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今の異常状態が未来は普通になるなんて温暖化が指摘された話題になった当初から言われてきた事なのに、この話のどこに新味がある?
定期的に研究データを出しておかないと「最近聞かないから解決されたのかな?」とか、もっとひどいと「やはり地球温暖化は嘘だった!」とか言われるから
各国がまじめにCO2削減に取り組んでも温暖化が進行した場合でも、「まだ信心がもとい削減が足りない」と言ってればいい仕事だもんな。
各国というより余裕とやる気がある国しかできんもん
工夫レベルでどうにかなる範囲なんて限界があって、それ以上は(それこそ原発動かすとか石油燃料に依存する自動車を減らすとかの)社会的な諸々を動かす必要があるけどそれで競争力が下がったりすると、CO2上等な発展途上国に抜かれて国内の経済がダメージを受けるわけだから難しい
わが国はCO₂削減に失敗中。ドイツは経済成長とCO₂削減を両立。原発云々の言い訳は聞いてもらえないと思う。
経済成長を果たすとともに、地球温暖化をもたらす二酸化炭素(CO₂)の排出量削減に成功した国が、米国やドイツ、スイスなど21カ国に上ったとする分析結果を、米国のシンクタンク「世界資源研究所」がまとめた。経済成長とCO₂削減を同時に進めることは困難と言われてきたが、再生可能エネルギーの活用などで両立可能だと指摘している。一方、日本はCO₂排出量と、国内総生産(GDP)の両方とも増加し、21カ国には含まれなかった。世界銀行などが公表している各国の実質GDPと、産業や家庭で燃料や電気を使うことによるエネルギー起源CO₂排出量について、2000年と14年のデータを比較した。その結果、米国ではGDPが28%増える一方で、CO₂排出量を6%減らした。脱原発政策を取るドイツも、GDP16%増に対し、CO₂は12%減った。産業革命以降、世界は化石燃料を燃やしてエネルギーを生み出し、それを基に経済成長してきたが、同研究所は、CO₂を出さない再生エネや、炭素税導入などの排出削減政策の導入が一定の効果を発揮したと分析している。毎日新聞2016-04-08 [mainichi.jp]
地理的・政治的条件が大きく違うので比較しても仕方ない。
ドイツには地震も台風も滅多に来ないし、日本ほど四季の温度変化もないから構造物への被害が発生しにくい。また日本みたいに国土面積の割に平地が少なくて人口が密集するしかないわけでもないから、郊外の土地なら平地でも安定して手に入る。ましてや最悪、再生エネルギーがトラブっても周辺の国から電気を買える状況にあるドイツと、送電線などあるわけない孤立した島国の日本を比較してる意味でもナンセンス。
そのレベルの違いを無視して「ドイツでできたのに日本は~」とか言っちゃうのは、「日本もアメリカ式集約農業をやれば輸出国になるぐらい生産できる」とか「中東諸国みたいに油田掘って産油国になれば経済的に潤う」ってレベルのガバガバ理論でしかないよ。
その手の「国土特殊論」は国際会議のたびに日本政府が主張しているけど,各国政府や研究機関からは相手にされてないのが現状。
そりゃ,ドイツはドイツの,フランスはフランスの,それぞれの国に国土事情があるんだから。
ここ20年は(新興国を含めて)各国の個別事情はあるけど,その枠を超えて気候変動に対応しましょうというのが主流化している。
んで一方の中国は「これからCO2増やすよ、GDPあたりの排出量は減らすよう努力するけどね」なんて平気で言ってるわけで、結局のところバカ正直に「欧米にとって有利なルールを守ろうとしてる」日本がババを引いてるだけって話だよね、これ。
そもそも、たとえばG7だけ見たって英米仏独日伊加の中で「外国から電気を輸入できず、かつ自前で化石燃料を持ってない」というエネルギー政策で圧倒的に弱いのは日本だけなので、日本の「地理的要因を考えろ」という主張が地政学的に正しいかのレイヤーとは別に、そんな声が通るわけ無いってだけの話。政治のレイヤーでの正しさだけで話すなら「やったもの勝ち」でしかない現状なので、そもそも日本が失敗してるとかそんなの気にしても仕方が無いし、日本の失敗を失敗という必要はない。なにしろ明確なペナルティはないのだから。
