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これは本当で、マグネシウムにしかない特性なの?>物性の偉い人
機械のエロい人ですけども分かる範囲で
振動が自然に収まるのを「減衰」と言いますが、その中で材料そのものが持つものを「材料減衰」または「材料損失」と言います。これは振動を熱エネルギーに変える働きと考えて間違いありません。そして、確かにマグネシウムは金属の中では減衰率が高い方です。
ただ、決してマグネシウムだけに見られる特性ではありません。普通の実用金属の中では、一般には鋳鉄がチャンピオンかと。だからオーディオ機器には鉄鋳物で作られたものが多くありますよね。また、材料減衰を最大にすることを狙った制振材料というものもあります。逆に真鍮や銀など減衰が小さいものは楽器などに使われていたりとか。
ただしいずれもケーブルに利用してメリットがあるとは聞いたことがありませんけども。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
「マグネシウムは振動を熱エネルギーに変換して吸収する」 (スコア:0)
これは本当で、マグネシウムにしかない特性なの?>物性の偉い人
Re:「マグネシウムは振動を熱エネルギーに変換して吸収する」 (スコア:5, 参考になる)
機械のエロい人ですけども分かる範囲で
振動が自然に収まるのを「減衰」と言いますが、その中で材料そのものが持つものを「材料減衰」または「材料損失」と言います。これは振動を熱エネルギーに変える働きと考えて間違いありません。そして、確かにマグネシウムは金属の中では減衰率が高い方です。
ただ、決してマグネシウムだけに見られる特性ではありません。普通の実用金属の中では、一般には鋳鉄がチャンピオンかと。だからオーディオ機器には鉄鋳物で作られたものが多くありますよね。また、材料減衰を最大にすることを狙った制振材料というものもあります。逆に真鍮や銀など減衰が小さいものは楽器などに使われていたりとか。
ただしいずれもケーブルに利用してメリットがあるとは聞いたことがありませんけども。