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これ、実現すれば歴史が変わる大発明なのに、いっこうに実用化されないのはなぜなのでしょう死ぬほど高コストなのかな?陰謀論はもう腹いっぱいなので、ほんとのところ教えて
単純に、歴史が変わるような大発明ではないからかも。元々エネルギー目的では筋がよくないので。
光のエネルギーから、炭化水素に変換するとき、光合成は理論最大効率で30%ぐらい。実際の植物で、実験室内でも一桁%程度です。人口光合成はまだまだ10%にも遠く及ばない。タレコミの効率25%は誤訳で、元より25%改善しただけですね。それに対して、太陽電池は家庭向けの市販品でも20%近く、複数波長を利用する宇宙用のものは40%を超える効率が実用化されてます。
>元々エネルギー目的では筋がよくないので。>40%を超える効率が実用化されてます。
実用化されているのと比較されるとアレですが光子1つから生成物ができる効率(量子収率)を、現在の最高値~90%、利用波長500 nm、生成物はCO、電子源は水、という条件で、エネルギー変換効率は約48%となり、太陽電池と比べ大きく見劣りはしません。(上記条件で、量子収率を100%としたときの理論的最大効率は60%弱になります)
電池と比較したメリットは、安定かつ高エネルギーな化学物質が得られるので、蓄積や輸送が非常に容易になります(石油の流れを見ればわかるでしょう)。特に、太陽や風力など変動の大きなエネルギー源での発電はいろいろ大変です。
また、直接的に炭素系化学原料として利用できるのもメリットです。石油の約20%は化学原料として使われております。他のコメントにありましたが、太陽電池のエネルギーを用いて、電気的に人工光合成反応を行うのも研究されておりますが、太陽電池の効率を超えることはできませんので、途中の損失を考えると最適解かは未だ分かりませんね。
研究が進んでいないので、太陽電池などと比べて見劣りはしますが、1手段として研究を続けるのは、それなりに意味があると思います。
そう言う仮定でいいなら、太陽電池の理論的最大効率は100%といえるのでは?その数字に何か意味があるとも思えませんが。
私も人工光合成の研究に意味はあるだろうと思います。。ただ、いっこうに実用化されないのはなぜかという質問には、現実的な話をする必要があるかと思います。
>太陽電池は家庭向けの市販品でも20%近く、残り80%がほぼ熱になってしまうのがなあ…(パネルは黒いのでほぼ全吸収)夏の冷房用途を考えると…まだ屋根に白ペンキ塗ったほうがマシじゃね?
>残り80%がほぼ熱になってしまうのがなあ…(パネルは黒いのでほぼ全吸収)それ、太陽光のエネルギーが元だろ。>夏の冷房用途を考えると…まだ屋根に白ペンキ塗ったほうがマシじゃね?屋根との間に空隙を設ければ良いだけ。なんならそこの温度が上がる事を利用して、対流を起こし換気とか出来るぞ。
#まあ太陽光の利用なら温水器が圧倒的に高効率だけど。
太陽電池置いていない屋根は熱を吸収するだけで、電気生まないし。
ほんの少し隙間作れば、太陽電池ない場合よりもはるかに涼しくなるでしょう。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
光合成 (スコア:0)
これ、実現すれば歴史が変わる大発明なのに、いっこうに実用化されないのはなぜなのでしょう
死ぬほど高コストなのかな?
陰謀論はもう腹いっぱいなので、ほんとのところ教えて
Re:光合成 (スコア:0)
単純に、歴史が変わるような大発明ではないからかも。
元々エネルギー目的では筋がよくないので。
光のエネルギーから、炭化水素に変換するとき、光合成は理論最大効率で30%ぐらい。
実際の植物で、実験室内でも一桁%程度です。人口光合成はまだまだ10%にも遠く及ばない。
タレコミの効率25%は誤訳で、元より25%改善しただけですね。
それに対して、太陽電池は家庭向けの市販品でも20%近く、複数波長を利用する宇宙用のものは40%を超える効率が実用化されてます。
Re:光合成 (スコア:1)
>元々エネルギー目的では筋がよくないので。
>40%を超える効率が実用化されてます。
実用化されているのと比較されるとアレですが
光子1つから生成物ができる効率(量子収率)を、現在の最高値~90%、利用波長500 nm、
生成物はCO、電子源は水、という条件で、
エネルギー変換効率は約48%となり、太陽電池と比べ大きく見劣りはしません。
(上記条件で、量子収率を100%としたときの理論的最大効率は60%弱になります)
電池と比較したメリットは、安定かつ高エネルギーな化学物質が得られるので、
蓄積や輸送が非常に容易になります(石油の流れを見ればわかるでしょう)。
特に、太陽や風力など変動の大きなエネルギー源での発電はいろいろ大変です。
また、直接的に炭素系化学原料として利用できるのもメリットです。
石油の約20%は化学原料として使われております。
他のコメントにありましたが、太陽電池のエネルギーを用いて、
電気的に人工光合成反応を行うのも研究されておりますが、
太陽電池の効率を超えることはできませんので、
途中の損失を考えると最適解かは未だ分かりませんね。
研究が進んでいないので、太陽電池などと比べて見劣りはしますが、
1手段として研究を続けるのは、それなりに意味があると思います。
Re: (スコア:0)
そう言う仮定でいいなら、太陽電池の理論的最大効率は100%といえるのでは?
その数字に何か意味があるとも思えませんが。
私も人工光合成の研究に意味はあるだろうと思います。。
ただ、いっこうに実用化されないのはなぜかという質問には、現実的な話をする必要があるかと思います。
Re: (スコア:0)
>太陽電池は家庭向けの市販品でも20%近く、
残り80%がほぼ熱になってしまうのがなあ…(パネルは黒いのでほぼ全吸収)
夏の冷房用途を考えると…まだ屋根に白ペンキ塗ったほうがマシじゃね?
Re: (スコア:0)
>残り80%がほぼ熱になってしまうのがなあ…(パネルは黒いのでほぼ全吸収)
それ、太陽光のエネルギーが元だろ。
>夏の冷房用途を考えると…まだ屋根に白ペンキ塗ったほうがマシじゃね?
屋根との間に空隙を設ければ良いだけ。
なんならそこの温度が上がる事を利用して、対流を起こし換気とか出来るぞ。
#まあ太陽光の利用なら温水器が圧倒的に高効率だけど。
Re: (スコア:0)
太陽電池置いていない屋根は熱を吸収するだけで、電気生まないし。
ほんの少し隙間作れば、太陽電池ない場合よりもはるかに涼しくなるでしょう。