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情報処理安全確保支援士に登録すると、秘密保持義務が一生付きます。期限が切れて支援士でなくなった後も付きまとうわけです。
業務上知りえた秘密を漏らしたり、盗用したりすると禁固刑もありえる刑事罰を喰らう可能性があります。
それなら義務を破らなければいいじゃないって思うかも知れませんけれど、業務で関わった会社や職場から訴えられたらヤバいです。顧客や職場、あるいは同僚と生涯にわたって良好な人間関係が保てるのなら良いですが、何かで揉めたときに意趣返し的に訴えられる恐れがあります。登録したが最後、自分の心臓や脳みそを顧客や同僚、上司に握られているようなもの。
もともと知っていた知識や情報でも、相手が秘密であったと主張すれば自分では使えなくなります。会社を辞めて転職や独立したときに、もともとの職場から刑事告訴を受ける可能性が高いでしょう。
支援士である間に携わった業務の知識は全て捨てる、そういう覚悟をもって登録しましょうってことですね。
「情報処理安全確保支援士」に登録していなくてもその可能性はありますよ。
もともと知っていた知識や情報でも、相手が秘密であったと主張すれば自分では使えなくなります。
ただし「秘密であったと主張」して相手に使わせなくするためには、事前にきちんと秘密保持契約を締結して禁止事項としておくか、不正競争防止法 [e-gov.go.jp]第2条第6項で定められている秘密管理性、有用性、非公知性という所謂「三要件」を満たした上で、相手が不正競争行為や営業秘密侵害行為を行っていることを証明する必要があります。 これはかなり高いハードルですが、逆にここまで主張されるような状況だと、「もともと知っていた」という漠然とした反論ではダメで、その情報を知る前に自分で独自に生み出した、あるいはその相手以外から入手していた、などの証拠を示さないと勝ち目はないと思います。 「情報処理安全確保支援士」に登録するメリットが薄いということ自体にはまったく異論ありませんが。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
一度登録すると一生背負うリスク (スコア:5, 興味深い)
情報処理安全確保支援士に登録すると、秘密保持義務が一生付きます。
期限が切れて支援士でなくなった後も付きまとうわけです。
業務上知りえた秘密を漏らしたり、盗用したりすると禁固刑もありえる刑事罰を喰らう可能性があります。
それなら義務を破らなければいいじゃないって思うかも知れませんけれど、業務で関わった会社や職場から訴えられたらヤバいです。
顧客や職場、あるいは同僚と生涯にわたって良好な人間関係が保てるのなら良いですが、何かで揉めたときに意趣返し的に訴えられる恐れがあります。
登録したが最後、自分の心臓や脳みそを顧客や同僚、上司に握られているようなもの。
もともと知っていた知識や情報でも、相手が秘密であったと主張すれば自分では使えなくなります。
会社を辞めて転職や独立したときに、もともとの職場から刑事告訴を受ける可能性が高いでしょう。
支援士である間に携わった業務の知識は全て捨てる、そういう覚悟をもって登録しましょうってことですね。
Re:一度登録すると一生背負うリスク (スコア:1)
「情報処理安全確保支援士」に登録していなくてもその可能性はありますよ。
ただし「秘密であったと主張」して相手に使わせなくするためには、事前にきちんと秘密保持契約を締結して禁止事項としておくか、不正競争防止法 [e-gov.go.jp]第2条第6項で定められている秘密管理性、有用性、非公知性という所謂「三要件」を満たした上で、相手が不正競争行為や営業秘密侵害行為を行っていることを証明する必要があります。
これはかなり高いハードルですが、逆にここまで主張されるような状況だと、「もともと知っていた」という漠然とした反論ではダメで、その情報を知る前に自分で独自に生み出した、あるいはその相手以外から入手していた、などの証拠を示さないと勝ち目はないと思います。
「情報処理安全確保支援士」に登録するメリットが薄いということ自体にはまったく異論ありませんが。