アカウント名:
パスワード:
厳密には「駅に入るときの改札」ですが。(駅構内に入ったうえで、普通の改札があります。)身分証明書を機器に置いた上で顔認証が動いて通してもらえます。我々ガイジンは人がいる改札に行きます。で、その速度を見ると十分早い。普通の改札機が一時停止を要するほど遅すぎる。身分証明書は同時にチケットとしても働くので、彼らはいつでも顔パス改札を導入できる・・。
日本においては空港における自動ゲートがありますね。パスポートを置く時間を省けば十分に速いといえるのでは。
どこまで早くする必要があるんでしょう?いくら改札が早くても、結局、人が多ければ構内で詰まりますし
構内が詰まれば改札を封鎖すればよいので改札を通過する人が速度を遅くするなども含め能動的なアクションが不要になることでは無いでしょうか
理想はダッシュで追われる犯人と追う刑事にも正常に改札で処理されるくらい?
本人確認と決済を勘違いしてません?中国でも「決済」は途上で、2017実証実験開始、2018年はもう少し増えてますが、ごく一部の店舗でFaceIDのような3Dカメラのある決済専用端末の前に1人ずつ立つようにして実施している状況では。
本人確認は、多少誤っても、「おおよそ本人と思われる」程度の判断が許されます。身分証明書の写真レベルの粗さの情報で、DBから得た数人の候補者の内に確認対象者が含まれていれば、「本人と確認した」と言えるのが実情。1000人に1人くらい誤っても、人力での確認で許されます。空港での犯罪者の監視もこのレベルで構わない。
しかし、決済は、100万人オーダーの利用者の中から、確実に1人を特定し、決済情報と誤りなく紐づけなければなりません。現在の技術では、限定的な人数対象でも「確実な1人」を得るには身分証明書や普通の写真レベルの情報では必要な精度を得られず、3Dカメラで立体的な特徴点まで抽出しなければなりません。そして利用者数が増えると更に難しくなるため、1000人に1人のレベルから、100万人に1人に精度を上げることは、かなり冒険的な技術目標に思われます(それを実現する論文があるなら教えてもらいたいくらい)。人の顔はすぐ老化もするし、特徴点の鮮度更新も容易ではない(そこらへんFaceIDはうまいこと利用環境の限定をしていますが)。
大阪メトロは100~1000万人オーダーの利用者だと思いますが、全利用者が顔認証で改札出来るようになるとは考えにくいです。2024年度時点での現実的な解は、「合計1万~MAX数万人程度の登録者が、専用3Dカメラを利用して登録した画像を元に、外光などが射し込まない特注レーンを通って、改札を行う。結構間違える。」くらいになってしまう気がします。
大阪メトロの駅はあまりよく知らないのだが、地下鉄であるからには改札の多くはもともと外光など射しこまないのではないかなあ。
大阪人は変顔で試そうとするだろうしな…(偏見)
中国の改札は日本とだいぶ違うので(飛天ジャパン株式会社記事 [ftsafe.co.jp])、そこで行われている身分証明書との照合の話は、参考事例として挙げるには、ちょっと不適切。中国の身分証明書改札では、置いた身分証の写真と1:1で照合すればいいだけの顔認証だが、大阪メトロが必要とする顔認証は、大量の利用者の顔情報と比較する必要のある顔認証。技術的な困難さは全く別物なので、話を混ぜてはいけない。それに、中国の駅の身分証明改札で求められている速度は5秒以内で、日本の駅改札で求められる速度(Suicaの改札での認証は0.2秒)と1桁も違う。
大阪メトロの話に一番近い「スマホやカード不要で、(レジ端末前で、)不特定(利用者:~百万人)の相手に顔認証を行う決済」で実用化されつつあるのは、中国アリペイのトンボ端末(2018/12~)からで、2019年にかけて300店舗・病院などに導入されるもの。精度を出すため、顔画像は店舗の3Dカメラで撮影しておく必要がある。それでも、精度は99%で、誤解を恐れずに言えば、100回に1回、もしくは100人に1人間違う可能性がある。そして、決済には手間を含めて7秒かかる。精度的に、正しく本人と認識されたかを、利用者が表示を見て確認する「人の手間」が生じるため、Suicaよりも改札には時間が掛かってしまう可能性がある。
NECの顔認証システムを採用した台湾のセブンイレブンも、顔認証による決済は「本社社員限定」に留めている様子ですね( 日本経済新聞記事 [nikkei.com])。
