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単純に熱機関として見た場合には, 最近の新造火力発電所がほとんど 超臨界発電 [toshiba.co.jp]になっている様に, 効率が良いのは分かっているんですけど, 地熱発電システムとした場合にはどうでしょうか?
というのも, 超臨界水のもう一つの性質として無機物を含めた物質の溶解度が非常に高いというのがあるからです. 例えば岩石の主要成分である二酸化ケイ素(シリカ)も超臨界水ではかなり容易に溶解しますし, その他の各種金属類等も溶解して
アイスランド深層掘削計画(IDDP) [iddp.is]のaboutページを見てみたところ、直接地下水でタービンを回すのではなく、熱交換器を1つ挟んでますね。タービンのような高価な部分はクローズドサイクルのようです。もともと地熱発電は硫黄分とかを含む水の影響でメンテナンスコストが高いので、そのコストを抑えるように工夫しているんでしょうね。
図が粗くてイマイチ仕組みが良く分かりませんでした。地下深くでは(掘削抗を水で満たせば)水圧で超臨界状態だとして、汲み上げるパイプ内においては、温度を保っておけば、超臨界水は普通の水よりかは比重が軽く(数分の一程度かそれ以下?)、地上に汲み上げても水圧の低下が少ない為、条件次第で超臨界状態を維持できるということなんでしょうか…それとも、ただ単純にクローズドサイクル部分が高圧で、高温の熱さえ供給できればいいのか…(図に書いてある細かな数値がつぶれて読めない…)
超臨界状態なら密度が高くて粘性が低いので熱交換は捗りそうですが…いっそ、小型化できれば熱交換器の方を沈めた方が…いや発電システムごと沈めて冷却水を送るのだ。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
実用になるのかな? (スコア:3, 参考になる)
単純に熱機関として見た場合には, 最近の新造火力発電所がほとんど 超臨界発電 [toshiba.co.jp]になっている様に, 効率が良いのは分かっているんですけど, 地熱発電システムとした場合にはどうでしょうか?
というのも, 超臨界水のもう一つの性質として無機物を含めた物質の溶解度が非常に高いというのがあるからです. 例えば岩石の主要成分である二酸化ケイ素(シリカ)も超臨界水ではかなり容易に溶解しますし, その他の各種金属類等も溶解して
Re:実用になるのかな? (スコア:2, 参考になる)
アイスランド深層掘削計画(IDDP) [iddp.is]のaboutページを見てみたところ、直接地下水でタービンを回すのではなく、熱交換器を1つ挟んでますね。タービンのような高価な部分はクローズドサイクルのようです。もともと地熱発電は硫黄分とかを含む水の影響でメンテナンスコストが高いので、そのコストを抑えるように工夫しているんでしょうね。
図が粗くてイマイチ仕組みが良く分かりませんでした。地下深くでは(掘削抗を水で満たせば)水圧で超臨界状態だとして、汲み上げるパイプ内においては、温度を保っておけば、超臨界水は普通の水よりかは比重が軽く(数分の一程度かそれ以下?)、地上に汲み上げても水圧の低下が少ない為、条件次第で超臨界状態を維持できるということなんでしょうか…それとも、ただ単純にクローズドサイクル部分が高圧で、高温の熱さえ供給できればいいのか…(図に書いてある細かな数値がつぶれて読めない…)
超臨界状態なら密度が高くて粘性が低いので熱交換は捗りそうですが…いっそ、小型化できれば熱交換器の方を沈めた方が…いや発電システムごと沈めて冷却水を送るのだ。