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技術的にはできるけどだれもやってない。技術以外に問題があるんでしょう。本気ならそれを分析すればいいね。
CPUはコンピュータの中枢を為すものであるがゆえに、それこそ膨大な数の特許が存在しています。1990年代以降になって認められるようになったソフトウェア特許よりも、CPUまわりの特許はずっと古い歴史を持ちますので、「オープンプロセッサ」の作成は言わば地雷原を歩かされているような状態になってしまいます。お金の力があれば解決(回避)の余地がありますが、最終的に成果物を独占できるものではなく、公開することを前提にする以上、そう簡単にお金が出てくるようなこともないでしょう。
ソフトウェアはそれを動かす環境さえ用意できてしまえば、それをコピーするだけの話です。プロセッサの場合はハードウェアである以上、動くモノ(製品)を作るのに量産設備が必要になります。また、一般的な機械などと同じで、大量に生産すればするほど1つあたりの単価が下がるものでもありますので、「できる限り間違いのない設計書を元にして、できる限り大量に作る」ことが必要になります。これって前者はソフトウェアで一般化してしまった、「バグがあったら後からアップデートを配信すればいいや」とは思いっきり反対の話になりますし、後者は「余ったらどうするの?バグがあったら全廃棄?設計書の問題なのか量産の問題なのかは誰がどうやって判断するの?」というリスクそのものになっています。
とりあえず特許は、20年まえのCPUと同じ技術を使えば大丈夫。(20年以上なら歴史の長さなど関係ないですよ…)20年たった特許広報ってのは宝の山だよ。とはいえ、ソフトを公開するときに、本当にソフトウェア特許を気にしてる?CPUの論理を公開してもそれと同じくらいのリスクしかないよ。
量産の問題はFPGAでいいじゃん。
だから理由は他にあるんじゃないかなあ。単におもしろくないとか。
プロセッサ単体が出来上がってもしょうがないでしょうに。マザーボードは誰かが作ってくれるんですか?ビデオはどうするんですか?コンポジットの黄色い端子?
20年前には戻れないよ。
動かすことが目的の個人の趣味レベルの話なのか、何か実用的な機器のCPUをリーズナブルなコストで置き換えるのが目的なのか。
前者だったら、古典的な設計で適当に作って論理合成してFPGAに焼いてで、あれは楽しい。大学時分の学生実験でやっただけだけど、日曜プログラマを楽しめる人には良い趣味に出来ると思う。あれこれより高度な設計を試して、先週より速いプロセッサを作ってやるぞー、とか。
ただ、わざわざ話題にするぐらいなんだから、このストーリーは後者の方の話だと思うし、それだとそんなふんわりとした特許の扱いじゃ無理。
いまさら20年前のCPUなんて作ったところで誰が使うんですかね
20年まえだと1998年だよね。Pentium IIの時代。
キャッシュもパイプライン処理もスーパースカラーもある時代だから、この時代までの特許で実装しても使い物になるCPUができると思うけどね。
この時代の特許では心もとないものといえば、SMT、マルチコア、仮想化ぐらいか。でもPCにはなくても、IBMなどのメインフレームでは仮想化はあった気がするから、特許的には大丈夫かも。
特許というのは、「技術要件を知らなければセーフ」というものじゃない。当然の帰結と思って実装したものでも、既存の特許でカバーされていればだめ。だから仮にPIIから派生しても、モダンなプロセッサに仕立てればやはりだめ。
趣旨については同意だが本当に当然の帰結なら無効審判すればいい
未来の人間の「当然」と発明当時の人間の「当然」が違うのは難しい点だが
そういう、車輪の再発明を防止するのが特許の主旨でしょうが。勝手に再発明していて主旨を否定してうまくいくと思ってるなら頭おかしい
頭おかしいという前にコメントの流れをもう一度確認したらどうですか?
