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どの分野でもそうなんだけど、日本の場合は企業を構成する社員達を終身雇用の丸抱えしてきたせいで、身内感覚が抜けないのが根本的な問題。
身内感覚だから、今ある資産を切り捨てるなり転換するなりしなければいけないときに、そこに紐付いている「ヒト」が足かせになって決断できないし、事態が悪化するまで決断できないから、他を切り捨ててでも保持しなければいけない人材から引き抜かれていく。引き抜かれても身内感覚だから「我が社に損になる事はやらんだろう」という甘い感覚がほんと抜けてない。
むしろ、アジアの競合企業に身内のような世話を焼いて敵を育てたせいじゃないの。シャープの佐々木氏、松下幸之助氏、サンヨーとみんなアジア企業に世話を焼いて社の後続につけを払わせてますね。あの当事の日本の電気メーカーのトップの発言を拾ってみると衰退の原因が良くわかりますよ。一方的に勝ちすぎてはいけない、業界全体の発展やアジアの産業の発展とかもう神さま気取りです。
市場があれば敵は勝手に育つ。十分な規模の市場があって非効率で人件費の高い企業がシェアを独占してるなら競合が参入してくるのは自明の理価格で勝てないから、敵に攻め込こまさせない戦略も先は見えてるよ。
競合の手を組んでやられるより、個別に仲良くして分断する戦略もあっただけで。どっちみち価格競争力がなければ時間稼ぎにしかならないのは同じこと
結局は資金力のある相手に対しては技術なんて無意味ってことでパクろうがなんだろうが、シェアを奪い取ってしまえば金で解決できてしまう。
一番の問題は敵にパクられている間は、自分は他のことに注力できるって優位性を生かせなかったこと
> むしろ、アジアの競合企業に身内のような世話を焼いて敵を育てたせいじゃないの。
自由主義経済では、人件費の安い国に生産拠点が移転するのは、遅かれ早かれ不可避でしょう。アメリカがイギリスから世界の工場の立場を奪い取り、日本がアメリカからその立場を奪いとったのと同じ話。敵が育つのは前提とした上で、その先を見据えた経営をしなければいけなかったのに、それができなかったのが敗因。日本にもまだそれなりに余力は残っているので、今以上に地位を落とさないように頑張らないといけないところなんだけど…
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
身内感覚 (スコア:1)
どの分野でもそうなんだけど、日本の場合は企業を構成する社員達を
終身雇用の丸抱えしてきたせいで、身内感覚が抜けないのが根本的な問題。
身内感覚だから、今ある資産を切り捨てるなり転換するなりしなければいけない
ときに、そこに紐付いている「ヒト」が足かせになって決断できないし、事態が
悪化するまで決断できないから、他を切り捨ててでも保持しなければいけない
人材から引き抜かれていく。
引き抜かれても身内感覚だから「我が社に損になる事はやらんだろう」という
甘い感覚がほんと抜けてない。
Re:身内感覚 (スコア:2)
むしろ、アジアの競合企業に身内のような世話を焼いて敵を育てたせいじゃないの。
シャープの佐々木氏、松下幸之助氏、サンヨーとみんなアジア企業に世話を焼いて社の後続につけを払わせてますね。あの当事の日本の電気メーカーのトップの発言を拾ってみると衰退の原因が良くわかりますよ。
一方的に勝ちすぎてはいけない、業界全体の発展やアジアの産業の発展とかもう神さま気取りです。
Re:身内感覚 (スコア:1)
市場があれば敵は勝手に育つ。
十分な規模の市場があって非効率で人件費の高い企業がシェアを独占してるなら競合が参入してくるのは自明の理
価格で勝てないから、敵に攻め込こまさせない戦略も先は見えてるよ。
競合の手を組んでやられるより、個別に仲良くして分断する戦略もあっただけで。
どっちみち価格競争力がなければ時間稼ぎにしかならないのは同じこと
結局は資金力のある相手に対しては技術なんて無意味ってことで
パクろうがなんだろうが、シェアを奪い取ってしまえば金で解決できてしまう。
一番の問題は
敵にパクられている間は、自分は他のことに注力できるって優位性を生かせなかったこと
Re: (スコア:0)
> むしろ、アジアの競合企業に身内のような世話を焼いて敵を育てたせいじゃないの。
自由主義経済では、人件費の安い国に生産拠点が移転するのは、遅かれ早かれ不可避でしょう。
アメリカがイギリスから世界の工場の立場を奪い取り、日本がアメリカからその立場を奪いとったのと同じ話。
敵が育つのは前提とした上で、その先を見据えた経営をしなければいけなかったのに、それができなかったのが敗因。
日本にもまだそれなりに余力は残っているので、今以上に地位を落とさないように頑張らないといけないところなんだけど…