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パラボラ(放物曲面)ではなく?
こういう固定型のアンテナは球面鏡を採用します。アレシボの巨大なアンテナも球面鏡。
なぜかというと、固定型なのでアンテナの向きを変えられない。しかし、球面鏡ならば、球面なのでアンテナ自体の向きは変える必要がない。向きを変えても球面なのだから同じだからね。
その代わり、アンテナ上部についている受信装置の位置を移動させます。こうすることで、受信する対象の方向を変えることができる。
球面鏡で無限遠からの信号を集束させると球面収差で1点に集まりませんが、巨大電波望遠鏡の解像度としては許容範囲でしょう。あるいは、受信装置側で工夫することもできるかもしれないですが。
つまり球面反射面の公称直径500メートルが、実効口径では大きく下回るという事かな?(#3043800参照)
受信側のアンテナをアレイにして、球面収差で焦点がずれる位置にそれぞれ配置して合成すれば、光量は維持できると思いますよ。その代わり目的外の位置の電波も得ちゃいますが。(これは原理上受信機のアンテナ1個でも同じだけど、より影響が強く出る。)
とはいえ、電波望遠鏡だとF値が小さいことが多いので収差は大きく、けっこうロスはあるかもしれないですね…。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
球面反射面? (スコア:0)
パラボラ(放物曲面)ではなく?
Re:球面反射面? (スコア:2, 参考になる)
こういう固定型のアンテナは球面鏡を採用します。
アレシボの巨大なアンテナも球面鏡。
なぜかというと、固定型なのでアンテナの向きを変えられない。
しかし、球面鏡ならば、球面なのでアンテナ自体の向きは変える必要がない。
向きを変えても球面なのだから同じだからね。
その代わり、アンテナ上部についている受信装置の位置を移動させます。
こうすることで、受信する対象の方向を変えることができる。
球面鏡で無限遠からの信号を集束させると球面収差で1点に集まりませんが、巨大電波望遠鏡の解像度としては許容範囲でしょう。
あるいは、受信装置側で工夫することもできるかもしれないですが。
Re: (スコア:0)
つまり球面反射面の公称直径500メートルが、実効口径では大きく下回るという事かな?(#3043800参照)
Re: (スコア:0)
受信側のアンテナをアレイにして、球面収差で焦点がずれる位置にそれぞれ配置して合成すれば、光量は維持できると思いますよ。
その代わり目的外の位置の電波も得ちゃいますが。(これは原理上受信機のアンテナ1個でも同じだけど、より影響が強く出る。)
とはいえ、電波望遠鏡だとF値が小さいことが多いので収差は大きく、けっこうロスはあるかもしれないですね…。