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日本の研究者に聞いた事があるんだけど、先生曰く
・高速道路の長距離トラック自動運転はほぼ実用の域に達している。IC近くに設けた拠点間を結ぶ運行は投資効率さえ考えなければすぐにでも実用化は可能。・個別配送は難しい。これは自動運転の困難さとは別に、運転手が荷役も兼ねるという構造があるため。・運行拠点をIC近くに設けられないような企業や、直接顧客の工場間を結ぶような場合は、当初は人間の運転手が自動運転対応の高規格道路まで運転していって、道路に乗ったら自動運転に車を預け、その間人間は休憩、と言う運用になるだろう。
と言う前提で
長距離トラック1台1ヶ月の運転手の人件費が35万って、どんな途上国の話だよ。数字がおかしいので、もう何も信用にならない。自分の頭の中の先生がそう言ってるの?
いわゆるコストじゃなくて費用原価での計算だとそんなもんでは?
軽くググると、国交省のサイトにこんなもんが出てた。
http://www.mlit.go.jp/common/000167957.pdf [mlit.go.jp]
平成23年の調査。これによると平均32万とかもっと低いんだけど…。
読んでみたけど、数字違わないか?
12ページを見ると、運転手の平均人件費は41万/月。39ページを見ると、とトラック1台当たりの収入は4トン車で65万/月、10トン車で93万/月。39ページを見ると、営業収益率はほぼ100%付近なので、収入=コストとしてもまぁ問題なさそう。ここからすると、運転手の人件費はコストのほぼ50%になるね。
そういう推測じゃなくて直接原価が書いてある項目があるよ。P44ページから運送原価って項目があり、1台辺りの運送原価総額が、さらにその中のP46にトラック1台辺りの運転者人件費って項目があってずばり数字が書いてある。
元ACの話と微妙に数字が違うので、この統計を元にしているわけじゃないんだろうけど、レンジはほぼあってる。だから数字がおかしいから信用できないなんて事は無いと思われ。この統計でも最大最小でかなり数字に振れ幅があるし。
それから、投資効果を目算するときは、収益から出ることになる賞与などや手当などを含む人件費(P12)で計算すると過大になる(100%削減するとどこからともなく金が沸いて出るような計算になってしまう)ので、原価計算だと人件費より安くなるのがまともな計算だよ。おそらく元ACの先生はそういう思想できっちりやってんじゃないかと。
#総人件費を元にしてコスト削減効果を言ってくるソフトウエアの営業がいたら#無能か詐欺師なので覚えておくといいよ!
ほんとだ、最後まで見てませんでした。ただ、後半の話に関しては、本当にそれでいいの?収入と原価にほぼ差が無いことからも、賞与や手当の問題では無いと思うけど。
P46とP47の数字を見ると、単に人件費を原価としてカウントするときに、運転者人件費としてカウントしたか、一般管理・人件費としてカウントしたかで差が出てるように見えますが。運転者人件費は、4トン車では最低8万台ですが、さすがにこれは無理でしょう。それに対して4トン車の一般管理・人件費は最低2万、最大37万。人件費をどちらに割り当てて回答したかの差が大きそうで、運転者人件費の項目だけ見てもダメだと思う。
全体的に見ると、小さいトラックでは運転者人件費の割合が低く、一般管理・人件費が大きい。大きいトラックでは逆。とすると、運転そのものの費用と個別配送の人件費を分けてカウントしてるだけではないかな?
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
日本の研究者曰く「自動運転は職業ドライバーの敵ではなく味方」 (スコア:4, 興味深い)
日本の研究者に聞いた事があるんだけど、先生曰く
・高速道路の長距離トラック自動運転はほぼ実用の域に達している。IC近くに設けた拠点間を結ぶ運行は投資効率さえ考えなければすぐにでも実用化は可能。
・個別配送は難しい。これは自動運転の困難さとは別に、運転手が荷役も兼ねるという構造があるため。
・運行拠点をIC近くに設けられないような企業や、直接顧客の工場間を結ぶような場合は、当初は人間の運転手が自動運転対応の高規格道路まで運転していって、道路に乗ったら自動運転に車を預け、その間人間は休憩、と言う運用になるだろう。
と言う前提で
Re: (スコア:-1)
長距離トラック1台1ヶ月の運転手の人件費が35万って、どんな途上国の話だよ。
数字がおかしいので、もう何も信用にならない。
自分の頭の中の先生がそう言ってるの?
Re:日本の研究者曰く「自動運転は職業ドライバーの敵ではなく味方」 (スコア:1)
いわゆるコストじゃなくて費用原価での計算だとそんなもんでは?
軽くググると、国交省のサイトにこんなもんが出てた。
http://www.mlit.go.jp/common/000167957.pdf [mlit.go.jp]
平成23年の調査。
これによると平均32万とかもっと低いんだけど…。
Re: (スコア:0)
読んでみたけど、数字違わないか?
12ページを見ると、運転手の平均人件費は41万/月。
39ページを見ると、とトラック1台当たりの収入は4トン車で65万/月、10トン車で93万/月。
39ページを見ると、営業収益率はほぼ100%付近なので、収入=コストとしてもまぁ問題なさそう。
ここからすると、運転手の人件費はコストのほぼ50%になるね。
Re:日本の研究者曰く「自動運転は職業ドライバーの敵ではなく味方」 (スコア:1, 参考になる)
そういう推測じゃなくて直接原価が書いてある項目があるよ。
P44ページから運送原価って項目があり、1台辺りの運送原価総額が、さらにその中のP46にトラック1台辺りの運転者人件費って項目があってずばり数字が書いてある。
元ACの話と微妙に数字が違うので、この統計を元にしているわけじゃないんだろうけど、レンジはほぼあってる。だから数字がおかしいから信用できないなんて事は無いと思われ。
この統計でも最大最小でかなり数字に振れ幅があるし。
それから、投資効果を目算するときは、収益から出ることになる賞与などや手当などを含む人件費(P12)で計算すると過大になる(100%削減するとどこからともなく金が沸いて出るような計算になってしまう)ので、原価計算だと人件費より安くなるのがまともな計算だよ。おそらく元ACの先生はそういう思想できっちりやってんじゃないかと。
#総人件費を元にしてコスト削減効果を言ってくるソフトウエアの営業がいたら
#無能か詐欺師なので覚えておくといいよ!
Re: (スコア:0)
ほんとだ、最後まで見てませんでした。
ただ、後半の話に関しては、本当にそれでいいの?
収入と原価にほぼ差が無いことからも、賞与や手当の問題では無いと思うけど。
P46とP47の数字を見ると、単に人件費を原価としてカウントするときに、運転者人件費としてカウントしたか、一般管理・人件費としてカウントしたかで差が出てるように見えますが。
運転者人件費は、4トン車では最低8万台ですが、さすがにこれは無理でしょう。
それに対して4トン車の一般管理・人件費は最低2万、最大37万。
人件費をどちらに割り当てて回答したかの差が大きそうで、運転者人件費の項目だけ見てもダメだと思う。
全体的に見ると、小さいトラックでは運転者人件費の割合が低く、一般管理・人件費が大きい。
大きいトラックでは逆。
とすると、運転そのものの費用と個別配送の人件費を分けてカウントしてるだけではないかな?