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ネガティブなコメントが多いので、むしろ「今しかない」という点を。要するに、今流行りのモジュラーロケットってやつだよ。
そもそも、宇宙開発はロケットの開発であって、ミサイルの開発でもあった。しかし、冷戦期のアメリカは金を掛け過ぎてあまりも物量作戦に振り過ぎて、スマートな宇宙開発からは遠ざかってしまった。ところが、冷戦崩壊と中国の宇宙開発のおかげで、2010年代以降、ロシアが旧ソ連時代の情報を「特許」としてかなり公開するようになった。
言い換えると、西側の資金で旧ソ連のロケットを作る土台が整った。旧ソ連の宇宙船はMSXで制御する上に、やる気のない工員たちのせいで、職人技からは程遠い工作精度でエンジンが作られていた。にもかかわず、総合的には間違いなく当時のアメリカの遥かに上を行っていた。それだけ設計思想が革新的だったわけで、なまじ金をかけてしまっているアメリカにはできないことだった。
極論を言うと、NASAはまだソユーズが作れるほど宇宙船技術に習熟していない。しかし、アメリカがソユーズを作れるようになったら、宇宙技術に革命が起きる。もし、今、アメリカが旧ソ連とアメリアの技術のすり合わせを行わなかったら、消去法でその役目は中国が果たすことになる。そうなったら、安全保障上の大問題になる。
レーガンの言ってたスターウォーズ計画は、構想としてはまだ古びてない。数千発の核兵器を積んだ弾道ロケットが、迎撃ミサイルをレーザーで撃ち落としながら「核の絨毯爆撃」を行う兵器は、そう遠くない将来に実現される。もし、ロシアにまともな経済力があれば、既にそうなってただろう。相互確証破壊体制は新技術で崩れうる。
ただ、核そのものと違って、ロケットは民間転用できることが唯一の救いなわけだ。ツァーリボンバーを乗せるために開発されたユニバーサルロケットシリーズのUR-500は、お金が無かったせいで民間転用されて、今はプロトンロケットと呼ばれている。
つ『ちゃんちゃらおかしい』
> 職人技からは程遠い工作精度でエンジンが作られていた。ロシアのロケットって計算機支援は弱いが冶金技術は高くて、特にエンジンの製造技術は高く評価されてたはずだが。最低でも、製造したが使ってなかった古い在庫品にも関わらず買い手が付くくらいには。
> NASAはまだソユーズが作れるほど宇宙船技術に習熟していない。「旧ソ連は工作技術が低く設計だけ」+「西側の資金で旧ソ連のロケットを作る土台が整った」→「NASA(西側)は旧ソ連のロケットを作れない」言ってることが真逆じゃねーか。
言ってることがそこかしこでおかしくて意味が分からんぞ。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
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ネガティブなコメントが多いので、むしろ「今しかない」という点を。要するに、今流行りのモジュラーロケットってやつだよ。
そもそも、宇宙開発はロケットの開発であって、ミサイルの開発でもあった。しかし、冷戦期のアメリカは金を掛け過ぎてあまりも物量作戦に振り過ぎて、スマートな宇宙開発からは遠ざかってしまった。ところが、冷戦崩壊と中国の宇宙開発のおかげで、2010年代以降、ロシアが旧ソ連時代の情報を「特許」としてかなり公開するようになった。
言い換えると、西側の資金で旧ソ連のロケットを作る土台が整った。旧ソ連の宇宙船はMSXで制御する上に、やる気のない工員たちのせいで、職人技からは程遠い工作精度でエンジンが作られていた。にもかかわず、総合的には間違いなく当時のアメリカの遥かに上を行っていた。それだけ設計思想が革新的だったわけで、なまじ金をかけてしまっているアメリカにはできないことだった。
極論を言うと、NASAはまだソユーズが作れるほど宇宙船技術に習熟していない。しかし、アメリカがソユーズを作れるようになったら、宇宙技術に革命が起きる。もし、今、アメリカが旧ソ連とアメリアの技術のすり合わせを行わなかったら、消去法でその役目は中国が果たすことになる。そうなったら、安全保障上の大問題になる。
レーガンの言ってたスターウォーズ計画は、構想としてはまだ古びてない。数千発の核兵器を積んだ弾道ロケットが、迎撃ミサイルをレーザーで撃ち落としながら「核の絨毯爆撃」を行う兵器は、そう遠くない将来に実現される。もし、ロシアにまともな経済力があれば、既にそうなってただろう。相互確証破壊体制は新技術で崩れうる。
ただ、核そのものと違って、ロケットは民間転用できることが唯一の救いなわけだ。ツァーリボンバーを乗せるために開発されたユニバーサルロケットシリーズのUR-500は、お金が無かったせいで民間転用されて、今はプロトンロケットと呼ばれている。
Re: (スコア:0)
つ『ちゃんちゃらおかしい』
Re: (スコア:0)
> 職人技からは程遠い工作精度でエンジンが作られていた。
ロシアのロケットって計算機支援は弱いが冶金技術は高くて、特にエンジンの製造技術は高く評価されてたはずだが。
最低でも、製造したが使ってなかった古い在庫品にも関わらず買い手が付くくらいには。
> NASAはまだソユーズが作れるほど宇宙船技術に習熟していない。
「旧ソ連は工作技術が低く設計だけ」+「西側の資金で旧ソ連のロケットを作る土台が整った」→「NASA(西側)は旧ソ連のロケットを作れない」
言ってることが真逆じゃねーか。
言ってることがそこかしこでおかしくて意味が分からんぞ。