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たぶんメジャーではないと思いますが、かつてApollo Domain/OS [wikipedia.org]というOSがありました。68000で本来サポートできないはずの仮想記憶を無理矢理実現していたということで有名(?)です。
68000はバスエラーが起きたときにスタックに積まれる情報が不足しているため、一度バスエラーが起きるとプロセッサの内部状態を元に戻すことができないという欠点があって、このため仮想記憶で必要となる「ページフォルトからの復帰」が実現できませんでした(これを修正したのが68010)。Domain/OSは、この欠点を回避するためにバス上に68000を2個つないで、片方のCPUによってもう片方がバスエラーを起こさないようにフォローしつつ、ソフトウェアで仮想記憶を実現するというものすごい方法を取っていたと聞いています。
# ところで元X68000ユーザーにとっては、Human68kについて「MS-DOSとシステムコール番号が同じ夢のない構成」と言われると若干悲しいものが…。# 物は言いようですが、夢のあるハードをできるだけ生で使ってもらうために、OSはなるべく余計なことはしないようありものを活用した、とポジティブに考えたいです(笑)
68000を2個使ったシステムがあったなあと思っていたのですが,これですね!貴重な情報をありがとうございます.
なるほど,どうせハードウェアを叩く前提だからOSはできるだけ薄くという考え方もありですね→Human68k
> 片方のCPUによってもう片方がバスエラーを起こさないようにフォローしつつ
ユーザーリファレンスだったかモトローラの発行物に載ってた方法ではある。非対称で6809使っていたと記憶してますどちらが先かは知らん。アドレス演算用32ビットALUをデータ側でも使うようになる前の版
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Domain/OS (スコア:0)
たぶんメジャーではないと思いますが、かつてApollo Domain/OS [wikipedia.org]というOSがありました。68000で本来サポートできないはずの仮想記憶を無理矢理実現していたということで有名(?)です。
68000はバスエラーが起きたときにスタックに積まれる情報が不足しているため、一度バスエラーが起きるとプロセッサの内部状態を元に戻すことができないという欠点があって、このため仮想記憶で必要となる「ページフォルトからの復帰」が実現できませんでした(これを修正したのが68010)。
Domain/OSは、この欠点を回避するためにバス上に68000を2個つないで、片方のCPUによってもう片方がバスエラーを起こさないようにフォローしつつ、ソフトウェアで仮想記憶を実現するというものすごい方法を取っていたと聞いています。
# ところで元X68000ユーザーにとっては、Human68kについて「MS-DOSとシステムコール番号が同じ夢のない構成」と言われると若干悲しいものが…。
# 物は言いようですが、夢のあるハードをできるだけ生で使ってもらうために、OSはなるべく余計なことはしないようありものを活用した、とポジティブに考えたいです(笑)
Re:Domain/OS (スコア:2)
68000を2個使ったシステムがあったなあと思っていたのですが,これですね!貴重な情報をありがとうございます.
なるほど,どうせハードウェアを叩く前提だからOSはできるだけ薄くという考え方もありですね→Human68k
Re: (スコア:0)
> 片方のCPUによってもう片方がバスエラーを起こさないようにフォローしつつ
ユーザーリファレンスだったかモトローラの発行物に載ってた方法ではある。
非対称で6809使っていたと記憶してます
どちらが先かは知らん。
アドレス演算用32ビットALUをデータ側でも使うようになる前の版