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「SL全盛期」の国鉄 というテーマの軸がぶれずに貫かれている
先代のレトロ調客車は、どこの物とも分からない、レトロのテーマは感覚的であり、あやふやであった。
鉄ヲタにとっては、当時の客車が欲しいところであるが、観光産業の観点では非鉄ヲタの客に満足してもらう必要があり、バリアフリーやきれいなトイレ等の時代の要請に応えることも求められる。技術(21世紀)以外はしっかりとテーマを貫きながら、それに応えている。
鉄道事業者が本気で観光産業を考えた一つの答、というところか。
この列車のために、客車を新造してしまうのも恐れ入る。蒸気機関車の時代の後の昭和後半のブルートレイン等の確立された古い技術は流用せず、21世紀の電車や気動車のシステムを取り入れながら、1編成のシステムを作っている。35系客車の「系」はダテじゃない。
牽引機のC57-1号機も、炭水車は新製(図面残ってないんで現物採寸という逸話あり)、機関車のボイラー火室部分とか主要部品も他の静態保存機からの部品取りだけでは間に合わず、かなりの部分を新製化したとのこと。京都鉄博横にSL専用の検修庫を新設する(作業を見学できる!)とか、JR西日本の蒸気機関車動態保存にかける意気込みはすごい。それもあっての今回の新型旧型客車の新造だから、車両の出来がいいだけじゃなくテーマを丸ごと背負った存在感を示してるんだよなぁ。
まぁこの新型旧型客車はかなりアレゲ案件ですしねぇ。それにしても「営業の表現、約束」みたいな言い方ですねw
軽快気動車ベースにするしかないのは予算と製造上の都合ですし、当時の図面もろくすっぽ残っていなかったと思いますが、そこも再現できる企業に依頼するとは恐れ入りましたね!
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
テーマの軸 (スコア:3)
「SL全盛期」の国鉄 というテーマの軸がぶれずに貫かれている
先代のレトロ調客車は、どこの物とも分からない、レトロのテーマは感覚的であり、あやふやであった。
鉄ヲタにとっては、当時の客車が欲しいところであるが、
観光産業の観点では非鉄ヲタの客に満足してもらう必要があり、バリアフリーやきれいなトイレ等の時代の要請に応えることも求められる。
技術(21世紀)以外はしっかりとテーマを貫きながら、それに応えている。
鉄道事業者が本気で観光産業を考えた一つの答、というところか。
この列車のために、客車を新造してしまうのも恐れ入る。
蒸気機関車の時代の後の昭和後半のブルートレイン等の確立された古い技術は流用せず、21世紀の電車や気動車のシステムを取り入れながら、1編成のシステムを作っている。35系客車の「系」はダテじゃない。
Re:テーマの軸 (スコア:3, 興味深い)
牽引機のC57-1号機も、炭水車は新製(図面残ってないんで現物採寸という逸話あり)、機関車のボイラー火室部分とか主要部品も他の静態保存機からの部品取りだけでは間に合わず、かなりの部分を新製化したとのこと。
京都鉄博横にSL専用の検修庫を新設する(作業を見学できる!)とか、JR西日本の蒸気機関車動態保存にかける意気込みはすごい。
それもあっての今回の新型旧型客車の新造だから、車両の出来がいいだけじゃなくテーマを丸ごと背負った存在感を示してるんだよなぁ。
Re: (スコア:0)
まぁこの新型旧型客車はかなりアレゲ案件ですしねぇ。
それにしても「営業の表現、約束」みたいな言い方ですねw
軽快気動車ベースにするしかないのは予算と製造上の都合ですし、
当時の図面もろくすっぽ残っていなかったと思いますが、そこも再現できる企業に依頼するとは恐れ入りましたね!