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2月6日、南大西洋に隕石が落下していた。爆発規模は原爆と同レベル」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2016年02月29日 16時33分 (#2972496)

    スペースデブリの観測網があったり、地球に接近する小惑星の観測活動があったりしたと思うんだけど、今回のこれって、落下して爆発が観測されるまで把握されていなかったん?

    • 過去に2008 TC3 [wikipedia.org]という数メートルの小天体が衝突20時間前に発見された例があるけれど、どのみち地球にかなり近づかないと発見できない大きさだから今回見過ごされたとしても仕方ないよ。

      --
      モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        仕方ないとかどうとかいう話じゃなくて、興味があっての単純な疑問です。
        見過ごされていたのならそれでもいいんですが、見過ごされていたのか把握できていたのか、まずはその事実関係を知りたいんです。
        今回の隕石の大きさがどれほどのものなのかも報じられていないですしね。
        どこかに書かれているのなら参照先でも教えていただければありがたい。

        • アバウトな話になりますが、弾道ミサイルの場合は数千キロのレンジで(捕捉できる範囲ならば)ミサイルの発射から弾道飛行、宇宙空間での弾頭部の(複数箇所への)分離→着弾までを全て補足できるようなシステムが米露が構築していて、多分中国も構築中だと思われますが、これが隕石相手となるとまだまだな訳ですよ。
          スペースデブリは相当小さなものまでレーダで捕捉できるようになりましたが、これが隕石や小惑星となると、人工衛星より少し大きな(そして、これはチェリヤビンスクの事件で証明されたように、十分大きな脅威になり得る)物を、静止衛星軌道の十倍以上の月軌道の距離で追跡出来て正確な落下範囲を算出できたとしても、地上で、避難や強制休業などの対応をできる時間は一日もないでしょう。軌道によっては数時間になるかも知れない。

          チェリヤビンスク郊外(と言えるのか?)への隕石の落下で、ロシアのウラル地帯有数の工業都市が機能不全に陥ってしまうという事態が起こるまで、隕石や小惑星が落ちてくるのが文明に対する現実的な脅威とは、どこの国の政府も本気で考えてはいなかっただろうと言うのが、実情ですからね。

          で、ロシアは重い腰を上げて?、ICBMを対隕石・小惑星迎撃に転用するプロジェクトを行う [gizmodo.jp]と、最近になって言い出した訳です。

          そんな状況ですから、今回落ちた隕石や、チェリヤビンスクに落ちた隕石よる少し大きなくらいの小惑星を捕捉できるレーダですら、ないに等しい状況なんですよ。望遠鏡となると、他のレスにもあるように、難易度はより高くなる。

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          • by Anonymous Coward

            なるほど、そういう状況なのですね。
            門外漢なので、「デブリをトラッキングしているのだから、接近する小惑星なら軒並み把握できているのだろう・・・・」ぐらいに思っていました。
            わかりやすい解説ありがとうございました。
            いやぁ、無知って怖いですね。
            少し勉強してみます。

    • by Anonymous Coward on 2016年03月01日 12時14分 (#2972803)

      ちなみにNASAの地球近傍天体プロジェクト [nasa.gov]では、地球近傍の直径1km以上の物体のうちの90%を発見する事に成功していて、現在は140m以上の物体のうちの90%を発見する事を目標として活動しているそうです。

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