アカウント名:
パスワード:
母: 恵方巻きは小さい頃からの馴染みの行事母の実家の祖母: え? 恵方巻き? なにそれ。誰が始めたん?
と言うような齟齬を見た。
その後、テレビで似たような例がいくつか紹介されてて納得した。
さる学者が南の島で現地調査していて、西洋文明から隔絶して生きてらっしゃる原住民の方々と交流する中で西洋の最新流行り歌を教えて。学者が島をいったん去って、しばらくして再訪したところ、島中でそのメロディが歌われていて、聞けば「昔から歌われていた伝統の曲だけど?」と答えたとか。
別の場所では、似たような交流で最新の天文学的発見を語り聞かせたらしい。後に別の研究者がその土地を訪れると、「これは我々の部族に伝わる伝説で」と、その知識を語り始められ、どうやってそんな観測結果を得たのかとびっくりしたらしい。確か、漫画のスプリガンで、「その知識」がオーパーツ的な扱いをされてた。
「昔から知ってる知識」って、個人単位でも怪しいし、グループ単位になるともっと信用できなくなるものらしい。
「ドゴン族の神話」でしょうかhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%97%8F%E3%8... [wikipedia.org]
ドゴン族の天文に関する神話については、そもそもそのような「神話・伝説」が採集されたことが事実だったのかという点から、疑いがはさまれています。
でも、フィールドワークをやっている研究者の話をきくと、研究者の仮説が地元の伝説の形を「整えて」しまうことは、珍しいこととも言えない感じが。文化の中心から離れた小さなグループの人々とっては、先祖から伝わってる断片的な話よりも、都会からきた偉い先生のおっしゃることのほうが、ずっと本当らしく重要に思えるものでしょう。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
ニセの知識 (スコア:2, 興味深い)
母: 恵方巻きは小さい頃からの馴染みの行事
母の実家の祖母: え? 恵方巻き? なにそれ。誰が始めたん?
と言うような齟齬を見た。
その後、テレビで似たような例がいくつか紹介されてて納得した。
さる学者が南の島で現地調査していて、西洋文明から隔絶して生きてらっしゃる
原住民の方々と交流する中で西洋の最新流行り歌を教えて。
学者が島をいったん去って、しばらくして再訪したところ、島中でそのメロディが歌われていて、
聞けば「昔から歌われていた伝統の曲だけど?」と答えたとか。
別の場所では、似たような交流で最新の天文学的発見を語り聞かせたらしい。
後に別の研究者がその土地を訪れると、「これは我々の部族に伝わる伝説で」と、
その知識を語り始められ、どうやってそんな観測結果を得たのかとびっくりしたらしい。
確か、漫画のスプリガンで、「その知識」がオーパーツ的な扱いをされてた。
「昔から知ってる知識」って、個人単位でも怪しいし、グループ単位になるともっと信用できなくなるものらしい。
Re:ニセの知識 (スコア:3, 参考になる)
「ドゴン族の神話」でしょうか
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%97%8F%E3%8... [wikipedia.org]
ドゴン族の天文に関する神話については、そもそもそのような「神話・伝説」が採集されたことが事実だったのかという点から、疑いがはさまれています。
でも、フィールドワークをやっている研究者の話をきくと、研究者の仮説が地元の伝説の形を「整えて」しまうことは、珍しいこととも言えない感じが。文化の中心から離れた小さなグループの人々とっては、先祖から伝わってる断片的な話よりも、都会からきた偉い先生のおっしゃることのほうが、ずっと本当らしく重要に思えるものでしょう。