NECの顔認証システムはNISTのFRVTで2017年まで第1位とのことだったが、FRVT 2018の結果を見ると、今はMicrosoftが1位なのかな?NECは中国勢に比べて、加齢に対するエラー率が高い点はいただけない(Ongoing Face Recognition Vendor Test (FRVT) Part2:Identification p.7 Table 4: Impact of ageing on accuracy. [nist.gov])。画像認識だけでは、双子
複数人が前後を密着させ塊になってゲートを通過しようとした場合、Suicaだとタッチを要求されるからその前の人との間に列の切れ目ができて、余裕でドアを閉めることができるタッチ不要にすると改札を通過する速度はかなり速くなると思うが、ゲートを通過する速度を落とさせないで不審者が密着してつくった人の塊の進入を止めるのは可能なのだろうか?回転ドア式のゲートにすれば解決できるけど、そうなると大きな荷物は有人改札に行くしかなくなるまあそれでいいか・・
この説明じゃ、どこで顔認証しているのか分からないけど、顔認証はゲートのだいぶ手前から行うことができるから、身分証明書にICチップなどでIDを入れておけば、ゲートの通過時はIDの照合だけで済む。多分、速いと言うより、結果的にスループットは十分あるという状態かと。
いや地下鉄じゃないだろソレ日本で話題になったQR決済ですら地下鉄では遅すぎるという理由で見送られてるはずバスはFelica が導入されてる路線でもQR対応したらしいけど…大都市の大量輸送機関なめないほうがいいぞ路線にもよるけど梅田駅とか設置スペース確保できるのかよ…機器だけでなく行列用のスペースも必要なんだよ…
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
中国が導入済みといえる状態 (スコア:4, 興味深い)
厳密には「駅に入るときの改札」ですが。
(駅構内に入ったうえで、普通の改札があります。)
身分証明書を機器に置いた上で顔認証が動いて通してもらえます。我々ガイジンは人がいる改札に行きます。
で、その速度を見ると十分早い。普通の改札機が一時停止を要するほど遅すぎる。
身分証明書は同時にチケットとしても働くので、彼らはいつでも顔パス改札を導入できる・・。
日本においては空港における自動ゲートがありますね。パスポートを置く時間を省けば十分に速いといえるのでは。
Re:中国が導入済みといえる状態 (スコア:2, すばらしい洞察)
どこまで早くする必要があるんでしょう?
いくら改札が早くても、結局、人が多ければ構内で詰まりますし
Re: (スコア:0)
構内が詰まれば改札を封鎖すればよいので
改札を通過する人が速度を遅くするなども含め能動的なアクションが不要になることでは無いでしょうか
理想はダッシュで追われる犯人と追う刑事にも正常に改札で処理されるくらい?
Re:中国が導入済みといえる状態? (スコア:2, すばらしい洞察)
本人確認と決済を勘違いしてません?中国でも「決済」は途上で、2017実証実験開始、2018年はもう少し増えてますが、ごく一部の店舗でFaceIDのような3Dカメラのある決済専用端末の前に1人ずつ立つようにして実施している状況では。
本人確認は、多少誤っても、「おおよそ本人と思われる」程度の判断が許されます。身分証明書の写真レベルの粗さの情報で、DBから得た数人の候補者の内に確認対象者が含まれていれば、「本人と確認した」と言えるのが実情。1000人に1人くらい誤っても、人力での確認で許されます。空港での犯罪者の監視もこのレベルで構わない。
しかし、決済は、100万人オーダーの利用者の中から、確実に1人を特定し、決済情報と誤りなく紐づけなければなりません。現在の技術では、限定的な人数対象でも「確実な1人」を得るには身分証明書や普通の写真レベルの情報では必要な精度を得られず、3Dカメラで立体的な特徴点まで抽出しなければなりません。そして利用者数が増えると更に難しくなるため、1000人に1人のレベルから、100万人に1人に精度を上げることは、かなり冒険的な技術目標に思われます(それを実現する論文があるなら教えてもらいたいくらい)。人の顔はすぐ老化もするし、特徴点の鮮度更新も容易ではない(そこらへんFaceIDはうまいこと利用環境の限定をしていますが)。
