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印欧語族であればギリシア語とかラテン語とかサンスクリットとか。昔の人が使えて、今の人が使えないはずがない。言語の変遷は退化の一方なので、「基本言語」があるとしたらむしろかなり複雑なものではないかと思う。
ネタにマジレスして申し訳ないが、残念ながら古代と現代では言語を使う環境が違い過ぎる。
互いに環境を共有している狭い世界の中なら、A:あれは?B:動きました。で情報が伝わる。AがBより上位らしいことも判る。
Cogito ergo sum 訳すると、我思う故に我あり となる。英訳だと I think, therefore I am. でも ラテン語版は、単語が三つしかない。じつは主語がない、末尾の「ある」とかbe動詞に相当する語もない、よく主語の省略が話題になる日本語でもこの場合は主語を省略すると意味が通じない、詳しくは知らないが格変化などから省略された主語を含め無理なく全体の意味が取れるのだろう。
複雑な文法や格変化や文化などを共有することで、実際の発話を短くできるのが古典語の利点だったのだと考えられる。しかし背景の違う人達同士での情報交換の比率が高く、しかも書き言葉の比率も高い現代の場合、文脈や環境には余り頼れないし非ネイティブな人達の言語学習に、複雑な文法という大きな初期投資を強いるのは普及の妨げになってしまう。
おお、ありがとうございます。つまり、動詞の格変化で、思うの主語も、在るの主語も、自動的に推測できるのですね。思う故に存在する。自分の頭の中という環境で、自分の思考の文脈で使うなら、最強な言語かも知れませんね。
"Cogito ergo sum"は6音節だが、"Je pense, donc je suis"は5音節なので、フランス語の方が語数は多くても、発音する時には長いどころか、若干、短かったりする。
そもそも、主格の人称代名詞が英語にしろフランス語にしろ、"I"、"you"、"je"、"tu"など1音節に過ぎないし、他の言語における活用も1音節分はあったりするから、単語数が多くても冗長とは言い切れない。音節単位で考えれば、語幹の前の音節が変化するのか、後ろの音節が変化するのか、両方変化するのかの違いでしかない。
> 主格の人称代名詞が英語にしろフランス語にしろ、"I"、"you"、"je"、"tu"など1音節に過ぎないし
日本語でも東北弁などでは、「あ」「わ」「な」とか1音節ですね。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
古典語を復活させよう (スコア:0)
印欧語族であればギリシア語とかラテン語とかサンスクリットとか。
昔の人が使えて、今の人が使えないはずがない。
言語の変遷は退化の一方なので、「基本言語」があるとしたらむしろかなり複雑なものではないかと思う。
Re:古典語を復活させよう (スコア:0)
ネタにマジレスして申し訳ないが、残念ながら古代と現代では言語を使う環境が違い過ぎる。
互いに環境を共有している狭い世界の中なら、
A:あれは?
B:動きました。
で情報が伝わる。AがBより上位らしいことも判る。
Cogito ergo sum 訳すると、我思う故に我あり となる。英訳だと I think, therefore I am. でも ラテン語版は、単語が三つしかない。
じつは主語がない、末尾の「ある」とかbe動詞に相当する語もない、よく主語の省略が話題になる日本語でもこの場合は主語を省略すると意味が通じない、詳しくは知らないが格変化などから省略された主語を含め無理なく全体の意味が取れるのだろう。
複雑な文法や格変化や文化などを共有することで、実際の発話を短くできるのが古典語の利点だったのだと考えられる。
しかし背景の違う人達同士での情報交換の比率が高く、しかも書き言葉の比率も高い現代の場合、文脈や環境には余り頼れないし
非ネイティブな人達の言語学習に、複雑な文法という大きな初期投資を強いるのは普及の妨げになってしまう。
Re:古典語を復活させよう (スコア:2)
Re: (スコア:0)
おお、ありがとうございます。
つまり、動詞の格変化で、思うの主語も、在るの主語も、自動的に推測できるのですね。
思う故に存在する。自分の頭の中という環境で、自分の思考の文脈で使うなら、最強な言語かも知れませんね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
"Cogito ergo sum"は6音節だが、"Je pense, donc je suis"は5音節なので、フランス語の方が語数は多くても、発音する時には長いどころか、若干、短かったりする。
そもそも、主格の人称代名詞が英語にしろフランス語にしろ、"I"、"you"、"je"、"tu"など1音節に過ぎないし、他の言語における活用も1音節分はあったりするから、単語数が多くても冗長とは言い切れない。音節単位で考えれば、語幹の前の音節が変化するのか、後ろの音節が変化するのか、両方変化するのかの違いでしかない。
Re: (スコア:0)
> 主格の人称代名詞が英語にしろフランス語にしろ、"I"、"you"、"je"、"tu"など1音節に過ぎないし
日本語でも東北弁などでは、「あ」「わ」「な」とか1音節ですね。