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今のまともな国立大学の理系専攻の博士課程の学生は15万から20万の給与型の収入があるのが普通だと思います。大体は学振、リーディング、専攻の予算、プロジェクトの予算、研究室の予算等から出されます。額面では年間200万前後で、ここから税金や保険料、学費等も捻出する必要があります。これらを払うと100万強くらい残ります。一人暮らしの場合は、住居費と生活費でほぼ全部消えますが、とりあえず生活はできます。
学費の全額免除や税制の優遇があるともっと楽になるとは思います。
なーんだ、日本の学生も金もらってんじゃん。問題っぽく見えてるのは博士学生の甘えで、問題でもなんでもないってことだね。#
それどこの国の話?数年前まで日本の旧帝大の博士課程にいたけど、年200万もらってる学生なんて数%くらいしかいなかったよ
それだとあなたの周囲の学振の採択率も数%という事ですが、これは学振全体の採択率を大幅に下回っています。あるいは、学振に応募出来ないほど研究計画が整っていないという事です。つまり、まともな大学ではありません。
ちょっと古いけど、http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/004/gijiroku/__icsF... [mext.go.jp]にまとまってるよ。学振の特別研究員は9.2%。17.5%の人がRAで平均7.5万円/月だそうです。# 私の時は学振落ちたし(涙)TA制度もなかったので、育英会とバイトで何とかした。
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyo.htm [jsps.go.jp]
学振応募者に対する採択率は25-30%あります。DC1とDC2のどちらか一方に受かる確率は50%もあります。にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。この層は研究者としてやっていく意思が無いわけで、金をくれてやる理由はありません。アメリカだって全ての大学の全ての博士課程の学生が十分な給付を受けている訳ではありません。
もちろん、意思も能力もあるが学振に落ちてしまう人もかなりいると思います。ですが、今では学振以外にも給付を得る選択肢が十分に有り、やる気のある人が真剣に取り組めばかなり高い確率で3年間の給付を得られます。
それ、指導教官の教え方に問題あるんじゃない?応募すらしてないってのは、そもそも教授から学振について説明されていない可能性が高い。「子供じゃないんだから自分で調べろ」と言われたらそれまでだけどさ。教授からまったく教えてもらわずに申請出して通るレベルじゃないでしょ(書き方とかノウハウいるでしょ?)。博士課程だったら何でも一人でやらないと成長しないって考えはもっともだとは思うけど、時には背中を押してあげてもいいとは思う。
結局は日本の現状のシステムで出してもいないのに、もらえないと嘆いている人は、> 学生の側も単に博士課程に在学するということではなく、何のために博士課程にいるのか、将来、どのように経済、社会の役に立とうとしているのかを考える存在でなければならない。という観点でマズいと言うことでしょうね。卵と鶏の話で、結局のところサポートもするし、それなりのバックを課する形になるのでリーディングみたいになるのでしょう。
ただ、周りのリーディングの学生を見ていてあれはダメだと思いました。COEも然りでリーディングの学生は結局プログラムにおんぶにだっこで向上心のかけらもなければ研究力もないです。学振との差別化のために無駄に変なプログラムを盛り込んで目に見えるイベントばかり追い求めるからいけないのですが、はっきり言って優秀な学生は当然DCを取っています。従って、DCの採用人数を増やすことは大いに結構ですが、リーディングは無駄以外の何者でもありません。
# 関係者のなのでAC
偏差値55くらいの大学で働いていますが、親コメの意見に同意ですね研究でやってく意志のある子(2割もいない)以外の背中は教授も押さないですよ逆にやる気のある子には学振も勧めるし、実際そういう子は50%に近いくらいの確率で取ってると思う
これに全く同意.
やる気も能力もない人間に金撒くような仕組みになっちゃってるんだよね…
# 結果論としては,博士の人数が多すぎるんだろうな.
そもそもそんな学生が博士課程に進学できるのなら、そこの大学の教授たちは一体何を見て入学許可を出してるの?博士課程を拡大させるのは国の制度として博士という人材を変質させようってことなのだから、学生だけ問題視するんじゃなくて、教授たちや国の姿勢を問題視すべき。そうじゃなくて国の制度変更に従うのなら、それに合わせて院生への指導も改めるべき。
教える側が「国の方針には従うけど指導方針は改めない」なんてやってたら、不幸な学生が生まれ続けるだけだよ。
といってもな、「定員を満たせ」って文科省から命令されてるからな.ダメな奴でもなんでも人数分入れないといけないのだ.教授になにか文句いっても始まらねーぞ.
