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AFPの記事 [afpbb.com]によると、
ナンド教授は、脳や神経系の疾患に対する治療法を開発する過程で、培養された脳を用いることにより、薬剤が精神に及ぼす影響をより簡単で倫理的な実験で調べることができるようになることを期待しているという
今は「妊娠5週の胎児に相当する」(hylom氏、生後5週と妊娠5週は全然違いますよ。NurseAngel氏のタレコミ [idle.srad.jp]が、ちゃんと「妊娠5週」と正しく書いているのに、なぜわざわざ書き換えるか)ものしかできていないが、この技術が発展して、もっと成長した脳を作れるようになったとき、そこに意識が宿る可能性はないのだろうか?そしてそれが人の手によって作られたものであっても、意識が宿った「人の脳」を実験で好き勝手することは果たして本当に倫理的に問題はないのだろうか。
ナンド博士が「薬剤が精神に及ぼす影響を」と言っているのが気になる。彼はこの研究を脳に「精神」が宿るようになるレベルまで進めるつもりではないだろうか?
もっとシンプルに、いわゆる精神疾患に関する薬剤の脳組織や神経細胞における応答性の話ですよ……
年齢というか世代によって脳機能は結構変化しているらしいですが、胎児ともなれば成人とはぜんぜん違う反応する気がして有効なデータが取れるのか疑問。ネットワークとしての機能も持ってないし持たせると倫理的問題にドンピシャ。
少数の脳細胞で直接実験したほうがよかったりしませんかねコレ。
>ナンド博士が「薬剤が精神に及ぼす影響を」と言っているのが気になる。>彼はこの研究を脳に「精神」が宿るようになるレベルまで進めるつもりではないだろうか?
アナンド、ね。原文あたらないと「精神」なのか「神経」なのか微妙なところだと思うけど、倫理性で高い壁であれば精神じゃなく「意識」じゃないかな?それはさておき。
可能なら意識が生じるところまで作ってみたい、とは思っているかもしれないが、ひとまず技術的にはちょっと気が早いですね。ハードウェア的には今は血管すら這わせられず、ソフトウェア的にも適当な外界インターフェイスが無いと複雑な情報処理系は育ちませんし。ましてやヒトとコミュニケーションできるほどの意識を宿すには、そこそこヒトを模した身体を持たねば。培養液に浮かべて野球ボールサイズまで脳を育てて電気刺激与えれば意識が宿る、くらいに簡単だったらいいんですけどね。
人とコミュニケーションをとれる段階まで行かなくとも、妊婦側の希望による人工妊娠中絶が認められなくなる時期の胎児の脳レベルまで成長させられるようになると、その時期の胎児に意識の芽生えのようなものはあるのかなど、ひとまず慎重に考える必要が出てくるのでは。
AFPの原文 [afp.com]
the grown brain will allow easier and more ethical testing of drugs' effects on the mind,as scientists seek cures for brain disease and nervous system disorders
「脳」ってナマモノが登場するとすぐに「倫理問題がほにゃらら」って気になっちゃいますが、なんだか不思議に感じます。どの段階で倫理問題が発生するんでしょう?1 その他のパーツも組み合わせて、我々と比べ遜色ない人間になった時2 みかけはともかく、言語でコミュニケーションができるようになった時3 機能的・器質的に人間と比べ遜色ない脳ができた時4 脳機能として何らかの刺激に反応、記憶ができた時5 細胞レベルで生理的な反応をしている時
他コメントにもあるけど、胎児が妊娠中絶が認められなくなるのはいつからか、という基準と同じ基準でいいんじゃないですかね。
それよりも高度なレベルの人間の脳を作ってしまったら、作るのはよくてもそれを殺したら(死なせたら)堕胎罪や殺人罪レベルとみなすのが妥当でしょう。
それよりも高度な指とか神経とか心臓とか角膜でも問題ですかね?
まあ、脳死が人の死なら、脳の生は人の生であるというのは分からなくないですが、では、脳がない胎児を育てれば臓器異色出来るのかどうか。#まあ脳が生きているのかどうか。心音?瞳孔反射?