大阪メトロは100~1000万人オーダーの利用者だと思いますが、全利用者が顔認証で改札出来るようになるとは考えにくいです。2024年度時点での現実的な解は、「合計1万~MAX数万人程度の登録者が、専用3Dカメラを利用して登録した画像を元に、外光などが射し込まない特注レーンを通って、改札を行う。結構間違える。」くらいになってしまう気がします。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
大阪メトロの駅はあまりよく知らないのだが、地下鉄であるからには改札の多くはもともと外光など射しこまないのではないかなあ。
Re: (スコア:0)
大阪人は変顔で試そうとするだろうしな…(偏見)
中国での導入事例のピックアップが誤っている。 (スコア:2, 興味深い)
中国の改札は日本とだいぶ違うので(飛天ジャパン株式会社記事 [ftsafe.co.jp])、そこで行われている身分証明書との照合の話は、参考事例として挙げるには、ちょっと不適切。
中国の身分証明書改札では、置いた身分証の写真と1:1で照合すればいいだけの顔認証だが、大阪メトロが必要とする顔認証は、大量の利用者の顔情報と比較する必要のある顔認証。技術的な困難さは全く別物なので、話を混ぜてはいけない。それに、中国の駅の身分証明改札で求められている速度は5秒以内で、日本の駅改札で求められる速度(Suicaの改札での認証は0.2秒)と1桁も違う。
大阪メトロの話に一番近い「スマホやカード不要で、(レジ端末前で、)不特定(利用者:~百万人)の相手に顔認証を行う決済」で実用化されつつあるのは、中国アリペイのトンボ端末(2018/12~)からで、2019年にかけて300店舗・病院などに導入されるもの。精度を出すため、顔画像は店舗の3Dカメラで撮影しておく必要がある。それでも、精度は99%で、誤解を恐れずに言えば、100回に1回、もしくは100人に1人間違う可能性がある。そして、決済には手間を含めて7秒かかる。精度的に、正しく本人と認識されたかを、利用者が表示を見て確認する「人の手間」が生じるため、Suicaよりも改札には時間が掛かってしまう可能性がある。
Re: (スコア:0)
NECの顔認証システムを採用した台湾のセブンイレブンも、顔認証による決済は「本社社員限定」に留めている様子ですね( 日本経済新聞記事 [nikkei.com])。
NECの顔認証システムはNISTのFRVTで2017年まで第1位とのことだったが、FRVT 2018の結果を見ると、今はMicrosoftが1位なのかな?NECは中国勢に比べて、加齢に対するエラー率が高い点はいただけない(Ongoing Face Recognition Vendor Test (FRVT) Part2:Identification p.7 Table 4: Impact of ageing on accuracy. [nist.gov])。画像認識だけでは、双子
Re: (スコア:0)
複数人が前後を密着させ塊になってゲートを通過しようとした場合、Suicaだとタッチを要求されるからその前の人との間に列の切れ目ができて、余裕でドアを閉めることができる
タッチ不要にすると改札を通過する速度はかなり速くなると思うが、ゲートを通過する速度を落とさせないで不審者が密着してつくった人の塊の進入を止めるのは可能なのだろうか?
回転ドア式のゲートにすれば解決できるけど、そうなると大きな荷物は有人改札に行くしかなくなる
まあそれでいいか・・
Re: (スコア:0)
この説明じゃ、どこで顔認証しているのか分からないけど、
顔認証はゲートのだいぶ手前から行うことができるから、
身分証明書にICチップなどでIDを入れておけば、ゲートの通過時は
IDの照合だけで済む。多分、速いと言うより、結果的に
スループットは十分あるという状態かと。
Re: (スコア:0)
いや
地下鉄じゃないだろソレ
日本で話題になったQR決済ですら
地下鉄では遅すぎるという理由で見送られてるはず
バスはFelica が導入されてる路線でもQR対応したらしいけど…
大都市の大量輸送機関なめないほうがいいぞ
路線にもよるけど梅田駅とか設置スペース確保できるのかよ…
機器だけでなく行列用のスペースも必要なんだよ…