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科学者:一般人への影響を答える。つまり他人事。一般人:自分への影響を答える。かなり切実。
てか、科学者は一応安全と判断してるから世に出そうとするわけで、「安全でない」と答えた人がいるのは、ネガを見落としてる可能性をどの程度見積もるかの違いだと思います。
一般人は、まぁおっしゃる通りと思います。「安全かどうかじゃなくて、安心かどうか」で考えますから。
「福島の野菜や魚は食べない」って人がいて、「・・ああまた放射脳か」と思ったら
その人曰く「言われなくても安全なのは判ってる。でもじゃあお前は完全に蒸留した排便直後の便器から汲んだ水を躊躇なく飲めるか?」「そりゃ今飲んでる水だってうんこの水分だったろうよ?そりゃ判るけどど、そういうことじゃないんだよ」「そういう心理的な面を無視するから、いつまでも溝が埋まらないんだろ?」
といわれて、初めてこういう立場の人の意見で説得力があると思ったし、科学リテラシのある側の論理を単純に押し付けえてゃいけないと思った。
ダン・ガードナーの名著「Risk」『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』でいうところの「腹の論理」の一種ですね。
リスクの強弱と、「畏れ」「受け入れやすさ」の強弱は関連しない。だがより理性的であろうするならば、リスクを算出してそれを受け入れるべきだ。より理性的であった方が 生き残りやすいのだから。...となるわけですが、人間はそういうカッコイイ生物じゃない。
やはり リスク・コミュニケーションをうまく行うことがタイヘン難しい。一度できた合意形成も「畏れ」一発で崩壊してしまうほどに脆弱であることのほうが多い。
福島の食材と、排便直後の便器から汲んだ水を同列に扱うことそのものがおかしくないですか。
汚染された(=ケチが付いた)ものを元に、それが科学的に安全と確定している状態にされたものを、「心理的に受けいれられない」ということでしょう。
福島での放射性物質云々の例だと、科学リテラシがある側は何も思わないから、一般人の心情を語るにはこういう例えなんだと思う。
不純物がゼロであると確認されていて、データを見せられても、受け入れられない or 受け入れられない気持ちはわかるでしょう?
この状況を理解した上で、「一般人が納得できる福島の食材の安全性を啓蒙する手段や伝え方」を考えないと、データや理論だけかざしても駄目なんでしょう。残念ながら。
「はじめから汚染されてない」福島の食材(除染して出荷するわけではない)と、「汚染された後に浄化した」水を同列に扱うのはおかしいって話ですよ。
とは言え、それを同列に置くのが普通の感覚だと思える人も存在するようですので、
との主張には同意せざるを得ません。
上司 「私も一応安全と判断してるから世に出そうとしています。」
???
科学者は技術が安全かどうか、が視点で一般人は実際に利用するものが安全なのかどうか、という視点
そりゃ当然学者は理屈はどうかでしか言及できないし一般人は消費の観点からしか推測できないからね
遺伝子組み換えの技術は安全だとしても、それによって遺伝子が変更された作物が安全かどうかなんてそれぞれ確認しないとわからないよね?多量に摂取すると有害になる物質を多く生成するようになるとかあるかもしれないし。
そのへんに科学者と一般人とのズレがある気がする
専門家は、専門的根拠に基づいて判断する。一般人は、心証に基づく安心感で判断する。
科学に限らずそんなものです。
安全性はそれぞれかなり厳しく確認してるんだけど……加えて言うなら、何が入っているかはっきりしている分、危険性も制御しやすいわけで本当に、遺伝子組換え技術について理解出来てる?
