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CPUもいいけど、俺はAPUに期待してるんだよなあ。今までのAPUマシンは性能の割に値段が安くないという印象なんだよね。システム全体の消費電力は劇的に小さい、マシンの大きさも小さい、音も静か。だけど同程度の性能のインテルマシンより高かったりする。まあ、個人の感想なので反対意見あってもいい。次に出るAPUに期待します。
Llanoを長らく使っていてAPUを乗せ換えたいのですが、どうせなら新しい設計のが欲しいので、私も次期APUを待ちわびている1人です。
LlanoはCPU(K10を4コア)+ミドルロークラスのGPU(以前使っていたRadeon HD 4650と同程度)と思えば当時はコストパフォーマンスは良かったと思ってます(CPU+GPUでTDP100Wというのも良かった。)
ただAPUの場合、どうしてもメインメモリを使う以上GPUのメモリ帯域に問題があるので(Llanoでさえメモリクロックで結構性能が変わるからメモリ帯域がボトルネックになっていると思います)GPUの性能を伸ばし難いかと思います。
HBM2でPS4みたいにメインメモリ共有の方が夢がありませんか。メモリアドレス共有だとVRAMへ転送する手間も省けるので帯域がさらに余裕出来るし。
メモリの共有自体は既にHSA構想の核であるhUMAで実現できています。もともとAPU初期からHSAを進めてバージョンアップしていき、GCN初代かGCN第2世代(APUならKaveri,Kabini(PS4のJaguarとか))あたりで一応機能的にはhUMAが完成したと思います。
LlanoではGPU側からCPU側のキャッシュを覗けるようになりましたが、まだCPU側がGPUが使用するメモリがスワップアウトしないようにメモリをピン留めしなければなりませんでした(GPU側でページフォルトが扱えない。)TrinityではGPUがページフォルトを扱えるようになってCPU側でピン留めする必要がなくなりました。KaveriではCPUからGPUキャッシュを覗けるようになりました(双方向!)…といった具合に。
ほとんどのキャッシュはライトバックだと思うので、GPUがHBMキャッシュを書き換えてもそのままでは(他がアクセスしない限り)書き戻しをしないでしょう。そしてCPUがアクセスしたいデータがHBMキャッシュ上に存在していたら、そこからデータを持ってくると思うのでGPUを使ったプログラム(グラフィックに限らず何らかのGPUを使った計算等)はHBMキャッシュの恩恵に与れると思いますよ。しかもRyzen7ではCCX同士を繋ぐInfinity Fabricですが、APUではGPU部分がこれに接続されるかも知れないので、L3キャッシュ的にアクセスできるかも知れません。
メインメモリとしてHBMの性能を上手く利用するにはHBMをメインメモリと区別した方が良いでしょうけれども、OS側の対応(メモリのデフラグ時等に使用頻度に合わせてHBMとDDR4に分ける等)が必要かと思います。また、4コアCPUならメインメモリの帯域的に現状のDDR4の2チャンネル構成で問題ないと思います。(むしろ8コアのRyzen 7には必要なんじゃないでしょうか。)
HBM搭載APUはパソコン向けにはでないと思う。単純にコストの増加とパフォーマンスの増加が釣り合わないから。まあやるならHBMをメインメモリにしてDDRなし又はHBMをメインメモリにして溢れたらDDRにページアウト,それでも溢れるならストレージにページアウトだろうな。
HBMとDDRで排他的キャッシュのメインメモリ版みたいなのも考えられますね。この先、記憶域が階層化されていくと(そのうちDRAMとNANDの間にも何か不揮発メモリが入るらしいですし)、そういう使い方も出てくるかと思います。ただ、まだコストが高いからこそそれ程たくさん積めないのでキャッシュになるのかなと思います。それに載せるであろうVegaがHBM2メモリをキャッシュとして使用する仕組みになっているので。
確かにHBM1が中々採用されないのはコストが高いからだと思います。フル帯域を出すのに4層必要で4層8chで128GBytes/secなので、例えばGPUの場合GD
1GB~2GB程度のHBMをVRAM専用に積んだAPUなら、「dGPUのパワーはいらないけどVRAM容量はほしい」用途でエントリーdGPUの1~2GB搭載カードを積んでいる層の置き換えにはなりそうだけど。
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人生unstable -- あるハッカー
