「米国が主張している「著作権侵害における実際の損害額以上の損害賠償請求」、TPPで認められる方向との報道」記事へのコメント

日本は法廷賠償金がないかわりに罰金がでかい

[akiraani (24305)]

解釈が曖昧でうやむやのうちに有罪にする代わり、非親告罪で訴える側もパテントゴロに悪用されないよう空気を読んで、業界を守る方向にしかふりかざさない。
というのが今の著作権運用の原則。

なので、罰金が世界一高いと言う話はあんまり知られていない。

いざ振りかざす時には、賠償すれば良いという話に収まらなくなってるので重い刑事罰と罰金を課すことでバランスをとっているはず。

もし、今の罰金レートをベースに法廷賠償金、さらに非親告罪化なんぞ定めようものなら、著作権ゴロ天国になる危険性がある。

その辺踏まえて問題を考えていただきたい。

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Re:

[Anonymous Coward]

著作権法違反の罰金は、米国は50万ドル(再犯なら100万ドル)、日本は300万円ですから別に高くないのでは？
逆に賠償額は日本は114条の平成15年改正で「定価×利益率×ダウンロード数」が認められるようになったから、人気サイトなら実質青天井。アメリカは法定賠償額があるからよほど大規模に何百曲もアップしない限りとんでもない額にはならない。

Re:日本は法廷賠償金がないかわりに罰金がでかい

[Anonymous Coward]

著作権侵害損害賠償請求の多くは、最終的には和解で済ませていたと思うけれど、アメリカの対個人でも、次の例のように一曲当たり約100万円、24曲で計22万2000ドルという例があります。一時、アメリカで個人への著作権侵害損害賠償請求が流行っていましたね。
http://doda.jp/guide/monoshiri/all_303.html [doda.jp]

Re:

[Anonymous Coward]

1曲3万ドルが法定上限なので、まあ温情判決ではないでしょうか。
日本では理論上は億でも兆でも自由ですからね。立証できればですが。