この調査の一環で、「科学者が遺伝子組換え食品の健康への影響をきちんと理解しているか」って一般人に聞いてて、そう思わない(きちんと理解できていない)が67%なんだよね科学者におなじ質問をしたらどういう答えになったのか気になるけど、載ってない
実際の生産~流通~消費までの間は科学者も一般人も分からないわけで。
基準に基づいて安全確認はされてはいるけど事件・事故は今もあるわけで永遠のテーマだよね。
影響を理解している、のスコープにズレがあるのは当然な気がする
一般人は「万が一なにかあるんじゃ?もしあったりしたら嫌だ」といっているだけ科学者が「そういう心配はごくわずかにしかない。無視しても何も問題にならないレベルだ」とデータを出して説明しても無駄。なぜなら「安心感」というものは思い込みが全てだから。思い込みに沿った理屈は疑わず、思い込みに沿わない理屈は信用しない。
分からないの基準が違いすぎる農薬とか食品添加物がいい例だよ
理解しようと努力してくれよ
データと理論よりも「素人である自分の決めつけ・思い込みを優先する心理」ってのが理解できんのだが、なんで一般人はデータと理論(理解に難しい物は除く)から認識を変えないのだろう。本当に理解できない。
見ず知らずの人間の言う事を信じるかどうかと基本的には同じことだと思うよ。
科学者が言ってますよ、データがちゃんとありますよ、理論的にも誤りはないですよって言っても、本当にちゃんとした科学者なのか、正しい手段で取られたデータなのか、理論に欠缺はないのかを判断する材料がない。その分野の科学者ならそれぞれ自分が蓄積してきたデータから判断できるのだろうけど、一般人にはそのバックグラウンドがないから。科学者だと名乗る人が、正しいデータと称するものを手に理論を語ったところで信じる気になるかどうか。可能性を検証できない人にとっては心象以外に頼るものがないからね。権威を信じるてみるってのも、所詮は心象だし。
それぞれ確認しないとわからないのは、遺伝子組み換え食品じゃなくても同じ。
遺伝子組み換え食品のほうが適当に確認しているとはとても思えないですし。
それでも怖いと思うなら、それは安全とは別の問題。
なぜそうしていないと考えていらっしゃるか分からないのですが、当然、それぞれ確認しているのですよ?確認した上で問題ない、という結論が出ている(という言い方がイヤなら 危険性を示唆するデータが出ないか否定されている)ことを知っているからOKと言っているわけです。もっと言えば、これは危険性を示唆するデータが出るようなものは市場に出さない、というサイクルがうまく廻っているかどうかという行政の問題で、科学としては今のレベルで危険性を検知するに十分だ、と言っているだけ、とも言えますね。#突然未知の化学物質が悪さを始めて、バタバタ死んだりゾンビ化したりするようなことは起きそうにない、ということね。
むしろ、この件については、安全性というよりは既存種への負担をかけるような生態学の問題や、種子会社による農政の支配という問題が重要ですよね。
別に「組み換え」じゃなくても遺伝子を変更する方法はあって、今までの品種改良ではそうしてきただけなんだが、なんで組み換えだけやたら危険視するのか。
目的とする遺伝子のみを操作できる組み替え作物と着目した性質以外の変異がどうなっているか判らない品種改良安全なのは組み換え作物だという主張は正しいと思うんですが交配では出来ない遺伝子の組み込みをしている物に対する拒否感情も納得できる
個人的には、今後の人口増加を考えると組み替え作物による収量増をあてにするしかないという主張が最終的に支配すると思いますが
組み換えの中身にもよると思うよ。実を多くつけるようにする品種改良に反対する人は多分少ない。でも殺虫剤や除草剤などの薬剤に強くするような品種改良には拒否感を抱く人も一定数いるだろう。それは組み換えそのものへの拒否感というよりは、その結果出来上がった作物の栽培環境がどうなるかを想像するからだろう。言葉にすれば「遺伝子組み換え作物への懸念」だろうけど、遺伝子組み換え作物の存在そのものへの懸念ではないかもしれない。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
食品の安全で言えば (スコア:1)
科学者:一般人への影響を答える。つまり他人事。
一般人:自分への影響を答える。かなり切実。
the.ACount
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
てか、科学者は一応安全と判断してるから世に出そうとするわけで、