# 権限を持ってない人間を叩く人が多すぎだ.日本の国立系大学は文科省が支配しているから(予算握ってるからな)、文句は文科省に言ってくれ.
教授は大学院入試の面接官でもあるし、学生を教える責任もあるんだから文句言うくらいいいでしょ。少なくとも大学内では権限持っているわけだし。おまけにそれで給料もらっているわけだし。で、問題の本質が文科省にあるのなら教授たち自身がそこに訴えればいい。社会的地位を考えたらそれくらいの力はあるでしょ。それとも自らの指導力じゃ社会的に生きていくのは難しいと思われる学生が大勢出てきたとしても、お上の言うことには逆らえません、権限はないから私には責任はありません、学生が将来どうなっても私には関係ありません、苦情は政府にどうぞとか言うわけじゃないよね?
学歴ロンダリング [nikkeibp.co.jp]って言葉があるぐらいですから・・
> 学振応募者に対する採択率は25-30%あります。ふむふむ。
> DC1とDC2のどちらか一方に受かる確率は50%もあります。なんで独立なのかわからないけど一応ふむふむ。
> にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。ふむふむ。
> この層は研究者としてやっていく意思が無いわけで、金をくれてやる理由はありません。えっ?
> アメリカだって全ての大学の全ての博士課程の学生が十分な給付を受けている訳ではありません。「全ての」大学の「全ての」博士課程に
にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。
これは、まあそうでしょう。
でもなんで
この層は研究者としてやっていく意思が無い
となるんでしょうか?
更にご自身でも
今では学振以外にも給付を得る選択肢が十分に有り、
と記述しているのに?
# 修士了、学生時代は奨学金の類は貰ってないのでAC。# 一応エレクトロニクス系の会社でR&D職やってます。
確か文部科学省の重点化計画(COEだっけか?)に選ばれた大学(専攻によるかも?)だと研究員扱いにして給与出てたんじゃなかったっけ?予算が多かった大学では給与額多くなってたんじゃないですかね?
そんなの知らなかった!って場合は・そもそも自分の大学は対象じゃなかった・たまたま実験で出張してたとか留学してたとかで連絡が来なかったor手続きに行けなかった・連絡は来てたが、なんらかの連絡ミス(うっかりや嫌がらせ含む)で当人には知らされてなかったってな感じかと。
後期課程から学振の特別研究員だったのだけれど
同じ研究室で同期3人中2人、隣の研究室で2人のうち1人だったので、数パーセントということはないと思う。授業料も全額免除されていたので、博士課程は黒字だった。
ある程度の成果があれば圧倒的に有利ではあるけれど、マイナーな学会誌の論文一報とかの人や、成果無しで研究計画だけでとってくる人も通ってたのでそれほど難しいということはない。もちろん分野ごとに成果のだしやすさは違うだろうけれど、学振は分野ごとに審査なので深刻に不利になるということもないと思う。
一方、海外の大学院生が給料もらえるっていうけど、私の知ってる分野だと特に英語圏の学生は修士までにまともな論文本数があった。そりゃ貰えるよ、、って程度に。
さすがにそれが「普通」というのは嘘だが、まあ見込みのある学生が経済的に困窮していたら、何とかする位のことはできますな。自費でできる人は自費でやってくれ。見込みのない学生には、別の道を勧めます。教員側も選別していますよ。
見込みのある学生に、貴重な時間を使わせて関係のない単純労働のバイトをさせるよりかは、給料出して研究手伝わせた方が遙かにマシだからな。いろんな意味で。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
生活はできる (スコア:0)
今のまともな国立大学の理系専攻の博士課程の学生は15万から20万の給与型の収入があるのが普通だと思います。
大体は学振、リーディング、専攻の予算、プロジェクトの予算、研究室の予算等から出されます。
額面では年間200万前後で、ここから税金や保険料、学費等も捻出する必要があります。
これらを払うと100万強くらい残ります。
一人暮らしの場合は、住居費と生活費でほぼ全部消えますが、とりあえず生活はできます。
学費の全額免除や税制の優遇があるともっと楽になるとは思います。
Re: (スコア:0)
なーんだ、日本の学生も金もらってんじゃん。問題っぽく見えてるのは博士学生の甘えで、問題でもなんでもないってことだね。
#
Re: (スコア:0)
それどこの国の話?
