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日本の場合ですが、こういう場合基礎になる判決としては ときめきメモリアル メモリーカード事件 [wikipedia.org]ってのがあって、要するに
と言う経緯でした。
このケースでは、元々非公式・無償で流れていたものをメーカが認定して有償で配布して
公式がツールを出すレベルでMODの制作を公認・支援しているSkyrimは、全然別の事例ですね。
注目するのはそこでは無いですよ。少なくとも日本では、同一性保持権は公表権と関連しているので、自分で改造する分には問題になりませんし、それぞれの許可は別ものです。
ツールは改造の内容とその公表まで承認しているわけでは無いので、改造の内容によってはメーカは自在に配布を止める権利を有すると言う判例です。
その通りですね。でも、このストーリーについて注目するのはそこでは無いですよ。
著作権法ではMODにまで知的財産の権利が及ぶと認めている事は、今回の話を整理する重要な論点だと思いますけれど。少なくともメーカは他人のふんどしではなく、それは法的な裏付けのある権利だと言えるでしょう。作った人にも当然著作権は発生します。そうなると後に残るのは「イチャモン」だけになりますね。
法的には問題ないからと、信用できる/出来ないといった感情や感覚に起因する抗議を「イチャモン」と片付けるのは簡単です。けれど、「イチャモン」と片付けては商売にならないからこそ、ValveとBethesdaはskyrimのMODの有料販売サービスを終了しました。
法的に問題ないなんてのは、当然の前提条件です。今回問題になったのは、その先の部分ですね。
法的に問題がある、ない、と言う所では無く、だれにどう言う権利が認められているという話だとまず理解してください。
また、感情の問題だから感情のみで対処すべきであって、法律を持ち出して一般にだれにどう言う権利があるかと言う所は全然別の事例だという主張や、感情以外に注目するべきで無いと言う主張は到底同意できません。それでは単なる怒鳴り声のデカさコンテストではないですか。
元々のゲームであるSkyrimを作ったBethesda、MODを売るためのシステムを担当するVavle、そしてMODの制作者、steamでskyrimのMODの販売が開始された場合それぞれに収益が分配される権利があるという話は理解しています。もし、「MODを有料で販売することの是非」だけを問うならば、是でしょう。にもかかわらず、今回、なぜMODの販売が終了になったのか? これこそがストーリーの焦点では無いでしょうか。そして私は、感情や感覚が原因だと解釈しました。
感情に対して、感情では無く権利を主張する。もちろん、それもアリでしょう。感情だから感情で対処する。もちろん、これもアリでしょう。
声のデカい人が得をするのは納得できない。真っ当な仕事に対して、真っ当に報酬があるべきだ。こういう考えは良く理解できます。けれど今回のストーリーは、感情論のストーリーだと思いますよ。
感情論を感情だけで対処するのはアリなわけはありません。それでは解決も分析もできませんよね。ただただ共感するか、叩くか、どちらかしか選択するべきではないなんて立場は不毛でしか無いですよ。ましてや、あなたが一方的に感情論のストーリーであると認定した場合には、感情だけで対処すべきであるというあなたの考えが、全員に同意されなければならない等と言う事は一切ありません。さらに、あなたが法的な分析を行ってまずは権利を確定しようという試みを否定して回る意味も分からない。
正直、何かそうやって分析されると困る事でもあるのでしょうか。日本でも同人ソフトと称して売られているMOD類の存在は知っています。それらが著作権法のパッチは同一性保持権の例外にあたり、他国では合法だと言うこえが日本に流れている事を根拠にしている馬鹿な連中がいる事も知っています。もしかして、そう言い続けなければならない類いの人なのでしょうか?