「安全でない」と答えた人がいるのは、ネガを見落としてる可能性をどの程度見積もるかの違いだと思います。
一般人は、まぁおっしゃる通りと思います。「安全かどうかじゃなくて、安心かどうか」で考えますから。
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
「福島の野菜や魚は食べない」って人がいて、「・・ああまた放射脳か」と思ったら
その人曰く
「言われなくても安全なのは判ってる。でもじゃあお前は完全に蒸留した排便直後の便器から汲んだ水を躊躇なく飲めるか?」
「そりゃ今飲んでる水だってうんこの水分だったろうよ?そりゃ判るけどど、そういうことじゃないんだよ」
「そういう心理的な面を無視するから、いつまでも溝が埋まらないんだろ?」
といわれて、初めてこういう立場の人の意見で説得力があると思ったし、科学リテラシのある側の論理を単純に押し付けえてゃいけないと思った。
---------------------------- うちの猫は、ながぬこ
Re: (スコア:0)
ダン・ガードナーの名著「Risk」『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』
でいうところの「腹の論理」の一種ですね。
リスクの強弱と、「畏れ」「受け入れやすさ」の強弱は関連しない。だが
より理性的であろうするならば、リスクを算出してそれを受け入れるべきだ。
より理性的であった方が 生き残りやすいのだから。
...となるわけですが、人間はそういうカッコイイ生物じゃない。
やはり リスク・コミュニケーションをうまく行うことがタイヘン難しい。
一度できた合意形成も「畏れ」一発で崩壊してしまうほどに脆弱であることのほうが多い。
Re: (スコア:0)
福島の食材と、排便直後の便器から汲んだ水を同列に扱うことそのものがおかしくないですか。
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
汚染された(=ケチが付いた)ものを元に、それが科学的に安全と確定している状態にされたものを、「心理的に受けいれられない」ということでしょう。
福島での放射性物質云々の例だと、科学リテラシがある側は何も思わないから、一般人の心情を語るにはこういう例えなんだと思う。
不純物がゼロであると確認されていて、データを見せられても、受け入れられない or 受け入れられない気持ちはわかるでしょう?
この状況を理解した上で、「一般人が納得できる福島の食材の安全性を啓蒙する手段や伝え方」を考えないと、
データや理論だけかざしても駄目なんでしょう。残念ながら。
---------------------------- うちの猫は、ながぬこ
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
「はじめから汚染されてない」福島の食材(除染して出荷するわけではない)と、「汚染された後に浄化した」水を同列に扱うのはおかしいって話ですよ。
とは言え、それを同列に置くのが普通の感覚だと思える人も存在するようですので、
この状況を理解した上で、「一般人が納得できる福島の食材の安全性を啓蒙する手段や伝え方」を考えないと、
データや理論だけかざしても駄目なんでしょう。残念ながら。
との主張には同意せざるを得ません。
Re: (スコア:0)
上司 「私も一応安全と判断してるから世に出そうとしています。」
Re: (スコア:0)
???
Re: (スコア:0)
科学者は技術が安全かどうか、が視点で
一般人は実際に利用するものが安全なのかどうか、という視点
そりゃ当然学者は理屈はどうかでしか言及できないし
一般人は消費の観点からしか推測できないからね
Re: (スコア:0)
遺伝子組み換えの技術は安全だとしても、
それによって遺伝子が変更された作物が安全かどうかなんてそれぞれ確認しないとわからないよね?
多量に摂取すると有害になる物質を多く生成するようになるとかあるかもしれないし。
そのへんに科学者と一般人とのズレがある気がする
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
専門家は、専門的根拠に基づいて判断する。
一般人は、心証に基づく安心感で判断する。
科学に限らずそんなものです。
Re: (スコア:0)
安全性はそれぞれかなり厳しく確認してるんだけど……
加えて言うなら、何が入っているかはっきりしている分、危険性も制御しやすいわけで
本当に、遺伝子組換え技術について理解出来てる?
