アカウント名:
パスワード:
エネルギーを得る目的で、酸素と炭素を結合させて二酸化炭素を生成してる場合が多いと思うんだけど、二酸化炭素から炭素を引き剥がすには、結合させたときと同じ量のエネルギーが要るのでは。それだけの量のエネルギーを投入するつもりがあるなら、そもそもエネルギーを得る目的で酸素と炭素を結合させる必要なくね?と思っちゃうのは、私がアホなんでしょうか。。。
1. 大気中のCO2を除去だけを目的とするなら意味がある2. さらに既存の燃料や炭素資源として貯蔵・運搬・利用ができるのは、大きな意味がある3. ただし、巨視的なエネルギー収支やCO2の固定を考慮すると、概ね懸念されていることが正しい (というか、エネルギーおよびCO2問題の根本なのですがね)
3の部分が解決される、すなわち太陽光や風力などCO2排出がないエネルギーシステムがあれば、全体的に意味が出てくるでしょう。ただ、本当にCO2の収支がマイナス、最低でもゼロになる系があるかというと、、、、、、
3という根本はひとまず置いておき、1,2の課題解決をしたと点では意味があるでしょうね一つの研究グループに全てを解決しろというのは、かなり酷な要求なので、、、、
でも、3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?
>3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?
エネルギーという側面だけ考えれば重要度が下がるかもしれませんが、人が生活する上で、CO2の排出は避けることができません。定量的な寄与は少ないかもしれませんが人の呼吸、さらに炭素を使った製品の最終廃棄段階ではCO2が発生します。
それを(本スレで言うところの)石炭などに戻さなければ炭素資源が枯渇します。つまり炭素を用いた製品(代表的にはプラスチックですね)が作れなくなります。
従来は光合成がその役割を担いますが、天然の光合成任せで良いのかは疑問です。また、植物を経由して炭素資源にするのは無駄な可能性が高いでしょう。
エネルギー・炭素資源・二酸化炭素問題の根源は、同一の原因にあるが、数多の小問題が集合した大問題です。一挙に問題解決をするのは難しいので、様々な技術で一つ一つの小問題を解決していき、それらのバランスをとりながら、最適解を目指すしかないでしょう。そのため、単純な要/不要論はあんまり意味をなさない(場合が多い)と個人的には思います。(中には本当にガラクタな報告もあるのですがね、、、、)
この技術も、タレコミを見るだけでは効率などは書かれていないので、本当に小問題を解決できる手段かはわかりませんが、可能性を提示しただけでも、それなりの意味があるのかな?と思ってます。
人類が排出するCO2量の内、エネルギー起源のものが全体の9割を占めるのだから、エネルギー問題が解決して、CO2を排出しないエネルギー源が一般的になれば問題は解決しますよ?CO2は出したら出しただけ溜まっていくのではなく、植物等による吸収分もあるのです。人類が排出するCO2量が、植物や海洋が吸収する量を上回っているから問題なのであって、人類が排出する量が減れば問題ではなくなります。
繰り返しますが、定性的な問題ではなく、定量的な問題なのです。人の呼吸なんて、現状1割にも満たないのだから無視してもいい問題。70億人が700億人に増えれば問題ですが。素材として炭素製品が欲しいのも分かりますが、そんなものは炭素資源の需要全体に占める量が少ない。枯渇する時期が数十年先から数百年先に延期できれば、人類は何か解決策を思いつきますよ。それこそ、エネルギーさえ十分にあれば、石油からではなくCO2と水から合成することだってできるのだから。
>人類は何か解決策を思いつきますよ。>(炭素資源は)CO2と水から合成することだってできるのだからカッコでの付記が間違ってなければ、まさに本スレの技術が、これに相当すると思うのですが、、、、(直接水は用いていませんが)
以下の仮定が成立するとします1. エネルギー利用によるCO2排出問題は、完全に解決済2. よって、石油・石炭・天然ガスなどの資源(製品資源とする)は、全て製品に利用できる (他の炭素資源を有さない)3. これらの製品の最終廃棄段階ではCO2を排出する (有り余るエネルギーを用いてリサイクルすれば、多少の延命は可能だが、究極的にはCO2を排出する)4. 製品資源から出たCO2は、全て植物と海洋の吸収に任せる (人為的な回収手段を持たない)
製品資源 -> 製品 -> CO2 -> 自然界 となりサイクルが成立しませんこのサイクルを成立させるには CO2 -> 製品資源 の技術が必要ではないでしょうか?
