の2倍程度となり建物は10分以上揺れ続け」ると予測(特集 超高層ビルを揺らす長周期地震動|サービスと技術|大林組 [obayashi.co.jp])。東日本大震災で大丈夫だったからといって耐震補強を放っておくと、次は本当にどうなるか分からない。
長周期地震動を想定して実物の3分の1の高層ビルを崩壊させる実験 [decn.co.jp]は昨年12月に世界ではじめて行われたばかりで、「耐震免震技術」は日夜進歩を遂げている。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
最も安全な所はどこか? (スコア:0)
これではっきり分かるのは、実は東京が一番安全だって事なのな。
他の地域は揺れが少なくても、津波で流される。
津波が来ない地域は、別の災害でやられる。
東京では他の地域に比べて耐震免震技術が優れているし、建築技師も優れた人が多いから
結局、地震によるダメージは殆ど無いだろう。
で、それを証明したのが311。
なんかよく分からない僻地に限って津波で流れて行った。
東京を中心とする関東はかなり揺れたにも関わらず、被害ほぼゼロ。
次の日にはみな平然としていた。
記憶の変造/Re:最も安全な所はどこか? (スコア:1)
>東京を中心とする関東はかなり揺れたにも関わらず、被害ほぼゼロ
正常化バイアスというか、記憶の変造というか。
あまりの恐怖のせいか、停電のせいか、TVも見られなかったのか。
日本政府が怖れるM7クラスの「首都直下地震」 (スコア:1)
どこにコメントを書こうと思ったが、ここへ。
Newton 2014 年10月号「必ずやってくる首都圏巨大地震」にまとまっているのだが、東日本が乗っかっている北アメリカプレートの下に、南東方向から「フィリピン海プレート」が年に 3-4cm の速度で沈み込み、さらにその下には東方向から「太平洋プレート」が年 10cm の速度で沈み込んでいて、いわば関東地方は地震の巣。
まず 1923年の関東大震災や 1703 年の元禄関東地震は、北アメリカプレートとフィリピン海プレートの境界付近(相模トラフ)で起きたと考えられている。1923年の関東大震災は相模湾沿岸や千葉県南端、東京都の一部で震度7相当と言われていて、昼食時の地震だったため、東京ではほぼ2日間にわたって延焼。1703年の元禄関東地震では、小田原から川崎にかけての宿場が津波で全滅、相模湾沿岸から房総半島にかけて地盤が 6m 隆起したと言われている。そして房総半島南端の海岸段丘の出来かたを調べると、関東地方を襲った地震は繰り返し起こっていると推測される(海岸段丘が語る過去の巨大地震 - 地質調査総合センター [www.gsj.jp])。
しかし相模トラフで起きると思われる M8 クラスの地震より、今もっとも危険視されているのは 3 枚のプレートが重なりあう関東地方のどこかで起こると思われる M7 クラスの首都直下地震。
2013年暮れの内閣府中央防災会議第33回議事次第 [bousai.go.jp]にある資料によると、検討された 19 地震のうち、もっとも被害が大きくなると思われる「都心南部直下地震」 [bousai.go.jp](M7.3)で、
なお東京の津波被害に関して、首都直下地震の場合ほとんどないと考えられていますが、元禄型関東地震において水門が閉鎖されなかった場合 [j-jis.com]に「河川遡上等による浸水被害」が生じるとされています。
ちなみに平成20年現在、東京都の耐震化率は約87%。しかし現在の耐震基準では長周期地震動の影響が検討されていない上に、関東平野は堆積層のため、とくにビルが揺れやすい。だから政府想定の直下型地震でなくても、南海トラフを震源とする巨大地震が起これば、長周期地震動は「東日本大震災の2倍程度となり建物は10分以上揺れ続け」ると予測(特集 超高層ビルを揺らす長周期地震動|サービスと技術|大林組 [obayashi.co.jp])。東日本大震災で大丈夫だったからといって耐震補強を放っておくと、次は本当にどうなるか分からない。
長周期地震動を想定して実物の3分の1の高層ビルを崩壊させる実験 [decn.co.jp]は昨年12月に世界ではじめて行われたばかりで、「耐震免震技術」は日夜進歩を遂げている。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