この調査の一環で、「科学者が遺伝子組換え食品の健康への影響をきちんと理解しているか」って一般人に聞いてて、
そう思わない(きちんと理解できていない)が67%なんだよね
科学者におなじ質問をしたらどういう答えになったのか気になるけど、載ってない
Re:食品の安全で言えば (スコア:1)
実際の生産~流通~消費までの間は
科学者も一般人も分からないわけで。
基準に基づいて安全確認はされてはいるけど事件・事故は今もあるわけで永遠のテーマだよね。
影響を理解している、のスコープにズレがあるのは当然な気がする
Re: (スコア:0)
一般人は「万が一なにかあるんじゃ?もしあったりしたら嫌だ」といっているだけ
科学者が「そういう心配はごくわずかにしかない。無視しても何も問題にならないレベルだ」とデータを出して説明しても無駄。
なぜなら「安心感」というものは思い込みが全てだから。
思い込みに沿った理屈は疑わず、思い込みに沿わない理屈は信用しない。
Re: (スコア:0)
分からないの基準が違いすぎる
農薬とか食品添加物がいい例だよ
理解しようと努力してくれよ
Re: (スコア:0)
データと理論よりも「素人である自分の決めつけ・思い込みを優先する心理」ってのが理解できんのだが、
なんで一般人はデータと理論(理解に難しい物は除く)から認識を変えないのだろう。本当に理解できない。
Re: (スコア:0)
見ず知らずの人間の言う事を信じるかどうかと基本的には同じことだと思うよ。
科学者が言ってますよ、データがちゃんとありますよ、理論的にも誤りはないですよって言っても、
本当にちゃんとした科学者なのか、正しい手段で取られたデータなのか、理論に欠缺はないのかを判断する材料がない。
その分野の科学者ならそれぞれ自分が蓄積してきたデータから判断できるのだろうけど、一般人にはそのバックグラウンドがないから。
科学者だと名乗る人が、正しいデータと称するものを手に理論を語ったところで信じる気になるかどうか。
可能性を検証できない人にとっては心象以外に頼るものがないからね。
権威を信じるてみるってのも、所詮は心象だし。
Re: (スコア:0)
それぞれ確認しないとわからないのは、
遺伝子組み換え食品じゃなくても同じ。
遺伝子組み換え食品のほうが適当に確認しているとはとても思えないですし。
それでも怖いと思うなら、それは安全とは別の問題。
Re: (スコア:0)
なぜそうしていないと考えていらっしゃるか分からないのですが、当然、それぞれ確認しているのですよ?
確認した上で問題ない、という結論が出ている(という言い方がイヤなら 危険性を示唆するデータが出ないか否定されている)
ことを知っているからOKと言っているわけです。
もっと言えば、これは危険性を示唆するデータが出るようなものは市場に出さない、というサイクルがうまく廻っているか
どうかという行政の問題で、科学としては今のレベルで危険性を検知するに十分だ、と言っているだけ、とも言えますね。
#突然未知の化学物質が悪さを始めて、バタバタ死んだりゾンビ化したりするようなことは起きそうにない、ということね。
むしろ、この件については、安全性というよりは
既存種への負担をかけるような生態学の問題や、種子会社による農政の支配という問題が重要ですよね。
Re: (スコア:0)
別に「組み換え」じゃなくても遺伝子を変更する方法はあって、
今までの品種改良ではそうしてきただけなんだが、
なんで組み換えだけやたら危険視するのか。
Re: (スコア:0)
目的とする遺伝子のみを操作できる組み替え作物と
着目した性質以外の変異がどうなっているか判らない品種改良
安全なのは組み換え作物だという主張は正しいと思うんですが
交配では出来ない遺伝子の組み込みをしている物に対する拒否感情も納得できる
個人的には、今後の人口増加を考えると組み替え作物による収量増をあてにするしかない
という主張が最終的に支配すると思いますが
Re: (スコア:0)
組み換えの中身にもよると思うよ。
実を多くつけるようにする品種改良に反対する人は多分少ない。
でも殺虫剤や除草剤などの薬剤に強くするような品種改良には拒否感を抱く人も一定数いるだろう。
それは組み換えそのものへの拒否感というよりは、その結果出来上がった作物の栽培環境がどうなるかを想像するからだろう。
言葉にすれば「遺伝子組み換え作物への懸念」だろうけど、遺伝子組み換え作物の存在そのものへの懸念ではないかもしれない。