車輪の再発明を防止するのが特許の主旨という考え方があってもいいと思いますが議論の前提にできるほど共通認識ではないと思います。
それに少なくともJonathan Corbet氏にとってはオープンであることに付加価値があるようなので車輪の再発明という言葉自体が適切ではありません。
コメントの流れ見ても無理だろ、としか思えないけど・・・。コメントの中で、特許に抵触しちゃっても大丈夫っていう明確な根拠はどこかにあった?オープンであることの付加価値なんて特許にまるで、何一つ関係ないでしょ。オープンは万能の言葉じゃないぞ。それが通用するなら、オープンソースのソフトウェアが特許で苦しむケースは皆無のはずだがな。
バグがあったらマイクロコード配ればいいや。
まぁ、特許問題は大きいといえば大きいけど、IntelだってFabの稼働率気にしてるんだし、Intelも抱き込んでしまって、一緒に開発っていうモデルを作れば、その辺はうまく回るかもしれない・・・。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
技術的にはできるけどだれもやってない (スコア:0)
技術的にはできるけどだれもやってない。
技術以外に問題があるんでしょう。
本気ならそれを分析すればいいね。
Re:技術的にはできるけどだれもやってない (スコア:1)
CPUはコンピュータの中枢を為すものであるがゆえに、それこそ膨大な数の特許が存在しています。1990年代以降になって認められるようになったソフトウェア特許よりも、CPUまわりの特許はずっと古い歴史を持ちますので、「オープンプロセッサ」の作成は言わば地雷原を歩かされているような状態になってしまいます。お金の力があれば解決(回避)の余地がありますが、最終的に成果物を独占できるものではなく、公開することを前提にする以上、そう簡単にお金が出てくるようなこともないでしょう。
ソフトウェアはそれを動かす環境さえ用意できてしまえば、それをコピーするだけの話です。プロセッサの場合はハードウェアである以上、動くモノ(製品)を作るのに量産設備が必要になります。また、一般的な機械などと同じで、大量に生産すればするほど1つあたりの単価が下がるものでもありますので、「できる限り間違いのない設計書を元にして、できる限り大量に作る」ことが必要になります。これって前者はソフトウェアで一般化してしまった、「バグがあったら後からアップデートを配信すればいいや」とは思いっきり反対の話になりますし、後者は「余ったらどうするの?バグがあったら全廃棄?設計書の問題なのか量産の問題なのかは誰がどうやって判断するの?」というリスクそのものになっています。
Re: (スコア:0)
とりあえず特許は、20年まえのCPUと同じ技術を使えば大丈夫。
(20年以上なら歴史の長さなど関係ないですよ…)
20年たった特許広報ってのは宝の山だよ。
とはいえ、ソフトを公開するときに、本当にソフトウェア特許を気にしてる?
CPUの論理を公開してもそれと同じくらいのリスクしかないよ。
量産の問題はFPGAでいいじゃん。
だから理由は他にあるんじゃないかなあ。
単におもしろくないとか。
Re: (スコア:0)
プロセッサ単体が出来上がってもしょうがないでしょうに。
マザーボードは誰かが作ってくれるんですか?ビデオはどうするんですか?コンポジットの黄色い端子?
20年前には戻れないよ。
Re: (スコア:0)
動かすことが目的の個人の趣味レベルの話なのか、何か実用的な機器のCPUをリーズナブルなコストで置き換えるのが目的なのか。
前者だったら、古典的な設計で適当に作って論理合成してFPGAに焼いてで、あれは楽しい。
大学時分の学生実験でやっただけだけど、日曜プログラマを楽しめる人には良い趣味に出来ると思う。
あれこれより高度な設計を試して、先週より速いプロセッサを作ってやるぞー、とか。
ただ、わざわざ話題にするぐらいなんだから、このストーリーは後者の方の話だと思うし、それだとそんなふんわりとした特許の扱いじゃ無理。
Re: (スコア:0)
いまさら20年前のCPUなんて作ったところで誰が使うんですかね
Re: (スコア:0)
20年まえだと1998年だよね。
Pentium IIの時代。
キャッシュもパイプライン処理もスーパースカラーもある時代だから、この時代までの特許で実装しても使い物になるCPUができると思うけどね。
この時代の特許では心もとないものといえば、SMT、マルチコア、仮想化ぐらいか。
でもPCにはなくても、IBMなどのメインフレームでは仮想化はあった気がするから、特許的には大丈夫かも。
Re:技術的にはできるけどだれもやってない (スコア:1)
特許というのは、「技術要件を知らなければセーフ」というものじゃない。
当然の帰結と思って実装したものでも、既存の特許でカバーされていればだめ。
だから仮にPIIから派生しても、モダンなプロセッサに仕立てればやはりだめ。
Re: (スコア:0)
趣旨については同意だが本当に当然の帰結なら無効審判すればいい
未来の人間の「当然」と発明当時の人間の「当然」が違うのは難しい点だが
Re: (スコア:0)
そういう、車輪の再発明を防止するのが特許の主旨でしょうが。
勝手に再発明していて主旨を否定してうまくいくと思ってるなら頭おかしい
Re: (スコア:0)
頭おかしいという前にコメントの流れをもう一度確認したらどうですか?
車輪の再発明を防止するのが特許の主旨という考え方があってもいいと思いますが
議論の前提にできるほど共通認識ではないと思います。
それに少なくともJonathan Corbet氏にとっては
オープンであることに付加価値があるようなので
車輪の再発明という言葉自体が適切ではありません。
Re: (スコア:0)
コメントの流れ見ても無理だろ、としか思えないけど・・・。
コメントの中で、特許に抵触しちゃっても大丈夫っていう明確な根拠はどこかにあった?
オープンであることの付加価値なんて特許にまるで、何一つ関係ないでしょ。
オープンは万能の言葉じゃないぞ。
それが通用するなら、オープンソースのソフトウェアが特許で苦しむケースは皆無のはずだがな。
Re: (スコア:0)
バグがあったらマイクロコード配ればいいや。
Re: (スコア:0)
まぁ、特許問題は大きいといえば大きいけど、IntelだってFabの稼働率気にしてるんだし、Intelも抱き込んでしまって、一緒に開発っていうモデルを作れば、その辺はうまく回るかもしれない・・・。