それこそ感情としてはもっと問題になるのでは無いでしょうか。公式でも無く、単に同人で販売して、それで利益を得るなどと言うのは。反論できなくなったから、最後は感情論だからいいのだ、と言うのは、それこそあなたがたの利益に反するのでは無いですか。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
日本だったらどうか考えてみた (スコア:-1)
日本の場合ですが、こういう場合基礎になる判決としては
ときめきメモリアル メモリーカード事件 [wikipedia.org]ってのがあって、要するに
と言う経緯でした。
このケースでは、元々非公式・無償で流れていたものをメーカが認定して有償で配布して
Re: (スコア:0)
公式がツールを出すレベルでMODの制作を公認・支援しているSkyrimは、全然別の事例ですね。
Re: (スコア:0)
注目するのはそこでは無いですよ。
少なくとも日本では、同一性保持権は公表権と関連しているので、自分で改造する分には問題になりませんし、それぞれの許可は別ものです。
ツールは改造の内容とその公表まで承認しているわけでは無いので、改造の内容によってはメーカは自在に配布を止める権利を有すると言う判例です。
Re: (スコア:0)
その通りですね。でも、このストーリーについて注目するのはそこでは無いですよ。
Re: (スコア:0)
著作権法ではMODにまで知的財産の権利が及ぶと認めている事は、今回の話を整理する重要な論点だと思いますけれど。
少なくともメーカは他人のふんどしではなく、それは法的な裏付けのある権利だと言えるでしょう。作った人にも当然著作権は発生します。
そうなると後に残るのは「イチャモン」だけになりますね。
Re: (スコア:0)
法的には問題ないからと、信用できる/出来ないといった感情や感覚に起因する抗議を「イチャモン」と片付けるのは簡単です。
けれど、「イチャモン」と片付けては商売にならないからこそ、ValveとBethesdaはskyrimのMODの有料販売サービスを終了しました。
法的に問題ないなんてのは、当然の前提条件です。
今回問題になったのは、その先の部分ですね。
Re: (スコア:0)
法的に問題がある、ない、と言う所では無く、だれにどう言う権利が認められているという話だとまず理解してください。
また、感情の問題だから感情のみで対処すべきであって、法律を持ち出して一般にだれにどう言う権利があるかと言う所は全然別の事例だという主張や、
感情以外に注目するべきで無いと言う主張は到底同意できません。
それでは単なる怒鳴り声のデカさコンテストではないですか。
Re: (スコア:0)
元々のゲームであるSkyrimを作ったBethesda、MODを売るためのシステムを担当するVavle、そしてMODの制作者、steamでskyrimのMODの販売が開始された場合それぞれに収益が分配される権利があるという話は理解しています。もし、「MODを有料で販売することの是非」だけを問うならば、是でしょう。
にもかかわらず、今回、なぜMODの販売が終了になったのか? これこそがストーリーの焦点では無いでしょうか。そして私は、感情や感覚が原因だと解釈しました。
感情に対して、感情では無く権利を主張する。もちろん、それもアリでしょう。感情だから感情で対処する。もちろん、これもアリでしょう。
声のデカい人が得をするのは納得できない。真っ当な仕事に対して、真っ当に報酬があるべきだ。こういう考えは良く理解できます。
けれど今回のストーリーは、感情論のストーリーだと思いますよ。
Re:日本だったらどうか考えてみた (スコア:0)
感情論を感情だけで対処するのはアリなわけはありません。それでは解決も分析もできませんよね。ただただ共感するか、叩くか、どちらかしか選択するべきではないなんて立場は不毛でしか無いですよ。
ましてや、あなたが一方的に感情論のストーリーであると認定した場合には、感情だけで対処すべきであるというあなたの考えが、全員に同意されなければならない等と言う事は一切ありません。
さらに、あなたが法的な分析を行ってまずは権利を確定しようという試みを否定して回る意味も分からない。
正直、何かそうやって分析されると困る事でもあるのでしょうか。日本でも同人ソフトと称して売られているMOD類の存在は知っています。それらが著作権法のパッチは同一性保持権の例外にあたり、他国では合法だと言うこえが日本に流れている事を根拠にしている馬鹿な連中がいる事も知っています。
もしかして、そう言い続けなければならない類いの人なのでしょうか?
それこそ感情としてはもっと問題になるのでは無いでしょうか。公式でも無く、単に同人で販売して、それで利益を得るなどと言うのは。反論できなくなったから、最後は感情論だからいいのだ、と言うのは、それこそあなたがたの利益に反するのでは無いですか。