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大正製薬が使っている光触媒<V-CAT>は豊田グループの豊田中央研究所が開発したもの。(パブロンマスク365 [taisho.co.jp])調べてみるとこんな資料があった。可視光応答型光触媒の安全性・性能評価技術 [nedo.go.jp] (国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
その他にV-CATを使っている商品としてhttp://www.nikke.co.jp/business/Lines_1/tech/v-cat.html [nikke.co.jp]https://www.infirmiere.co.jp/shop/g/gGN01208535/ [infirmiere.co.jp]https://www.hikarinorakuen.co.jp/hpgen/HPB/entries/3.html [hikarinorakuen.co.jp]などがあった。
少なくとも眉唾ものの製品とはちょっと違い、ある程度化学的に根拠はありそうな感じである。こういった背景があるので、大正製薬は強気に出ているのかな。
# 光触媒工業会 [piaj.gr.jp]ってのもあるんですね。
いや、触媒が本物でも関係ないのよ。製品(マスク)としての実験結果がないと効能や効果をうたっちゃだめ。
ほんそれ。呼吸レベルの流量で連続処理するのは無理があるし、処理できるくらいの時間花粉をトラップできるなら、トラップできた時点で十分効果が出てて分解できてもさほど意味がない。
タオルの雑菌繁殖防止とかなら意味あるかもだが、この詐欺マスクに加担した材料使わなくても実現できるだろうから……この詐欺に乗っかったという負の信用を差し引きするとまぁ買いたくないわな。
挙げてもらったどの資料も、光触媒の対象はVOCのアセトアルデヒドやホルムアルデヒドばかりで、ウイルス除去率99%とか人の脂質、花粉(の抗原?)とかのVOC以外への効果については煽り文句だけでデータがないですね。しかも屋内だし。
光触媒という大枠そのものに異論はないけど、じゃあ、花粉用マスクで使ったときに、(超強力な殺菌・消臭効果のある)屋外紫外線・赤外線に匹敵する効果はあるのかよ、って話に尽きると思う。
ありがとうございます。
しかし、水溶液での測定ってことは、マスクのような乾式での効果を測定したことになってないな…いや、確かに花粉症がひどいときはマスクは鼻水まみれだけどさ。べちょべちょのマスクを長く着けている人はいないだろう…。
むしろ「アレルゲンが減少する鼻栓フィルタ」にして売り出してたらワンチャンあったかもしれぬ。
鼻栓にしたら光触媒の意味ないだろ!
自動車のコーティングに使えると思ったら、光触媒が塗装を分解してしまって痛めてしまってまだ実用化出来てないとか。
こないだ構造色で超高解像度のプリント技術がーとか発表されてたけど、分解されない材料で構造色出せないのだろうか。# そもそも表面のツヤくぉ出せる素材と触媒自体が共存できるのだろうか……
構造色ってのは原理的に見る角度によって色が変化するので、ギラギラして見えて(右目と左目で微妙に色が違って見える)、見ていて落ち着かない。目立ちたがり屋は喜ぶかもしれないが、万人受けはしないだろう。
で、件の発色技術はインクは使わないが樹脂を使うので、この光触媒が効率的に有機物を分解するというのであれば、やはり分解されてしまうんじゃないかなぁ。
球体の直径で構造色出せればいいんだろうけどなぁ……
#3646898ですが、さすがに皆さん私が突っ込まれるだろうなと思っていたところを的確に指摘してくださってます。そうなんですよね、光媒体の機能として問われているのではなくて、マスクとしてどうなのってところが問題なのですよね。特に製品の特徴に書いてある花粉に対して本当に効果があるのかどうか。そこが消費者としては最も関心があるところではないかと思います。ただ大正製薬みたいな会社がなんの根拠(データ)もなく強気に出るかなといったところで、何か秘策(?)があるのかと淡い期待をしてたりします(でも、そんなデータがあるのなら、最初に指摘された時に出してればこんな事にならなかったのかと思うと、期待薄なのかな)。また、別コメにあるように、論点(問われている事)を正しく理解できていない可能性もありますね。
酸化チタン系ですか。確かに汚れは分解しそうだけれども。酸化チタンは光で有機物を分解する+花粉は有機物だ=酸化チタンは光で花粉を分解する、って論法なのかな。タンパク質や脂質の分子を壊すことはできても、花粉粒子だと時間かかるんじゃないだろうか。汚れの場合は全部分解しなくても、ちょっと分解して剥がれたり流れたりすればいいし。
まあ、大正製薬については、豊田中研が開発した、窒素ドープチタニア素材使ってるんだろうね。水にできるかどうかはともかく、ウィルスや最近の侵入防止及び殺菌・分解効果はある程度はあるかもしれない。
それも今時はケイ素と窒素を共ドープさせて、それにバナジウムや鉄を担持した材料使ったりもするから、他社はそれを使っていたかも知らん。
他の人も買いているように、その素材量で、どのぐらいの量と種類の有害物質を、どのぐらいの時間で処理できるの?ってのが肝だと思うから、実際、複数条件下で対照実験やってみりゃいいのに。腐っても製薬会社なんだからできるでしょう。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
V-CAT (スコア:1)
大正製薬が使っている光触媒<V-CAT>は豊田グループの豊田中央研究所が開発したもの。(パブロンマスク365 [taisho.co.jp])