数年前まで日本の旧帝大の博士課程にいたけど、年200万もらってる学生なんて数%くらいしかいなかったよ
Re: (スコア:0)
それだとあなたの周囲の学振の採択率も数%という事ですが、これは学振全体の採択率を大幅に下回っています。
あるいは、学振に応募出来ないほど研究計画が整っていないという事です。
つまり、まともな大学ではありません。
Re: (スコア:0)
ちょっと古いけど、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/004/gijiroku/__icsF... [mext.go.jp]
にまとまってるよ。学振の特別研究員は9.2%。17.5%の人がRAで平均7.5万円/月だそうです。
# 私の時は学振落ちたし(涙)TA制度もなかったので、育英会とバイトで何とかした。
Re:生活はできる (スコア:3, 興味深い)
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyo.htm [jsps.go.jp]
学振応募者に対する採択率は25-30%あります。
DC1とDC2のどちらか一方に受かる確率は50%もあります。
にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。
この層は研究者としてやっていく意思が無いわけで、金をくれてやる理由はありません。
アメリカだって全ての大学の全ての博士課程の学生が十分な給付を受けている訳ではありません。
もちろん、意思も能力もあるが学振に落ちてしまう人もかなりいると思います。
ですが、今では学振以外にも給付を得る選択肢が十分に有り、やる気のある人が真剣に取り組めばかなり高い確率で3年間の給付を得られます。
Re: (スコア:0)
それ、指導教官の教え方に問題あるんじゃない?応募すらしてないってのは、そもそも教授から学振について説明されていない可能性が高い。
「子供じゃないんだから自分で調べろ」と言われたらそれまでだけどさ。教授からまったく教えてもらわずに申請出して通るレベルじゃないでしょ(書き方とかノウハウいるでしょ?)。
博士課程だったら何でも一人でやらないと成長しないって考えはもっともだとは思うけど、時には背中を押してあげてもいいとは思う。
Re: (スコア:0)
結局は日本の現状のシステムで出してもいないのに、もらえないと嘆いている人は、
> 学生の側も単に博士課程に在学するということではなく、何のために博士課程にいるのか、将来、どのように経済、社会の役に立とうとしているのかを考える存在でなければならない。
という観点でマズいと言うことでしょうね。
卵と鶏の話で、結局のところサポートもするし、それなりのバックを課する形になるのでリーディングみたいになるのでしょう。
ただ、周りのリーディングの学生を見ていてあれはダメだと思いました。COEも然りでリーディングの学生は結局プログラムにおんぶにだっこで向上心のかけらもなければ研究力もないです。
学振との差別化のために無駄に変なプログラムを盛り込んで目に見えるイベントばかり追い求めるからいけないのですが、はっきり言って優秀な学生は当然DCを取っています。
従って、DCの採用人数を増やすことは大いに結構ですが、リーディングは無駄以外の何者でもありません。
# 関係者のなのでAC
Re: (スコア:0)
偏差値55くらいの大学で働いていますが、親コメの意見に同意ですね
研究でやってく意志のある子(2割もいない)以外の背中は教授も押さないですよ
逆にやる気のある子には学振も勧めるし、実際そういう子は50%に近いくらいの確率で取ってると思う
Re: (スコア:0)
これに全く同意.
やる気も能力もない人間に金撒くような仕組みになっちゃってるんだよね…
# 結果論としては,博士の人数が多すぎるんだろうな.
Re: (スコア:0)
そもそもそんな学生が博士課程に進学できるのなら、そこの大学の教授たちは一体何を見て入学許可を出してるの?
