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この開発のキモは、事前に周到な設計を行って生産をした場合、生産時のバラ付きによって設計通りの性能が出ない場合がある(歩留まりがあがらない)orオーバースペックになってしまうので、調整可能なようにしておいて、製造後調整する事によって歩留まりを上げようという事のようです。 GAというのはあくまでも、その調整にGAを使うと大量の調整個所を素早く調整できるというだけみたい。
LSIではなく電子機器の製造一般の話で言えば、昔はバラ付きが必ずあるのでトリマとか付けて調整するのがあたりまえでした。 その後、製
まぁ,電子機器でトリマコンデンサとかバリオームを排除するというのは,調整工数の問題だけではなく,信頼性向上という意味合いもあります. (調整工数というだけなら,トリマを自動的に回して調整点を追い詰めるという機器もあるようですし) これらの部品はどうしても振動や経年変化で調整点がずれてしまうものです. また,バリオームで摺動点が密閉されていないものの場合,耐塵性の問題とかも出てきます.
あと,GA のあたりは,おそらくは「研究者の趣味」なんじゃないかな,と思います. brute force 的に順列組み合わせで全部をチェックする
で,「順列組み合わせで爆発する」ような調整素子の数だから,きっと遅延回路の数も結構たくさんあるのではないかな,と思います.が,遅延回路自体はインバータの直列接続でも実現できるわけだし,ゲート規模としてはそれほど大きなものではないんじゃないかな,と思います.
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
GAを用いた設計の評価って? (スコア:0)
Re:GAを用いた設計の評価って? (スコア:4, 参考になる)
この開発のキモは、事前に周到な設計を行って生産をした場合、生産時のバラ付きによって設計通りの性能が出ない場合がある(歩留まりがあがらない)orオーバースペックになってしまうので、調整可能なようにしておいて、製造後調整する事によって歩留まりを上げようという事のようです。
GAというのはあくまでも、その調整にGAを使うと大量の調整個所を素早く調整できるというだけみたい。
LSIではなく電子機器の製造一般の話で言えば、昔はバラ付きが必ずあるのでトリマとか付けて調整するのがあたりまえでした。
その後、製
Re:GAを用いた設計の評価って? (スコア:3, 参考になる)
まぁ,電子機器でトリマコンデンサとかバリオームを排除するというのは,調整工数の問題だけではなく,信頼性向上という意味合いもあります. (調整工数というだけなら,トリマを自動的に回して調整点を追い詰めるという機器もあるようですし) これらの部品はどうしても振動や経年変化で調整点がずれてしまうものです. また,バリオームで摺動点が密閉されていないものの場合,耐塵性の問題とかも出てきます.
あと,GA のあたりは,おそらくは「研究者の趣味」なんじゃないかな,と思います. brute force 的に順列組み合わせで全部をチェックする
Re:GAを用いた設計の評価って? (スコア:1, 参考になる)
そういう遅延回路を入れる相手がレジスタ程度の回路規模ですから、無視できるほど小さくはないと思います。