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くだんの調査結果というのはプレスリリースの一番下の関連リンクにあるこれっぽいです。
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査報告書 [meti.go.jp]
で、こっちには、要約だけじゃなくてPDFで具体的な調査結果が記されている模様。個人的に興味深かったのが、国別の年収やらの元データっぽい「IT人材に関する各国比較調査報告書 [meti.go.jp]」。
グラフを見てるとはい、日本のIT産業は「人気が無い」「不満度が高い」「給与に不満」「低スキル人材の割合が
>「人気が無い」「不満度が高い」「給与に不満」「低スキル人材の割合が高い」「流動性が低い」>「スキルアップの意識が低い」「高齢化」「情報系の割合が低い」「SIerが多い」「夢が無い」という事がデータで> 給与に不満だから人気が無いし、人気が無いから高齢化が進むとか
まだ15年程ですがシステム開発部の現場に居ます。自分は個人事業主ですが、常時大体500~1000人規模の現場にいます。求められてその会社さんの面接の場に出る事もたまにありますが・・・ 上記項目に照らして個人的に特に感じる"順序"としては、
「スキルアップ意識が低く、だから低スキルの人材割
順番が逆。金を払わないからカスしか集められないだけの話。
金を払って高いスキルの人間が来ても絶対数が少ないので、案件の多い現場では結果同じ状態になるから、単になんでも金出せばいいって訳じゃない。ましていくら払えば完璧な人に出会えるかなんて、正直誰にもわからない。
だから、現実はそんな簡単じゃないでしょう。
いっそ、スキルはともかく意欲の高い人を雇って、一から育成するのはどうかなw
たとえば素人Aを2年かけてエンジニアに育てるとするその間、月20万の給料を支払うとすると、会社の経費(雇用保険その他)も含めれば諸々でだいたい月40万の経費がかかる更に教育のコストも考えれば月50万ぐらいは必要だ、つまり経費が月50万×24ヶ月で1,200万円ほどその間、素人Aの売り上げは微々たるものか、ヘタすれば0のままだろう
さて、2年経って技術者Aはある程度の仕事ができるようになったので、月100万円の売り上げを得られるようになったとする稼げるようになった以上、給料も上げないといけないから月25万円、経費こみで50万ぐらいかな
素人というが、「解凍ってなんですか? ping ってどういう意味ですか?」レベルの素人を雇っちゃう企業の方がおかしいだろ。で、なんでそんな無能を雇わなきゃならないのってなると日本の教育システムが破綻してきているという話になる。そんでもって、しっかりプログラミングを学んできた有能も、「即戦力」って言葉を信じて入ったのに実際は Excel でひたすらマクロ組むみたいなレベルの低さに嫌気が指して逃げていくか病んでいくわけだ。
「やる気がないなら辞めちまえ」というのは簡単だが、社会が全力でやる気をぶち壊してくれるんだからそりゃこうなるわな。
日本の教育システムが破綻してきているという話
正確には「日本の雇用システムの崩壊」じゃないかな
日本では従来、学校では本当に最低限のことだけを教えて、その後新卒一括採用した企業が使える人材になるまで鍛えていたいわば教育システムは社会人としての戦力を育てることを担わず、企業がそのコストを負担していたことになる
ところで欧米はというと、特に高度分野では教育がそういった社会人としての戦力になる部分を育てることを担ってはいるのだけどそのかわり、企業が(主に大学に)研究費その他を投じるという形で、そういった教育コストを間接的に負担している
ところがその「いいとこ取り」というか、終身雇用だけがぶっ壊れて、変に欧米化したせいで世の中が歪になってきてるんじゃねーの?つまり「企業は欧米式に即戦力を求めるけど教育に金は出さない」という状況が元凶で、それは教育側というより企業側の責任だと思う
それ、欧州と米国とがごちゃまぜのような欧州はめっちゃ税金高いけど学費無料が多くて、逆に米国は税金が最安(その代わり寄付が充実してる)になってる
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人生unstable -- あるハッカー
PDF見ると意外と面白い (スコア:4, 参考になる)