調べてみるとこんな資料があった。
可視光応答型光触媒の安全性・性能評価技術 [nedo.go.jp] (国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
その他にV-CATを使っている商品として
http://www.nikke.co.jp/business/Lines_1/tech/v-cat.html [nikke.co.jp]
https://www.infirmiere.co.jp/shop/g/gGN01208535/ [infirmiere.co.jp]
https://www.hikarinorakuen.co.jp/hpgen/HPB/entries/3.html [hikarinorakuen.co.jp]
などがあった。
少なくとも眉唾ものの製品とはちょっと違い、ある程度化学的に根拠はありそうな感じである。
こういった背景があるので、大正製薬は強気に出ているのかな。
# 光触媒工業会 [piaj.gr.jp]ってのもあるんですね。
Re:V-CAT (スコア:3, すばらしい洞察)
いや、触媒が本物でも関係ないのよ。
製品(マスク)としての実験結果がないと効能や効果をうたっちゃだめ。
Re: (スコア:0)
ほんそれ。
呼吸レベルの流量で連続処理するのは無理があるし、
処理できるくらいの時間花粉をトラップできるなら、
トラップできた時点で十分効果が出てて分解できてもさほど意味がない。
タオルの雑菌繁殖防止とかなら意味あるかもだが、
この詐欺マスクに加担した材料使わなくても実現できるだろうから……
この詐欺に乗っかったという負の信用を差し引きするとまぁ買いたくないわな。
Re:V-CAT (スコア:1)
挙げてもらったどの資料も、光触媒の対象はVOCのアセトアルデヒドやホルムアルデヒドばかりで、
ウイルス除去率99%とか人の脂質、花粉(の抗原?)とかのVOC以外への効果については煽り文句だけでデータがないですね。
しかも屋内だし。
光触媒という大枠そのものに異論はないけど、
じゃあ、花粉用マスクで使ったときに、(超強力な殺菌・消臭効果のある)屋外紫外線・赤外線に匹敵する効果はあるのかよ、
って話に尽きると思う。
Re:V-CAT (スコア:2)
V-cat光触媒スプレーファーストンクリーン [first.gr.jp]
Re: (スコア:0)
ありがとうございます。
しかし、水溶液での測定ってことは、マスクのような乾式での効果を測定したことになってないな…
いや、確かに花粉症がひどいときはマスクは鼻水まみれだけどさ。べちょべちょのマスクを長く着けている人はいないだろう…。
むしろ「アレルゲンが減少する鼻栓フィルタ」にして売り出してたらワンチャンあったかもしれぬ。
Re: (スコア:0)
鼻栓にしたら光触媒の意味ないだろ!
Re: (スコア:0)
自動車のコーティングに使えると思ったら、光触媒が塗装を分解してしまって痛めてしまってまだ実用化出来てないとか。
Re: (スコア:0)
こないだ構造色で超高解像度のプリント技術がーとか発表されてたけど、
分解されない材料で構造色出せないのだろうか。
# そもそも表面のツヤくぉ出せる素材と触媒自体が共存できるのだろうか……
Re: (スコア:0)
構造色ってのは原理的に見る角度によって色が変化するので、
ギラギラして見えて(右目と左目で微妙に色が違って見える)、見ていて落ち着かない。
目立ちたがり屋は喜ぶかもしれないが、万人受けはしないだろう。
で、件の発色技術はインクは使わないが樹脂を使うので、
この光触媒が効率的に有機物を分解するというのであれば、
やはり分解されてしまうんじゃないかなぁ。
Re: (スコア:0)
球体の直径で構造色出せればいいんだろうけどなぁ……
Re: (スコア:0)
#3646898ですが、さすがに皆さん私が突っ込まれるだろうなと思っていたところを的確に指摘してくださってます。
そうなんですよね、光媒体の機能として問われているのではなくて、マスクとしてどうなのってところが問題なのですよね。
特に製品の特徴に書いてある花粉に対して本当に効果があるのかどうか。そこが消費者としては最も関心があるところではないかと思います。
ただ大正製薬みたいな会社がなんの根拠(データ)もなく強気に出るかなといったところで、何か秘策(?)があるのかと淡い期待をしてたりします(でも、そんなデータがあるのなら、最初に指摘された時に出してればこんな事にならなかったのかと思うと、期待薄なのかな)。また、別コメにあるように、論点(問われている事)を正しく理解できていない可能性もありますね。
Re: (スコア:0)
酸化チタン系ですか。確かに汚れは分解しそうだけれども。
酸化チタンは光で有機物を分解する+花粉は有機物だ=酸化チタンは光で花粉を分解する、って論法なのかな。
タンパク質や脂質の分子を壊すことはできても、花粉粒子だと時間かかるんじゃないだろうか。
汚れの場合は全部分解しなくても、ちょっと分解して剥がれたり流れたりすればいいし。
Re: (スコア:0)
まあ、大正製薬については、豊田中研が開発した、窒素ドープチタニア素材使ってるんだろうね。水にできるかどうかはともかく、ウィルスや最近の侵入防止及び殺菌・分解効果はある程度はあるかもしれない。
それも今時はケイ素と窒素を共ドープさせて、それにバナジウムや鉄を担持した材料使ったりもするから、他社はそれを使っていたかも知らん。
他の人も買いているように、その素材量で、どのぐらいの量と種類の有害物質を、どのぐらいの時間で処理できるの?ってのが肝だと思うから、実際、複数条件下で対照実験やってみりゃいいのに。腐っても製薬会社なんだからできるでしょう。