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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
そういえば。。 (スコア:2, 参考になる)
むかしは科学朝日とサイエンス読んでたけどなぁ。
(図書館とかでだけど)
ディスカバリーチャンネルでニュートンのCMやってるけど、
売れてなさそうだなぁとか思ってました。
webで情報ががんがん得られるからもうおなかいっぱい、なのかな。
科学雑誌に限らない傾向だとおもうけど。
Re:そういえば。。 (スコア:1, すばらしい洞察)
>科学雑誌に限らない傾向だとおもうけど。
豊富な図版と豪華な執筆者を競っていた時期もありましたね。でも今ではかなりの部分がWebで間に合ってしまうというのが大きいかもしれません。特に宇宙関係の写真など、新聞で見てこれはというものは殆どNASA/NASDA/ESA等でオリジナル(により近いもの)が直接入手できるわけですし。Scientific AmericanやNatureもWebで(少し待てば)みられるようになっています。
ところで、ピークとくらべて減ったといっても、そもそもテレビや週刊誌的な表面上の興味を惹くだけの本が廃れたり、そういう読者が読まなくなったという面はあるでしょう。本格的な科学誌のほかに、入門や啓蒙をメインにした広い読者層を狙ったものは必要だと思うのですが、ブームにのって手を広げすぎて質を下げ、自滅したなんてことはないでしょうか。幾つかの雑誌は最後のころは疑似科学モノの記事を結構のせていたような気がしますし。
結局、地味でもじっくり読ませる記事を継続的に出し続けて固定客を使うしかないんじゃないかと思います。
#天文雑誌だけはなんだか盛っているようにみえるのは何故でしょう?
天文 (スコア:2, 興味深い)
自分できれいな写真が撮れるかもしれない。
きれいな星を見れば、興味がわくのが人間というもの。
というあたりではないでしょうか。
素人が高層大気の組成変化グラフを見せられても、「ふーん」にしかならないけれど
ボイジャーの木星表面の連続写真を見せられると、「あの色はなんだろう」と思うでしょう。
NASAが、ハッブルで時々プロ向きでない写真を撮って発表するのも正しい行為だと思います。
もともと日本人には科学技術への御利益に対する期待はあっても、科学する心はあまり無いと思います。
神様に世界の真理を求めるか、商売繁盛を願うか、という違いがあるように思います。
その科学技術ですら、むかし国会議員有志が「日本の科学技術振興連盟」を作ったら、そのメンバーが全員落選したという実話もありますし。
特に「特許、特許」と理学部にも強要する文部科学省に、「科学者が悪い」とは言われたくないです。
その上に、これだけライトを照らして、星が見えなくなっちゃうとね、、、
天文も盛り上がって見えるのは「年をとって経済力をもったおじさんが高額な機材購入に走る」からであって、若者世代はスカスカです。
見えなくなった夜空の星より、ライトアップしまくりーの百万ドルの地上の星のほうが、興味をひきますよね。
Re:天文 (スコア:1)
>ボイジャーの木星表面の連続写真を見せられると
あのころ次々と送られてくる写真をワクワクしながら見ていました。特に印象に残ったもののひとつに衛星カリストの写真がありました。このガリレオの撮った写真 [nasa.gov]より美しいと思ったんですが(まあ、False Colorなのでしょう)。
しかし、実生活の役に立たないというようなコメントを読むにつけ、それこそ実利に縁が無い天文を扱うメディアが、機材の購買者層の援護があるとはいえ そこそこ残っているというのは、やはり興味深いです。
#いいことなんで、何かヒントにならないかな、と。
Re:天文 (スコア:0)
天文以外の科学は、文化の域に達していないのでしょう。
Re:天文 (スコア:0)
「望遠鏡は国を守る事に役立たないけれど、この国を 守る価値のある国にする物である」とも。
アメリカだとノブレスオブリージ的なお金持ちがいて、天文台に個人の名前がついていたりし
Re:そういえば。。 (スコア:1)
> 売れてなさそうだなぁとか思ってました。
あのCM見ますけど、「リアルなスーパーイラストと写真で構成された…」というくだりが、どうも、「ああ、CGで構成するお金と余裕はないんだな」と、言い訳がましく聞こえてしまいます。
もちろんリアルなイラストに意味があることもわかるのですが、「科学雑誌」ですからねぇ。手作りばかり追い求められても、とは思います。もちろん手書き、手作りの良さを否定しているわけではありませんが。
# 過去読者ですけどID
Re:そういえば。。 (スコア:1)
大雑把ですが、ニュートン謹製(笑)で手書きと分かるイラストが多かったのは90年代までのような気がします。恐らく手書きから起こしたように見えるものや、2D/3D混合のもの、あるいは単なる3DCGなど、少なくともデジタル処理を用いた画像が現在では主流になっているように見えます。
無論、今でも手書きのイラストだと分かるものもけっこうありますが、実感として以前に比べるとずい分減りました。(動物の想像図など、CGより手書きのほうが味の出るものにしぼられてきているようにも感じます。)
ま、CGといっても世間一般の期待しそうな「フォトリアル」なものではないですが。
Re:そういえば。。 (スコア:0)
Re:そういえば。。 (スコア:1)
同感です。一見してすげえや、と思わせる効果はあるのですけどね。
以前書きましたが、日経サイエンス/Scientific Americanのイラストは線画だったり、2色しかなかったりしますが、分かりやすさの点では必要十分でかつ美しいものが多かったと思います(最近は読んでないのでどうかしりませんが)。