くだんの調査結果というのはプレスリリースの一番下の関連リンクにあるこれっぽいです。
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査報告書 [meti.go.jp]
で、こっちには、要約だけじゃなくてPDFで具体的な調査結果が記されている模様。
個人的に興味深かったのが、国別の年収やらの元データっぽい「IT人材に関する各国比較調査報告書 [meti.go.jp]」。
グラフを見てるとはい、日本のIT産業は「人気が無い」「不満度が高い」「給与に不満」「低スキル人材の割合が
確かに面白いが Re:PDF見ると意外と面白い (スコア:5, 参考になる)
>「人気が無い」「不満度が高い」「給与に不満」「低スキル人材の割合が高い」「流動性が低い」
>「スキルアップの意識が低い」「高齢化」「情報系の割合が低い」「SIerが多い」「夢が無い」という事がデータで
> 給与に不満だから人気が無いし、人気が無いから高齢化が進むとか
まだ15年程ですがシステム開発部の現場に居ます。自分は個人事業主ですが、常時大体500~1000人規模の現場にいます。
求められてその会社さんの面接の場に出る事もたまにありますが・・・ 上記項目に照らして個人的に特に感じる"順序"としては、
「スキルアップ意識が低く、だから低スキルの人材割
Re: (スコア:0)
順番が逆。金を払わないからカスしか集められないだけの話。
Re: (スコア:0)
金を払って高いスキルの人間が来ても
絶対数が少ないので、案件の多い現場では
結果同じ状態になるから、単になんでも金出せばいいって訳じゃない。
ましていくら払えば完璧な人に出会えるかなんて、
正直誰にもわからない。
だから、現実はそんな簡単じゃないでしょう。
Re: (スコア:0)
いっそ、スキルはともかく意欲の高い人を雇って、一から育成するのはどうかなw
Re: (スコア:0)
たとえば素人Aを2年かけてエンジニアに育てるとする
その間、月20万の給料を支払うとすると、会社の経費(雇用保険その他)も含めれば諸々でだいたい月40万の経費がかかる
更に教育のコストも考えれば月50万ぐらいは必要だ、つまり経費が月50万×24ヶ月で1,200万円ほど
その間、素人Aの売り上げは微々たるものか、ヘタすれば0のままだろう
さて、2年経って技術者Aはある程度の仕事ができるようになったので、月100万円の売り上げを得られるようになったとする
稼げるようになった以上、給料も上げないといけないから月25万円、経費こみで50万ぐらいかな
Re: (スコア:0)
素人というが、「解凍ってなんですか? ping ってどういう意味ですか?」レベルの素人を雇っちゃう企業の方がおかしいだろ。
で、なんでそんな無能を雇わなきゃならないのってなると日本の教育システムが破綻してきているという話になる。
そんでもって、しっかりプログラミングを学んできた有能も、「即戦力」って言葉を信じて入ったのに実際は Excel でひたすらマクロ組むみたいなレベルの低さに嫌気が指して逃げていくか病んでいくわけだ。
「やる気がないなら辞めちまえ」というのは簡単だが、社会が全力でやる気をぶち壊してくれるんだからそりゃこうなるわな。
Re:確かに面白いが Re:PDF見ると意外と面白い (スコア:1)
正確には「日本の雇用システムの崩壊」じゃないかな
日本では従来、学校では本当に最低限のことだけを教えて、その後新卒一括採用した企業が使える人材になるまで鍛えていた
いわば教育システムは社会人としての戦力を育てることを担わず、企業がそのコストを負担していたことになる
ところで欧米はというと、特に高度分野では教育がそういった社会人としての戦力になる部分を育てることを担ってはいるのだけど
そのかわり、企業が(主に大学に)研究費その他を投じるという形で、そういった教育コストを間接的に負担している
ところがその「いいとこ取り」というか、終身雇用だけがぶっ壊れて、変に欧米化したせいで世の中が歪になってきてるんじゃねーの?
つまり「企業は欧米式に即戦力を求めるけど教育に金は出さない」という状況が元凶で、それは教育側というより企業側の責任だと思う
Re: (スコア:0)
それ、欧州と米国とがごちゃまぜのような
欧州はめっちゃ税金高いけど学費無料が多くて、逆に米国は税金が最安(その代わり寄付が充実してる)になってる