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自国の大統領を風刺したら有罪、というところが、まずは突っ込みどころじゃないかと思います。まさしく表現の自由の問題でしょ。
日本で猥褻が制限を受けるように、表現の自由に制限が加わることがあります。また日本でも多くの国でも個人や国旗などに対する侮辱罪というものが制定されています。
大統領というのは君主のいない国の国王に相当しますので、大臣の筆頭である首相より儀礼上格上に扱われることも多く、その侮辱に対してより厳しい制限の加わっている国は少なくないです。
この裁判の場合大統領側のかなり恣意的な法の運用だとは考えられますが、侮辱と認めた上で表現の自由で弁護するのは難しいです。侮辱ではなくて公的な人間に関する事実の公表だとか、意見陳述の表現であって侮辱を意図していないとか、そういった弁護が向いています。
日本の猥褻に関わる裁判でも、猥褻だと認めた上で表現の自由を求めるのではなく、芸術であって猥褻ではないと弁護するのと同様です。
映像を作った監督にお願いしてこういう弁護の言葉を引き出した弁護士は中々の知恵者ですね。
西側の民主主義の考え方では、政治権力に対する批判や風刺を制限することはあり得ないと思います。国民が自由に様々な政治的な意見を戦わせ議論することができることができなければ、民主主義が根本から崩れますから。それは、一般的な(政治権力の座にない)個人に対する侮辱とは違いますし、当然、猥褻とも違う話です。
ただし、おっしゃるとおり、西側の民主主義の考え方をとらない国は多くあり、そういった国では大統領なり国王なりの侮辱に対して制限がかかっていることもあります。トルコはそういった国のひとつだということです。
そういったトルコのような国で、西側の民主主義の考え方を貫きたいと思ったとき、戦術として、ゴラムは悪人じゃないと主張するのはありだと思います。中々の知恵者という評価もそのとおりだと思います。
が、私は日本人として、これって西側の民主主義の考え方からするとおかしいよね、と思います。中国のことを表現の自由が制限されてるといって批判したりネタにしたりする人は多くいると思うので、それと同じ発想だと言えば理解してもらえるでしょうか。
ゴシップ記事もパパラッチもイエロー・ジャーナリズムも野放しなのが、西洋の自由ですからねぇ。良心の自由だけじゃなく、悪心の自由も保証されている印象。
# ユダヤ系メディアに国が操られてた頃と比べたら、今は新興メディアが伸びている分マシですが…とか言ってみるテスト。
西側諸国は完璧だなんて言ったつもりはないし、悪いところもあるんじゃないですかね。
でも、政治権力を自由に批判できるというのは良いところだし必要だと思う。
「エルドアン大統領の写真と同じような表情・仕草をしているゴラムの画像を並べてTwitterに投稿」は、政治権力の批判なの?
ルパート・マードックに比べたら「ユダヤ系メディア」とやらの方がなんぼうかマシであったと思うがね。
# ユダヤ人がほとんどいない日本でユダヤ脅威論を振りかざす奴ってなんなの。ヒットラーの尻尾気取り?
以前Reutersの関連会社で働いていたことがあるんだが、住んでたマンションの管理人と雑談してる時にそれを言ったら、「ユダヤか。まぁユダヤ人のとこで働いてるからってあんたは悪人ってわけじゃなさそうだからまぁいいやな。」ってなことを言われたことがある。自分はReutersがユダヤ人の創業した会社だってことも知らなかったし、日本でユダヤ人に敵意を持ってる人がいるとも思ってなかったのでかなり驚いた。戦前生まれって感じの歳でもなかったし。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
表現の自由ではどうにもならない? (スコア:0)
自国の大統領を風刺したら有罪、というところが、まずは突っ込みどころじゃないかと思います。まさしく表現の自由の問題でしょ。
Re: (スコア:1)
日本で猥褻が制限を受けるように、表現の自由に制限が加わることがあります。
また日本でも多くの国でも個人や国旗などに対する侮辱罪というものが制定されています。
大統領というのは君主のいない国の国王に相当しますので、大臣の筆頭である首相より儀礼上格上に扱われることも多く、その侮辱に対してより厳しい制限の加わっている国は少なくないです。
この裁判の場合大統領側のかなり恣意的な法の運用だとは考えられますが、侮辱と認めた上で表現の自由で弁護するのは難しいです。侮辱ではなくて公的な人間に関する事実の公表だとか、意見陳述の表現であって侮辱を意図していないとか、そういった弁護が向いています。
日本の猥褻に関わる裁判でも、猥褻だと認めた上で表現の自由を求めるのではなく、芸術であって猥褻ではないと弁護するのと同様です。
映像を作った監督にお願いしてこういう弁護の言葉を引き出した弁護士は中々の知恵者ですね。
Re:表現の自由ではどうにもならない? (スコア:1)
西側の民主主義の考え方では、政治権力に対する批判や風刺を制限することはあり得ないと思います。国民が自由に様々な政治的な意見を戦わせ議論することができることができなければ、民主主義が根本から崩れますから。それは、一般的な(政治権力の座にない)個人に対する侮辱とは違いますし、当然、猥褻とも違う話です。
ただし、おっしゃるとおり、西側の民主主義の考え方をとらない国は多くあり、そういった国では大統領なり国王なりの侮辱に対して制限がかかっていることもあります。トルコはそういった国のひとつだということです。
そういったトルコのような国で、西側の民主主義の考え方を貫きたいと思ったとき、戦術として、ゴラムは悪人じゃないと主張するのはありだと思います。中々の知恵者という評価もそのとおりだと思います。
が、私は日本人として、これって西側の民主主義の考え方からするとおかしいよね、と思います。中国のことを表現の自由が制限されてるといって批判したりネタにしたりする人は多くいると思うので、それと同じ発想だと言えば理解してもらえるでしょうか。
Re: (スコア:0)
ゴシップ記事もパパラッチもイエロー・ジャーナリズムも野放しなのが、西洋の自由ですからねぇ。
良心の自由だけじゃなく、悪心の自由も保証されている印象。
# ユダヤ系メディアに国が操られてた頃と比べたら、今は新興メディアが伸びている分マシですが…とか言ってみるテスト。
Re: (スコア:0)
西側諸国は完璧だなんて言ったつもりはないし、悪いところもあるんじゃないですかね。
でも、政治権力を自由に批判できるというのは良いところだし必要だと思う。
Re: (スコア:0)
「エルドアン大統領の写真と同じような表情・仕草をしているゴラムの画像を並べてTwitterに投稿」は、
政治権力の批判なの?
Re: (スコア:0)
ルパート・マードックに比べたら「ユダヤ系メディア」とやらの方がなんぼうかマシであったと思うがね。
# ユダヤ人がほとんどいない日本でユダヤ脅威論を振りかざす奴ってなんなの。ヒットラーの尻尾気取り?
Re: (スコア:0)
以前Reutersの関連会社で働いていたことがあるんだが、
住んでたマンションの管理人と雑談してる時にそれを言ったら、
「ユダヤか。まぁユダヤ人のとこで働いてるからって
あんたは悪人ってわけじゃなさそうだからまぁいいやな。」
ってなことを言われたことがある。
自分はReutersがユダヤ人の創業した会社だってことも知らなかったし、
日本でユダヤ人に敵意を持ってる人がいるとも思ってなかったので
かなり驚いた。戦前生まれって感じの歳でもなかったし。