新型APU来るのかー (スコア:0)
CPUもいいけど、俺はAPUに期待してるんだよなあ。
今までのAPUマシンは性能の割に値段が安くないという印象なんだよね。システム全体の消費電力は劇的に小さい、マシンの大きさも小さい、音も静か。だけど同程度の性能のインテルマシンより高かったりする。まあ、個人の感想なので反対意見あってもいい。
次に出るAPUに期待します。
Re: (スコア:0)
Llanoを長らく使っていてAPUを乗せ換えたいのですが、どうせなら新しい設計のが欲しいので、私も次期APUを待ちわびている1人です。
LlanoはCPU(K10を4コア)+ミドルロークラスのGPU(以前使っていたRadeon HD 4650と同程度)と思えば当時はコストパフォーマンスは良かったと思ってます(CPU+GPUでTDP100Wというのも良かった。)
ただAPUの場合、どうしてもメインメモリを使う以上GPUのメモリ帯域に問題があるので(Llanoでさえメモリクロックで結構性能が変わるからメモリ帯域がボトルネックになっていると思います)GPUの性能を伸ばし難いかと思います。
Re: (スコア:0)
HBM2でPS4みたいにメインメモリ共有の方が夢がありませんか。
メモリアドレス共有だとVRAMへ転送する手間も省けるので帯域がさらに余裕出来るし。
Re:新型APU来るのかー (スコア:1)
メモリの共有自体は既にHSA構想の核であるhUMAで実現できています。もともとAPU初期からHSAを進めてバージョンアップしていき、GCN初代かGCN第2世代(APUならKaveri,Kabini(PS4のJaguarとか))あたりで一応機能的にはhUMAが完成したと思います。
LlanoではGPU側からCPU側のキャッシュを覗けるようになりましたが、まだCPU側がGPUが使用するメモリがスワップアウトしないようにメモリをピン留めしなければなりませんでした(GPU側でページフォルトが扱えない。)TrinityではGPUがページフォルトを扱えるようになってCPU側でピン留めする必要がなくなりました。KaveriではCPUからGPUキャッシュを覗けるようになりました(双方向!)…といった具合に。
ほとんどのキャッシュはライトバックだと思うので、GPUがHBMキャッシュを書き換えてもそのままでは(他がアクセスしない限り)書き戻しをしないでしょう。そしてCPUがアクセスしたいデータがHBMキャッシュ上に存在していたら、そこからデータを持ってくると思うのでGPUを使ったプログラム(グラフィックに限らず何らかのGPUを使った計算等)はHBMキャッシュの恩恵に与れると思いますよ。しかもRyzen7ではCCX同士を繋ぐInfinity Fabricですが、APUではGPU部分がこれに接続されるかも知れないので、L3キャッシュ的にアクセスできるかも知れません。
メインメモリとしてHBMの性能を上手く利用するにはHBMをメインメモリと区別した方が良いでしょうけれども、OS側の対応(メモリのデフラグ時等に使用頻度に合わせてHBMとDDR4に分ける等)が必要かと思います。また、4コアCPUならメインメモリの帯域的に現状のDDR4の2チャンネル構成で問題ないと思います。(むしろ8コアのRyzen 7には必要なんじゃないでしょうか。)
Re: (スコア:0)
HBM搭載APUはパソコン向けにはでないと思う。単純にコストの増加とパフォーマンスの増加が釣り合わないから。
まあやるならHBMをメインメモリにしてDDRなし又はHBMをメインメモリにして溢れたらDDRにページアウト,それでも溢れるならストレージにページアウトだろうな。
Re: (スコア:0)
HBMとDDRで排他的キャッシュのメインメモリ版みたいなのも考えられますね。この先、記憶域が階層化されていくと(そのうちDRAMとNANDの間にも何か不揮発メモリが入るらしいですし)、そういう使い方も出てくるかと思います。ただ、まだコストが高いからこそそれ程たくさん積めないのでキャッシュになるのかなと思います。それに載せるであろうVegaがHBM2メモリをキャッシュとして使用する仕組みになっているので。
確かにHBM1が中々採用されないのはコストが高いからだと思います。フル帯域を出すのに4層必要で4層8chで128GBytes/secなので、例えばGPUの場合GD
Re: (スコア:0)
1GB~2GB程度のHBMをVRAM専用に積んだAPUなら、「dGPUのパワーはいらないけどVRAM容量はほしい」
用途でエントリーdGPUの1~2GB搭載カードを積んでいる層の置き換えにはなりそうだけど。