また、これらの前提に立つと、製品資源由来のCO2処理を全て自然界に任せることになりますが、それだけのキャパがありますか?定量的なお答えいただけた幸いです。
もう一つサイクルを成立させる手段は、植物と海洋を利用することになりますが、植物を製品資源として利用するのは、数万年かけて石炭になるのを待つか、技術で解決することになります。植物を利用する技術と本スレの技術、どちらが優位かは、実際に開発されないとわかりませんが、既存の製品資源が直接製造できる点で、本スレ技術の方が優位と個人的には思います。海洋の吸収分はよくわかりませんが、最終的には大理石となって利用可能ですかね?
あと、定量的とおっしゃっておりますので、以下の2点に関して具体的な数値を用いた量論関係などご存知でしたら、教えていただけたらありがたいです。1. 植物・海洋が吸収する量と製品由来のCO2排出量の関係について(現状)2. 植物・海洋が吸収可能なCO2の限界量(これは上でも書いていますね)
私の主張は以下です。>でも、3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?この点だけ、再度説明します。
>1. 大気中のCO2を除去だけを目的とするなら意味がある3番のエネルギー問題が解決されれば、人類の総排出量の9割が減るのだから、本ストーリーの技術に頼る必要は特にありません。人類が排出したCO2の全量を人類が処理する必要はなく、地球全体として収支が均衡していればいいのです。
>2. さらに既存の燃料や炭素資源として貯蔵・運搬・利用ができるのは、大きな意味がある3番のエネルギー問題が解決されれば、少なくとも燃料としての利用には意味が無
エネルギー問題が解決されれば、人類の総排出量の9割が減るのだから
つまり「エネルギー問題の解決」とはあらゆるエネルギー消費によるCO2排出が0になると。エネルギーといっても多くの種類があって現状ではそれを使い分けているのに、いくら安全で経済的で使い勝手のいい代替エネルギーが得られるようになっても既存のエネルギー源が一切使われなくなるという想定はかなり無理があるのでは?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
そもそもどういう理由で二酸化炭素出してるんだっけ (スコア:5, 興味深い)
エネルギーを得る目的で、酸素と炭素を結合させて二酸化炭素を生成してる場合が多いと思うんだけど、
二酸化炭素から炭素を引き剥がすには、結合させたときと同じ量のエネルギーが要るのでは。
それだけの量のエネルギーを投入するつもりがあるなら、そもそもエネルギーを得る目的で酸素と炭素を結合させる必要なくね?と思っちゃうのは、私がアホなんでしょうか。。。
Re:そもそもどういう理由で二酸化炭素出してるんだっけ (スコア:5, 参考になる)
1. 大気中のCO2を除去だけを目的とするなら意味がある
2. さらに既存の燃料や炭素資源として貯蔵・運搬・利用ができるのは、大きな意味がある
3. ただし、巨視的なエネルギー収支やCO2の固定を考慮すると、概ね懸念されていることが正しい
(というか、エネルギーおよびCO2問題の根本なのですがね)
3の部分が解決される、すなわち太陽光や風力などCO2排出がないエネルギーシステムがあれば、全体的に意味が出てくるでしょう。
ただ、本当にCO2の収支がマイナス、最低でもゼロになる系があるかというと、、、、、、
3という根本はひとまず置いておき、1,2の課題解決をしたと点では意味があるでしょうね
一つの研究グループに全てを解決しろというのは、かなり酷な要求なので、、、、
Re: (スコア:0)
でも、3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?
Re:そもそもどういう理由で二酸化炭素出してるんだっけ (スコア:1)
>3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?
エネルギーという側面だけ考えれば重要度が下がるかもしれませんが、
人が生活する上で、CO2の排出は避けることができません。
定量的な寄与は少ないかもしれませんが人の呼吸、
さらに炭素を使った製品の最終廃棄段階ではCO2が発生します。
それを(本スレで言うところの)石炭などに戻さなければ炭素資源が枯渇します。
つまり炭素を用いた製品(代表的にはプラスチックですね)が作れなくなります。
従来は光合成がその役割を担いますが、天然の光合成任せで良いのかは疑問です。
また、植物を経由して炭素資源にするのは無駄な可能性が高いでしょう。
エネルギー・炭素資源・二酸化炭素問題の根源は、同一の原因にあるが、数多の小問題が集合した大問題です。
一挙に問題解決をするのは難しいので、様々な技術で一つ一つの小問題を解決していき、
それらのバランスをとりながら、最適解を目指すしかないでしょう。
そのため、単純な要/不要論はあんまり意味をなさない(場合が多い)と個人的には思います。
(中には本当にガラクタな報告もあるのですがね、、、、)
この技術も、タレコミを見るだけでは効率などは書かれていないので、
本当に小問題を解決できる手段かはわかりませんが、
可能性を提示しただけでも、それなりの意味があるのかな?と思ってます。
Re: (スコア:0)
人類が排出するCO2量の内、エネルギー起源のものが全体の9割を占めるのだから、エネルギー問題が解決して、CO2を排出しないエネルギー源が一般的になれば問題は解決しますよ?
