early adopterという言葉があります。これは、ジェフリー・ムーアの書いた『キャズム』という本で、新コンセプトの商品を比較的早く受け入れる(adopt)する顧客層、という意味で用いられた言葉です。訳者の川又政治氏は「アーリー・アドプター」と表記しました。
ところが、最近のベンチャー関連ニュースでは「アーリー・アダプター」という表記が多く見られます。『キャズム』の続々編にあたるムーアの著作『エスケープ・ベロシティ』でも訳者の栗原潔氏は「アーリー・アダプター」と表記しています。アダプター派の人たちは米語の発音に近づけようとしたのか
よりやっかいな事例 (スコア:1)
early adopterという言葉があります。これは、ジェフリー・ムーアの書いた『キャズム』という本で、新コンセプトの商品を比較的早く受け入れる(adopt)する顧客層、という意味で用いられた言葉です。訳者の川又政治氏は「アーリー・アドプター」と表記しました。
ところが、最近のベンチャー関連ニュースでは「アーリー・アダプター」という表記が多く見られます。『キャズム』の続々編にあたるムーアの著作『エスケープ・ベロシティ』でも訳者の栗原潔氏は「アーリー・アダプター」と表記しています。アダプター派の人たちは米語の発音に近づけようとしたのか
Re: (スコア:0)
> かなり多くの人が原語を知らないままearly adapter(初期適応者)と勘違い
私はここには同意しないです。
多くの日本人は"アーリーアダプター"という言葉を聞いたとき、adopeterとadapterの違いを連想せず"アーリーアダプター"という記法と意味を覚え、結果間違いは犯さないと思います。
"モラルハザード"という日本語がありますが、その語が輸入された後に日本語の"モラル"と"ハザード"の用法から連想されて生まれた"モラルハザード"は罪深いと思いますけど。
Re:よりやっかいな事例 (スコア:1)
の3語でググるとadapterと思い込んでしまった人たちの文章がたくさん見られますよ。(その中にはJETROのPDF資料まである。)
Re: (スコア:0)
それはearly adapter(初期適応者)の意味で使ってるのではなく、単にtypoの様に思います。
というか「初期適応者」「early adapter」をググっても、その間違いしか見つからなくて、辞書でも出てこない。
何処の用語でしょう?そもそも日本で使われていない語の様な気がします。
#「初期適応」ならあるんでそれに「者」を付けた造語っぽく、そういう勘違いは居る様だがごく一部っぽい。
Re:よりやっかいな事例 (スコア:1)
>「初期適応者」「early adapter」をググっても、その間違いしか見つからなくて、辞書でも出てこない。
そりゃそうでしょう、そんな言葉ありませんから。
「初期適応者」という言葉は、私がここにコメントを書く際に
early adapter(「初期適応者」(という意味の語と誤解したと思われる))という意味で書いたので、検索しても他の事例は出てこないと思います。