この場合、倫理問題が発生すると誰が決められるのかという問題がさらに発生し……。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
本当に倫理的な問題は起きないのか? (スコア:5, 参考になる)
AFPの記事 [afpbb.com]によると、
ナンド教授は、脳や神経系の疾患に対する治療法を開発する過程で、培養された脳を用いることにより、
薬剤が精神に及ぼす影響をより簡単で倫理的な実験で調べることができるようになることを期待しているという
今は「妊娠5週の胎児に相当する」(hylom氏、生後5週と妊娠5週は全然違いますよ。NurseAngel氏のタレコミ [idle.srad.jp]が、
ちゃんと「妊娠5週」と正しく書いているのに、なぜわざわざ書き換えるか)
ものしかできていないが、この技術が発展して、もっと成長した脳を作れるようになったとき、
そこに意識が宿る可能性はないのだろうか?
そしてそれが人の手によって作られたものであっても、意識が宿った「人の脳」を実験で好き勝手することは
果たして本当に倫理的に問題はないのだろうか。
ナンド博士が「薬剤が精神に及ぼす影響を」と言っているのが気になる。
彼はこの研究を脳に「精神」が宿るようになるレベルまで進めるつもりではないだろうか?
Re:本当に倫理的な問題は起きないのか? (スコア:1)
もっとシンプルに、いわゆる精神疾患に関する薬剤の脳組織や神経細胞における応答性の話ですよ……
Re: (スコア:0)
年齢というか世代によって脳機能は結構変化しているらしいですが、
胎児ともなれば成人とはぜんぜん違う反応する気がして有効なデータが取れるのか疑問。
ネットワークとしての機能も持ってないし持たせると倫理的問題にドンピシャ。
少数の脳細胞で直接実験したほうがよかったりしませんかねコレ。
Re: (スコア:0)
>ナンド博士が「薬剤が精神に及ぼす影響を」と言っているのが気になる。
>彼はこの研究を脳に「精神」が宿るようになるレベルまで進めるつもりではないだろうか?
アナンド、ね。
原文あたらないと「精神」なのか「神経」なのか微妙なところだと思うけど、
倫理性で高い壁であれば精神じゃなく「意識」じゃないかな?
それはさておき。
可能なら意識が生じるところまで作ってみたい、とは思っているかもしれないが、
ひとまず技術的にはちょっと気が早いですね。
ハードウェア的には今は血管すら這わせられず、ソフトウェア的にも適当な外界インターフェイスが無いと複雑な情報処理系は育ちませんし。
ましてやヒトとコミュニケーションできるほどの意識を宿すには、そこそこヒトを模した身体を持たねば。
培養液に浮かべて野球ボールサイズまで脳を育てて電気刺激与えれば意識が宿る、くらいに簡単だったらいいんですけどね。
Re: (スコア:0)
人とコミュニケーションをとれる段階まで行かなくとも、
妊婦側の希望による人工妊娠中絶が認められなくなる時期の胎児の脳レベルまで成長させられるようになると、
その時期の胎児に意識の芽生えのようなものはあるのかなど、ひとまず慎重に考える必要が出てくるのでは。
Re: (スコア:0)
AFPの原文 [afp.com]
the grown brain will allow easier and more ethical testing of drugs' effects on the mind,
as scientists seek cures for brain disease and nervous system disorders
Re: (スコア:0)
「脳」ってナマモノが登場するとすぐに「倫理問題がほにゃらら」って気になっちゃいますが、なんだか不思議に感じます。どの段階で倫理問題が発生するんでしょう?
1 その他のパーツも組み合わせて、我々と比べ遜色ない人間になった時
2 みかけはともかく、言語でコミュニケーションができるようになった時
3 機能的・器質的に人間と比べ遜色ない脳ができた時
4 脳機能として何らかの刺激に反応、記憶ができた時
5 細胞レベルで生理的な反応をしている時
Re: (スコア:0)
他コメントにもあるけど、胎児が妊娠中絶が認められなくなるのはいつからか、という基準と同じ基準でいいんじゃないですかね。
それよりも高度なレベルの人間の脳を作ってしまったら、作るのはよくてもそれを殺したら(死なせたら)堕胎罪や殺人罪レベルとみなすのが妥当でしょう。
Re: (スコア:0)
それよりも高度な指とか神経とか心臓とか角膜でも問題ですかね?
まあ、脳死が人の死なら、脳の生は人の生であるというのは分からなくないですが、
では、脳がない胎児を育てれば臓器異色出来るのかどうか。
#まあ脳が生きているのかどうか。心音?瞳孔反射?
Re: (スコア:0)
この場合、倫理問題が発生すると誰が決められるのかという問題がさらに発生し……。