博士課程を拡大させるのは国の制度として博士という人材を変質させようってことなのだから、学生だけ問題視するんじゃなくて、教授たちや国の姿勢を問題視すべき。
そうじゃなくて国の制度変更に従うのなら、それに合わせて院生への指導も改めるべき。
教える側が「国の方針には従うけど指導方針は改めない」なんてやってたら、不幸な学生が生まれ続けるだけだよ。
Re: (スコア:0)
といってもな、「定員を満たせ」って文科省から命令されてるからな.
ダメな奴でもなんでも人数分入れないといけないのだ.
教授になにか文句いっても始まらねーぞ.
# 権限を持ってない人間を叩く人が多すぎだ.日本の国立系大学は文科省が支配しているから(予算握ってるからな)、文句は文科省に言ってくれ.
Re: (スコア:0)
教授は大学院入試の面接官でもあるし、学生を教える責任もあるんだから文句言うくらいいいでしょ。少なくとも大学内では権限持っているわけだし。おまけにそれで給料もらっているわけだし。
で、問題の本質が文科省にあるのなら教授たち自身がそこに訴えればいい。社会的地位を考えたらそれくらいの力はあるでしょ。それとも自らの指導力じゃ社会的に生きていくのは難しいと思われる学生が大勢出てきたとしても、お上の言うことには逆らえません、権限はないから私には責任はありません、学生が将来どうなっても私には関係ありません、苦情は政府にどうぞとか言うわけじゃないよね?
Re: (スコア:0)
学歴ロンダリング [nikkeibp.co.jp]って言葉があるぐらいですから・・
Re: (スコア:0)
> 学振応募者に対する採択率は25-30%あります。
ふむふむ。
> DC1とDC2のどちらか一方に受かる確率は50%もあります。
なんで独立なのかわからないけど一応ふむふむ。
> にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。
ふむふむ。
> この層は研究者としてやっていく意思が無いわけで、金をくれてやる理由はありません。
えっ?
> アメリカだって全ての大学の全ての博士課程の学生が十分な給付を受けている訳ではありません。
「全ての」大学の「全ての」博士課程に
Re: (スコア:0)
にも関わらず博士課程の学生全体で10%弱しかないという事は、応募すらしていない層があるという事です。
これは、まあそうでしょう。
でもなんで
この層は研究者としてやっていく意思が無い
となるんでしょうか?
更にご自身でも
今では学振以外にも給付を得る選択肢が十分に有り、
と記述しているのに?
# 修士了、学生時代は奨学金の類は貰ってないのでAC。
# 一応エレクトロニクス系の会社でR&D職やってます。
Re: (スコア:0)
確か文部科学省の重点化計画(COEだっけか?)に選ばれた大学(専攻によるかも?)だと研究員扱いにして給与出てたんじゃなかったっけ?
予算が多かった大学では給与額多くなってたんじゃないですかね?
そんなの知らなかった!って場合は
・そもそも自分の大学は対象じゃなかった
・たまたま実験で出張してたとか留学してたとかで連絡が来なかったor手続きに行けなかった
・連絡は来てたが、なんらかの連絡ミス(うっかりや嫌がらせ含む)で当人には知らされてなかった
ってな感じかと。
Re: (スコア:0)
後期課程から学振の特別研究員だったのだけれど
同じ研究室で同期3人中2人、隣の研究室で2人のうち1人だったので、
数パーセントということはないと思う。授業料も全額免除されていたので、博士課程は黒字だった。
ある程度の成果があれば圧倒的に有利ではあるけれど、マイナーな学会誌の論文一報とかの人や、成果無しで研究計画だけでとってくる人も通ってたのでそれほど難しいということはない。もちろん分野ごとに成果のだしやすさは違うだろうけれど、学振は分野ごとに審査なので深刻に不利になるということもないと思う。
一方、海外の大学院生が給料もらえるっていうけど、私の知ってる分野だと特に英語圏の学生は修士までにまともな論文本数があった。そりゃ貰えるよ、、って程度に。
Re: (スコア:0)
さすがにそれが「普通」というのは嘘だが、まあ見込みのある学生が経済的に困窮していたら、何とかする位のことはできますな。
自費でできる人は自費でやってくれ。見込みのない学生には、別の道を勧めます。
教員側も選別していますよ。
見込みのある学生に、貴重な時間を使わせて関係のない単純労働のバイトをさせるよりかは、給料出して研究手伝わせた方が遙かにマシだからな。いろんな意味で。