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競馬のような公営ギャンブルで、負けが控除されず勝った時の利益だけ見て税金を持っていかれたら、ただでさえ目の少ない勝ちが全部吹っ飛んでしまう。
日本の競馬って世界的に見ても高いてら銭抜かれる殿様商売で、かなり分の悪いギャンブル。そんな中、勝ったら勝ったで勝ちだけに絞ってさらに税金を持っていかれるとなれば、未来予知能力でもないと儲からないってことになってしまう。
この話、公営ギャンブルの存在意義自体を全否定しかねないものだと思うわけだけど、ギャンブルやってる人たちにはそういう認識ないんだろうか……。
>そのソフトを売れば、もっと儲かると思うのだが。
「養分」として、「行動を最適化しない」で「贔屓の馬に賭ける」「なんとなく評論家のお勧めに賭ける」って非最適化層があるから原告の彼のソフトがゲーム理論における最適解として儲けを引き出せるのではないでしょうか。
胴元がかならず儲けるように設定されているゲームで、参加している大多数が「最適化された行動」をとったら、そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
###「宝くじ買わなきゃ当たらない」。それは真(確率40%くらいで:ただし当たったとしても収支がマイナスの場合を含む)だけど、###より確からしいのは「宝くじ買わなきゃ損しない」(確率60%以上)。
そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
馬券の売り上げは2兆円。 1億4千万儲かるソフトなら1千万くらいで売れるでしょう。 100本売れば10億の売り上げ。 この辺からビジネスモデルを考えてみればいいと思いますよ。
>そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
>馬券の売り上げは2兆円。>1億4千万儲かるソフトなら1千万くらいで売れるでしょう。>100本売れば10億の売り上げ。
それは計算が違う。プログラムによって賭けの計算系が変わらないという線形の仮定に依存しすぎ。一番簡単な非線形でも「最適化されたプログラムをひとつだけ走らせたら、1‰の利潤を掬い取れる」と読むべき。「最適化されたプログラムを2つだけ走らせた」ら、1/2‰の利潤を掬い取れる。以下、100個のソフトを売ったら「1/100‰の利潤を掬い取れる」と歌うべき。これでも、100個ソフト売ったら期待値としての利潤は1%減る。非線形系なので、比率はもっと大きくなることが期待される。
そのうち、「1億4千万儲かるソフト」っていって売り出したのに、「1億3千万儲かるソフト」にいつの間にかなっていたら、顧客が「詐欺だ」って言い出して訴えられるリスクは大きい。明らかに面倒くさい。
> 予想屋、競馬新聞、競馬必勝法の本、みんなビジネスとして成立しているわけです。
でも、それはまた別のスキルだよね。自分一人が儲かれば良いというのと、他人にまんべんなく勝たせること、他人に知識を得たような気にさせることっていうのは最適化すべき部分が違う。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
必ず損をするギャンブルになんの意味があるのか…… (スコア:3, 参考になる)
競馬のような公営ギャンブルで、負けが控除されず勝った時の利益だけ見て税金を持っていかれたら、ただでさえ目の少ない勝ちが全部吹っ飛んでしまう。
日本の競馬って世界的に見ても高いてら銭抜かれる殿様商売で、かなり分の悪いギャンブル。
そんな中、勝ったら勝ったで勝ちだけに絞ってさらに税金を持っていかれるとなれば、未来予知能力でもないと儲からないってことになってしまう。
この話、公営ギャンブルの存在意義自体を全否定しかねないものだと思うわけだけど、ギャンブルやってる人たちにはそういう認識ないんだろうか……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:4, 興味深い)
この人は、独自の競馬予想ソフトを駆使してネットで馬券を大量購入して、1億4千万円儲けたんだよ。
だから、ギャンブルではなく、事業として認めて欲しいと主張。
ゆえに外れ馬券は損金として扱えるようにしてくれというのがそもそも裁判の内容なんだが。
そのソフトを売れば、もっと儲かると思うのだが。
Re: (スコア:1)
>そのソフトを売れば、もっと儲かると思うのだが。
「養分」として、「行動を最適化しない」で「贔屓の馬に賭ける」「なんとなく評論家のお勧めに賭ける」って非最適化層があるから
原告の彼のソフトがゲーム理論における最適解として儲けを引き出せるのではないでしょうか。
胴元がかならず儲けるように設定されているゲームで、参加している大多数が「最適化された行動」をとったら、
そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
###「宝くじ買わなきゃ当たらない」。それは真(確率40%くらいで:ただし当たったとしても収支がマイナスの場合を含む)だけど、
###より確からしいのは「宝くじ買わなきゃ損しない」(確率60%以上)。
Re: (スコア:0)
そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
馬券の売り上げは2兆円。
1億4千万儲かるソフトなら1千万くらいで売れるでしょう。
100本売れば10億の売り上げ。
この辺からビジネスモデルを考えてみればいいと思いますよ。
Re: (スコア:0)
>そこの参加者の収支は平均として負けになる=ソフトは売れない、もしくは詐欺扱いされる、ってのは想像に硬くありませんが。
>馬券の売り上げは2兆円。
>1億4千万儲かるソフトなら1千万くらいで売れるでしょう。
>100本売れば10億の売り上げ。
それは計算が違う。プログラムによって賭けの計算系が変わらないという線形の仮定に依存しすぎ。
一番簡単な非線形でも「最適化されたプログラムをひとつだけ走らせたら、1‰の利潤を掬い取れる」と読むべき。
「最適化されたプログラムを2つだけ走らせた」ら、1/2‰の利潤を掬い取れる。
以下、100個のソフトを売ったら「1/100‰の利潤を掬い取れる」と歌うべき。
これでも、100個ソフト売ったら期待値としての利潤は1%減る。
非線形系なので、比率はもっと大きくなることが期待される。
そのうち、「1億4千万儲かるソフト」っていって売り出したのに、「1億3千万儲かるソフト」にいつの間にかなっていたら、
顧客が「詐欺だ」って言い出して訴えられるリスクは大きい。明らかに面倒くさい。
Re:必ず損をするギャンブルになんの意味があるのか…… (スコア:1)
予想屋、競馬新聞、競馬必勝法の本、みんなビジネスとして成立しているわけです。
Re: (スコア:0)
> 予想屋、競馬新聞、競馬必勝法の本、みんなビジネスとして成立しているわけです。
でも、それはまた別のスキルだよね。
自分一人が儲かれば良いというのと、他人にまんべんなく勝たせること、他人に知識を得たような気にさせることっていうのは最適化すべき部分が違う。