敢えて日本の失敗を挙げるならCO2削減のルール作りに食い込むことができなかった。そして不利なルールを押し付けられた、外交の失敗。CO2削減云々だって所詮は外交の場で如何に自国に有利なルールを作るかの戦いの場の一つでしかない。
世界中にMade in Chinaな工業製品が溢れかえってる現代です。中国が排出しているCO2は、中国が自己中心的に一方的に排出しているというよりも、世界各国、特に先進諸国らが自分たちの代わりに排出せざるを得ない経済活動を中国に押し付けているということでもあります。
だから中国から工業製品を輸入するときには、その量に応じてCO2の排出量を加算しないとダメでしょう。
中国のCO2排出に文句が言える人は、中国の工業製品を全く使っていない人だけ。
共有地の悲劇だなぁ。
さらに気候変動のフィードバックが2次遅れ系のクソゲー状態で、対策が効いたかどうだかよく分からないという。
話がずれちゃうけど、原発がいいか温暖化がいいかと聞かれても、個人の判断能力こえるよねぇ。確率ベースのリスクとかいわれても、もっと他に気にすべき問題はあるはずなんで、http://kakuritu.gozaru.jp/sub/fl3.html [gozaru.jp]
原発政策・CO2政策で儲かる人・損する人、その金額をオープンにして、「自分以外の誰かがすごく得してる」感覚をへらしてコンセンサス取っていくしかない気がする。
中国が世界の工場だった時代は終わりかけてますよ。2047年とかだったら今とは全然違っているはずです。
裏を返せば、先進国(中国以外の国)が温暖化対策で工業生産を減らせば減らすほど、中国の工業が潤って富国強兵策が進むということでもあるんだよな…。今の中国は南沙諸島の軍事要塞を見ればわかる通り、結構軍事拡大策を取ってるから、周辺国が外交・軍事的圧力を被る事になりそうだけど…。
成果いうても、いままでも何もしてなかったでぶがちょっと運動して痩せたのと、ぎりぎりまで絞ってたボクサーが減量失敗したのをなんの考えもなしに比べても意味ないよなぁGDP/CO2排出量で計算するといいんだろうか?
日本はここ数年原発稼働率ゼロで来てるんだけど、ドイツは原発そこそこ動いてるよね。その上フランスから電力買ってるらしいやん。脱原発の度合いでいえば日本の方が遙かに進んでいるので、脱原発を進めるほどにCO2排出量が増えるという結論も導くことが出来る。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
いや前から言われてきたじゃん (スコア:0)
今の異常状態が未来は普通になるなんて温暖化が指摘された話題になった当初から言われてきた事なのに、この話のどこに新味がある?
Re: (スコア:0)
定期的に研究データを出しておかないと「最近聞かないから解決されたのかな?」とか、もっとひどいと「やはり地球温暖化は嘘だった!」とか言われるから
Re: (スコア:0)
各国がまじめにCO2削減に取り組んでも温暖化が進行した場合でも、
「まだ信心がもとい削減が足りない」と言ってればいい仕事だもんな。
Re: (スコア:0)
各国というより余裕とやる気がある国しかできんもん
工夫レベルでどうにかなる範囲なんて限界があって、それ以上は(それこそ原発動かすとか石油燃料に依存する自動車を減らすとかの)社会的な諸々を動かす必要があるけど
それで競争力が下がったりすると、CO2上等な発展途上国に抜かれて国内の経済がダメージを受けるわけだから難しい
各国が成果を出してる。日本以外は/Re:いや前から言われてきたじゃん (スコア:3, すばらしい洞察)
わが国はCO₂削減に失敗中。ドイツは経済成長とCO₂削減を両立。原発云々の言い訳は聞いてもらえないと思う。
Re:各国が成果を出してる。日本以外は/Re:いや前から言われてきたじゃん (スコア:1)
地理的・政治的条件が大きく違うので比較しても仕方ない。
ドイツには地震も台風も滅多に来ないし、日本ほど四季の温度変化もないから構造物への被害が発生しにくい。
また日本みたいに国土面積の割に平地が少なくて人口が密集するしかないわけでもないから、郊外の土地なら平地でも安定して手に入る。
ましてや最悪、再生エネルギーがトラブっても周辺の国から電気を買える状況にあるドイツと、送電線などあるわけない孤立した島国の日本を比較してる意味でもナンセンス。
