「Windows 10の電卓アプリは演算子の優先順位を無視する？」記事へのコメント

[オフトピ] 普通の電卓の実装とPythonにおける演算の優先順位

[saratoga (23467)]

電卓は消費電力・チップ面積削減が最優先課題だから、たくさんメモリを持てないし、演算ユニットからアクセスできるレジスタも配線数を減らすため、オペコードとオペランドが揃ったら即座に計算結果をレジスタに書き込みたい→そもそも優先順位という概念がない。
話は変わって、ビットシフト演算子というのがある。シフトは頭のなかでは乗算なのに、Cでは、なぜか加減算の方が優先順位が高い。まぁ、これは++と--という加減算だけど、多用され、かつオペランドのフェッチもいらないマシンインストラクション由来かと無理やり納得させてきた。ところが、少しモダンなPythonでも、やっぱり加減算の方がシフト演算より優先順位が高いんだよねー。知らなかった。まぁ、いきなり変えたら混乱するけど、「アセンブラもCも知らねー、最初からPython」という人も多いんじゃなのかな。

Re:[オフトピ] 普通の電卓の実装とPythonにおける演算の優先順位

[Anonymous Coward]

++と--は単項演算子でしょ。 演算に他の値を必要としないのだから優先順位が高くて当たり前。 Cの後置演算子で適用タイミングが演算後という方が混乱しやすいと思う。 便利だからよく使ってましたけど。