CO2は出したら出しただけ溜まっていくのではなく、植物等による吸収分もあるのです。
人類が排出するCO2量が、植物や海洋が吸収する量を上回っているから問題なのであって、人類が排出する量が減れば問題ではなくなります。
繰り返しますが、定性的な問題ではなく、定量的な問題なのです。
人の呼吸なんて、現状1割にも満たないのだから無視してもいい問題。70億人が700億人に増えれば問題ですが。
素材として炭素製品が欲しいのも分かりますが、そんなものは炭素資源の需要全体に占める量が少ない。
枯渇する時期が数十年先から数百年先に延期できれば、人類は何か解決策を思いつきますよ。
それこそ、エネルギーさえ十分にあれば、石油からではなくCO2と水から合成することだってできるのだから。
Re:そもそもどういう理由で二酸化炭素出してるんだっけ (スコア:1)
>人類は何か解決策を思いつきますよ。
>(炭素資源は)CO2と水から合成することだってできるのだから
カッコでの付記が間違ってなければ、まさに本スレの技術が、これに相当すると思うのですが、、、、
(直接水は用いていませんが)
以下の仮定が成立するとします
1. エネルギー利用によるCO2排出問題は、完全に解決済
2. よって、石油・石炭・天然ガスなどの資源(製品資源とする)は、全て製品に利用できる
(他の炭素資源を有さない)
3. これらの製品の最終廃棄段階ではCO2を排出する
(有り余るエネルギーを用いてリサイクルすれば、多少の延命は可能だが、究極的にはCO2を排出する)
4. 製品資源から出たCO2は、全て植物と海洋の吸収に任せる
(人為的な回収手段を持たない)
製品資源 -> 製品 -> CO2 -> 自然界 となりサイクルが成立しません
このサイクルを成立させるには CO2 -> 製品資源 の技術が必要ではないでしょうか?
また、これらの前提に立つと、製品資源由来のCO2処理を全て自然界に任せることになりますが、
それだけのキャパがありますか?定量的なお答えいただけた幸いです。
もう一つサイクルを成立させる手段は、植物と海洋を利用することになりますが、
植物を製品資源として利用するのは、数万年かけて石炭になるのを待つか、技術で解決することになります。
植物を利用する技術と本スレの技術、どちらが優位かは、実際に開発されないとわかりませんが、
既存の製品資源が直接製造できる点で、本スレ技術の方が優位と個人的には思います。
海洋の吸収分はよくわかりませんが、最終的には大理石となって利用可能ですかね?
あと、定量的とおっしゃっておりますので、以下の2点に関して
具体的な数値を用いた量論関係などご存知でしたら、教えていただけたらありがたいです。
1. 植物・海洋が吸収する量と製品由来のCO2排出量の関係について(現状)
2. 植物・海洋が吸収可能なCO2の限界量(これは上でも書いていますね)
Re: (スコア:0)
私の主張は以下です。
>でも、3が解決されるなら、1,2の課題解決は不要なのでは?
この点だけ、再度説明します。
>1. 大気中のCO2を除去だけを目的とするなら意味がある
3番のエネルギー問題が解決されれば、人類の総排出量の9割が減るのだから、本ストーリーの技術に頼る必要は特にありません。
人類が排出したCO2の全量を人類が処理する必要はなく、地球全体として収支が均衡していればいいのです。
>2. さらに既存の燃料や炭素資源として貯蔵・運搬・利用ができるのは、大きな意味がある
3番のエネルギー問題が解決されれば、少なくとも燃料としての利用には意味が無
Re: (スコア:0)
エネルギー問題が解決されれば、人類の総排出量の9割が減るのだから
つまり「エネルギー問題の解決」とはあらゆるエネルギー消費によるCO2排出が0になると。
エネルギーといっても多くの種類があって現状ではそれを使い分けているのに、いくら安全で経済的で使い勝手のいい代替エネルギーが得られるようになっても既存のエネルギー源が一切使われなくなるという想定はかなり無理があるのでは?