そのレベルの違いを無視して「ドイツでできたのに日本は~」とか言っちゃうのは、「日本もアメリカ式集約農業をやれば輸出国になるぐらい生産できる」とか「中東諸国みたいに油田掘って産油国になれば経済的に潤う」ってレベルのガバガバ理論でしかないよ。
Re: (スコア:0)
その手の「国土特殊論」は国際会議のたびに日本政府が主張しているけど,各国政府や研究機関からは相手にされてないのが現状。
そりゃ,ドイツはドイツの,フランスはフランスの,それぞれの国に国土事情があるんだから。
ここ20年は(新興国を含めて)各国の個別事情はあるけど,その枠を超えて気候変動に対応しましょうというのが主流化している。
Re:各国が成果を出してる。日本以外は/Re:いや前から言われてきたじゃん (スコア:1)
んで一方の中国は「これからCO2増やすよ、GDPあたりの排出量は減らすよう努力するけどね」なんて平気で言ってるわけで、結局のところバカ正直に「欧米にとって有利なルールを守ろうとしてる」日本がババを引いてるだけって話だよね、これ。
そもそも、たとえばG7だけ見たって英米仏独日伊加の中で「外国から電気を輸入できず、かつ自前で化石燃料を持ってない」というエネルギー政策で圧倒的に弱いのは日本だけなので、日本の「地理的要因を考えろ」という主張が地政学的に正しいかのレイヤーとは別に、そんな声が通るわけ無いってだけの話。
政治のレイヤーでの正しさだけで話すなら「やったもの勝ち」でしかない現状なので、そもそも日本が失敗してるとかそんなの気にしても仕方が無いし、日本の失敗を失敗という必要はない。なにしろ明確なペナルティはないのだから。
Re: (スコア:0)
敢えて日本の失敗を挙げるならCO2削減のルール作りに食い込むことができなかった。そして不利なルールを押し付けられた、外交の失敗。
CO2削減云々だって所詮は外交の場で如何に自国に有利なルールを作るかの戦いの場の一つでしかない。
Re: (スコア:0)
世界中にMade in Chinaな工業製品が溢れかえってる現代です。
中国が排出しているCO2は、中国が自己中心的に一方的に排出しているというよりも、世界各国、特に先進諸国らが自分たちの代わりに排出せざるを得ない経済活動を中国に押し付けているということでもあります。
だから中国から工業製品を輸入するときには、その量に応じてCO2の排出量を加算しないとダメでしょう。
中国のCO2排出に文句が言える人は、中国の工業製品を全く使っていない人だけ。
Re: (スコア:0)
共有地の悲劇だなぁ。
さらに気候変動のフィードバックが2次遅れ系のクソゲー状態で、
対策が効いたかどうだかよく分からないという。
話がずれちゃうけど、
原発がいいか温暖化がいいかと聞かれても、
個人の判断能力こえるよねぇ。
確率ベースのリスクとかいわれても、もっと他に気にすべき問題はあるはずなんで、
http://kakuritu.gozaru.jp/sub/fl3.html [gozaru.jp]
原発政策・CO2政策で儲かる人・損する人、その金額をオープンにして、
「自分以外の誰かがすごく得してる」感覚をへらしてコンセンサス取っていくしかない気がする。
Re: (スコア:0)
中国が世界の工場だった時代は終わりかけてますよ。
2047年とかだったら今とは全然違っているはずです。
Re: (スコア:0)
裏を返せば、先進国(中国以外の国)が温暖化対策で工業生産を減らせば減らすほど、中国の工業が潤って富国強兵策が進むということでもあるんだよな…。今の中国は南沙諸島の軍事要塞を見ればわかる通り、結構軍事拡大策を取ってるから、周辺国が外交・軍事的圧力を被る事になりそうだけど…。
Re: (スコア:0)
成果いうても、いままでも何もしてなかったでぶがちょっと運動して痩せたのと、ぎりぎりまで絞ってたボクサーが減量失敗したのをなんの考えもなしに比べても意味ないよなぁ
GDP/CO2排出量で計算するといいんだろうか?
Re: (スコア:0)
日本はここ数年原発稼働率ゼロで来てるんだけど、ドイツは原発そこそこ動いてるよね。その上フランスから電力買ってるらしいやん。脱原発の度合いでいえば日本の方が遙かに進んでいるので、脱原発を進めるほどにCO2排出量が増えるという結論も導くことが出来る。