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IBMが、メモリ エラー比率に対する宇宙線の影響を詳しく調査しています。 その結果として、約3,200mの高度では海面に比べて10倍のソフト エラー比率を計測したことが報告されています。さらに、約15mの岩盤の洞窟でテストしたシステムでは、宇宙線が効果的に排除され、ソフトエラーは計測されませんでした。
出展 : Timothy J. Dell 『The Benefits of Chipkill-Correct ECC for PC Server Main Memory [umd.edu] (PDF)』IBM Microelectronics Division Rev. 11/19/97 HP ProLiant White Paper フォルト トレランスとスケーラビリティのためのホットプラグRAIDメモリ テクノロジー:概要 [hpe.com]
海や川にコンテナごとデータセンターを鎮める沈めるというのは宇宙線対策には理に適っているのかもしれませんね。
くっくっく直接イカ墨をお見舞いしてやるでゲソ
Ciscoの7200に刺すNPE-300ルーティングモジュールが宇宙線ソフトエラーを起こしまくって全数交換した悪夢を思い出す。もう15年以上前の問題だな。あれ以来FD-SOI化やECCやらプレーナーではそれなりに対策されてきたんだが、FinFETで復活でもしたのかな。
FinFETは宇宙線に対してとても強いそうですよ。理由の一つはFD-SOIと変わらない、完全空乏化された構造なこと。もう一つはチャネル、ウェル部分の断面積がプレーナー構造に比べて小さいので、当たる確率が低いこと。
無学を恥じるが吐露する。宇宙線による誤動作が「ソフトエラー」とは知らなかった。てっきりハードエラーだと思ってた。
恒久的な障害を起こすわけでなく、メモリ内容が化けたりする復帰可能なのでソフト エラーハード エラーは復帰不可能な物理的故障 焼けたり 砕けたり 漏れたり 劣化したりかなかなかな
基本的にはメモリ上のデータが化けたり回路が誤動作を起こすだけで半導体そのものの故障は起きない。放射線が強い環境だと回路が破損することもあるらしいがその心配が必要なのは宇宙産業くらいだろう。
そういう時は検索エンジンを使うといいらしいですよ。ソフトエラー [e-words.jp]
"software/hardware error" の略ではなく字面通りに "soft/hard error (of the devide)" と捉えるのがよろしいかと。
そういや昔、つばさという人工衛星で民生半導体部品の実験やってたなぁ。Webで実験の報告資料を見た覚えがあるけど、何処いったんだろう。バンアレン帯でのDRAMやSRAM、フラッシュ、EEPROM等のラッチアップやらビット反転についての頻度が書いてあった記憶があるのだけど…。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
1990年代には既に問題になり始めていた (スコア:5, 参考になる)
IBMが、メモリ エラー比率に対する宇宙線の影響を詳しく調査しています。
その結果として、約3,200mの高度では海面に比べて10倍のソフト エラー比率を計測したことが報告されています。
さらに、約15mの岩盤の洞窟でテストしたシステムでは、宇宙線が効果的に排除され、ソフトエラーは計測されませんでした。
出展 : Timothy J. Dell 『The Benefits of Chipkill-Correct ECC for PC Server Main Memory [umd.edu] (PDF)』IBM Microelectronics Division Rev. 11/19/97
HP ProLiant White Paper フォルト トレランスとスケーラビリティのためのホットプラグRAIDメモリ テクノロジー:概要 [hpe.com]
Re:1990年代には既に問題になり始めていた (スコア:1)
海や川にコンテナごとデータセンターを
鎮める沈めるというのは宇宙線対策には理に適っているのかもしれませんね。
Re: (スコア:0)
くっくっく
直接イカ墨をお見舞いしてやるでゲソ
Re:1990年代には既に問題になり始めていた (スコア:1)
Ciscoの7200に刺すNPE-300ルーティングモジュールが宇宙線ソフトエラーを起こしまくって全数交換した悪夢を思い出す。
もう15年以上前の問題だな。あれ以来FD-SOI化やECCやらプレーナーではそれなりに対策されてきたんだが、FinFETで復活でもしたのかな。
Re: (スコア:0)
FinFETは宇宙線に対してとても強いそうですよ。
理由の一つはFD-SOIと変わらない、完全空乏化された構造なこと。
もう一つはチャネル、ウェル部分の断面積がプレーナー構造に比べて小さいので、当たる確率が低いこと。
Re: (スコア:0)
無学を恥じるが吐露する。
宇宙線による誤動作が「ソフトエラー」とは知らなかった。
てっきりハードエラーだと思ってた。
Re:1990年代には既に問題になり始めていた (スコア:1)
恒久的な障害を起こすわけでなく、メモリ内容が化けたりする
復帰可能なのでソフト エラー
ハード エラーは復帰不可能な物理的故障 焼けたり 砕けたり 漏れたり 劣化したり
かなかなかな
Re:1990年代には既に問題になり始めていた (スコア:1)
基本的にはメモリ上のデータが化けたり回路が誤動作を起こすだけで半導体そのものの故障は起きない。
放射線が強い環境だと回路が破損することもあるらしいがその心配が必要なのは宇宙産業くらいだろう。
Re: (スコア:0)
そういう時は検索エンジンを使うといいらしいですよ。
ソフトエラー [e-words.jp]
"software/hardware error" の略ではなく字面通りに
"soft/hard error (of the devide)" と捉えるのがよろしいかと。
Re: (スコア:0)
そういや昔、つばさという人工衛星で民生半導体部品の実験やってたなぁ。Webで実験の報告資料を見た覚えがあるけど、何処いったんだろう。バンアレン帯でのDRAMやSRAM、フラッシュ、EEPROM等のラッチアップやらビット反転についての頻度が書いてあった記憶があるのだけど…。