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詳細は以下で発表されているのでご覧あれ。
総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 長期エネルギー需給見通し小委員会 発電コスト検証ワーキンググループ(第6回 平成27年4月27日(月))|基本政策分科会について|資源エネルギー庁 [meti.go.jp]より
# せっかくの休みなのに読んでいる暇がないのでID
原発を主電力として常時稼働させ、火力を入れたり切ったりする運用を想定してるから火力のコストが増大してるんだな
火力を主電力として稼働させる想定なら異なる結果がでるだろうな
そんな運用に技術的に耐えられるかということは別にして、火力をベース電源にして、原子力をピークに合わせて出力可変させる運用を仮定した場合、電力単価は確かに火力が減り、原子力は上がります。しかし火力が減った分と比較にならないくらい原子力が上がって全体として単純に損をするので、そんな運用をする意味はまったくありません。
一般論として、原子力は安全対策と廃炉に金がかかるので、発電所の設置費用が高く、それに対して燃料は安いので発電量に比例して増える費用は安いです。火力はその反対で、発電所の設置費用が安く、燃料が高いので発電量に比例して増える費用は高くなります。横軸に発電量、縦軸に費用のグラフを描くと、原子力は切片が大きいが傾きは小さく、火力は切片が小さいが傾きが大きい、というものになります。両者の線が交わるより大きな発電量を確保できる範囲(=ベース電力)は原子力に、小さな発電量となる範囲(=ピーク電力)は火力に、それぞれ割り当てるのが、全体として最安になるというのは容易に計算できます。
問題は、本当に両者の発電量-費用グラフの線は交わるのか?原子力のコストが高くて、本当は稼働率100パーセントでも火力より高いんじゃないの? という点であり、それを計算するのに原子力をベースに設定して考えるのは電源特性として当然のことです。
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朝日新聞だけでタレこみ書くなんて馬鹿げている (スコア:1)
詳細は以下で発表されているのでご覧あれ。
総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 長期エネルギー需給見通し小委員会 発電コスト検証ワーキンググループ(第6回 平成27年4月27日(月))|基本政策分科会について|資源エネルギー庁 [meti.go.jp]より
# せっかくの休みなのに読んでいる暇がないのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
原発を主電力として常時稼働させ、
火力を入れたり切ったりする運用を想定してるから
火力のコストが増大してるんだな
火力を主電力として稼働させる想定なら
異なる結果がでるだろうな
Re:朝日新聞だけでタレこみ書くなんて馬鹿げている (スコア:3, すばらしい洞察)
そんな運用に技術的に耐えられるかということは別にして、
火力をベース電源にして、原子力をピークに合わせて出力可変させる運用を仮定した場合、
電力単価は確かに火力が減り、原子力は上がります。
しかし火力が減った分と比較にならないくらい原子力が上がって全体として単純に損をするので、
そんな運用をする意味はまったくありません。
一般論として、原子力は安全対策と廃炉に金がかかるので、発電所の設置費用が高く、
それに対して燃料は安いので発電量に比例して増える費用は安いです。
火力はその反対で、発電所の設置費用が安く、燃料が高いので発電量に比例して増える費用は高くなります。
横軸に発電量、縦軸に費用のグラフを描くと、原子力は切片が大きいが傾きは小さく、火力は切片が小さいが傾きが大きい、
というものになります。
両者の線が交わるより大きな発電量を確保できる範囲(=ベース電力)は原子力に、小さな発電量となる範囲(=ピーク電力)は火力に、
それぞれ割り当てるのが、全体として最安になるというのは容易に計算できます。
問題は、本当に両者の発電量-費用グラフの線は交わるのか?
原子力のコストが高くて、本当は稼働率100パーセントでも火力より高いんじゃないの? という点であり、
それを計算するのに原子力をベースに設定して考えるのは電源特性として当然のことです。