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本屋のSFコーナーはあっても猫の額の如し。値段は上がって買われなくなる負のスパイラル。おまけにハヤカワ文庫のサイズが変わって本棚で高さがそろわない。
え、今年は百合×SFでかなり豊作だったのでは?ハヤカワ文庫以外のいろいろなレーベルででてて、SFマガジンほかで多々紹介されてたけれど。
今期アニメの「私、能力は平均値でって言ったよね!」って、一応SF(魔法は全て旧高度技術文明が残したナノマシンのお仕事)。でもアニメ版はどうしてああなった?(駄洒落分が足りないのを含め、シナリオライターが悪いのかなぁ?)https://ncode.syosetu.com/n6475db/ [syosetu.com]
# 最近はこのSFがお気に入り→ https://ncode.syosetu.com/n7945fn/ [syosetu.com]
原作1巻読んだけど、SF要素が全く無いのに
この世界はマナが満ちていて魔法が使えます → ファンタジーこの世界はナノマシンが満ちていて魔法が使えます → SF
って言われるのはちょっと納得いかないんだけど。神を上位存在に名前変えただけじゃねーか!
実際作中で使われている用語がどうであれファンタジーはファンタジーだしSFはSF。雰囲気の問題ですな。作中でどういう呼ばれ方をしていてもその現象は科学的現象にほかならないのでSFって使い方はそもそも文学や創作の分類上あまりにも雑。
後に、林立する高層ビル群や上昇する宇宙船や飛び交うエアカーのようなものを含め膨大な数の色の付いた石を組み合わせて作られた壁画や、自律ロボット群(仲間の修理も可能)=スカベンジャーとか、ゲノム情報分析による認証とか、省資源タイプ自律型簡易防衛機構(=ゴーレム)管理システム補助装置の第3バックアップシステム(=異次元からの侵攻者に対する旧高度技術文明製作防衛機構の残滓)とかが登場する。
最初に示されているが、遙かな昔にその段階を乗り越えた先達=上位存在たちにとっては、『生命』の必死の活動は、見ていて微笑ましいもので、作中設定では生命による活動は、文明レベルがある程度に達すると、多くの場合破滅するのだそうで、危険な段階に達した文明を見つけてほんの少し手助けをするのが『彼ら=上位存在』の習慣であるのが、物語の大枠。作中世界は、幾度目かの文明の崩壊を迎え、全ての技術を失い人間は僅かな生き残りのみとなったため、『神』に相当する上位存在が救済策と実験を兼ねて通常ではやらない大規模に手を加えて、魔法が使えるようにした世界で、一定濃度になるまで自動的に増殖するナノマシンが散布されており、生物の思念波に反応して様々な現象を起こし、化学変化、物理変化、その他諸々の、まさに魔法としか思えない現象を起こすようにしたのですが、ナノマシンによる魔法モドキがあまりにも万能過ぎて、ある程度の復興は果たしたものの文明の進歩が停滞してしまいましたとさ、との事。そのため大失敗と判断され、上位存在がだれも面倒を見ずに放置されてしまった世界という設定。
なお「納豆」はナノマシンに入力された禁則事項=無限増殖する生物兵器に該当し、日本から転生した主人公が再現する事を断固として邪魔されるというエピソードもある。
私にはファンタジー要素が全く無いSFに見えますが。後も解釈が変わるとは面白いものですね。
2巻以降はSF描写増えるの?俺は1巻で「はぁ?」って感じで打ち切ったから、SF?ファンタジーだろとしか思わなかったわ。
# SF描写以前に、主人公がアホなので読み続ける気にならないという致命的問題…。
SFにもファンタジーもジャンルの独自の約束事やルールがあるあらゆるジャンルや表現形式にはそれ独自のルールがあるのだマナとかナノマシンはそれのごく表面的なものだじゃあどういうルールがあるんだと言われると、ことばで表現するのは難しいと返すしかないで、昔から一家言あるやつがああだこうだと言ってきたけど収束しない
> 私にはファンタジー要素が全く無いSFに見えますが。
> 2巻以降はSF描写増えるの?俺は1巻で「はぁ?」って感じで打ち切ったから、SF?ファンタジーだろとしか思わなかったわ。
相反する印象のようだが、そんなことはないなぜなら最後まで全部読ま
守備範囲の狭いやつの言いがちだが
> アニメのSF的な設定は刺激を強める調味料として入ってるだけで、素材の持ち味を活かしてない。
アニメや映画のSF的な設定は、たいていはリアリティを支える根幹になっているストーリーまでSFのものは少なく、ファンタジーやリアリズムになる銀河鉄道999はSFのリアリティ+ファンタジーの物語、新世紀エヴァンゲリオンはSFのリアリティ+人間関係のリアリズム、けものフレンズはSFのリアリティ+何もない世界だ機動戦士ガンダムはモビルスーツ以外にもニュータイプを持ち出したので、SF的なストーリーと言えるだろうそれでもガンダムはSFではないという連中もいるのだが、こいつらの主張は「ガンダムはハードSFではない」だからここでは取りあわない
ただ単にSFとかファンタジーとか呼ばれる分野が曖昧で人によって異なる理解をされているからでしょ。作ってる方も厳密にジャンルに沿ったものを作ろうとする人ばかりでもないし。そもそもそれだと新しいジャンルは生まれない。スターウォーズは新しいジャンルというより複数のジャンルにまたがっていると解釈したほうがいいでしょう。スターウォーズ以外だっとスタートレックやスターゲートがいい例だろう。(全部スターで始まるのはたぶん偶然)ホイホイ新しいジャンルを分けると収拾がつかなくなる。本題からは外れるがハードSFファンが考えるハードSFの要件を満たすには物語を排除する必要があると思う。
どうもジャンルは作品に先行するという考えにとらわれているようですが、落ち着いて考えてみれば逆だということは自明です既存のジャンルにあてはまらない作品群があらわれて、それをあとから共通性を見出しジャンルにまとめます
> ただ単にSFとかファンタジーとか呼ばれる分野が曖昧で人によって異なる理解をされているからでしょ。
あいまいではジャンルの意味がありませんよ
> 作ってる方も厳密にジャンルに沿ったものを作ろうとする人ばかりでもないし。
既存のジャンルから外れたものを作りたがる人は多いですよ
> そもそもそれだと新しいジャンルは生まれない。
スターウォー
SFとそれ以外の区別はわりと簡単で
十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。
クラークのこれを認めるなら、科学のリアリティと科学の不完全性がもたらすものごとを描いたものがSFということになる。スターウォーズのフォースは科学は関係ないからSFとはいえない。「宇宙戦艦ヤマト」もSF論争があったが、イスカンダルの科学が不完全だったので地球とガミラスの両方を救うことができなかったと考えれば、立派なSFだ。テレビしか見てないけど、超電磁砲もそうだな。ニーヴン「魔法の国が消えていく」はファンタジーのリアリティと不完全な科学だから、また別物。
既存のジャンルにあてはまらない作品群があらわれて、それをあとから共通性を見出しジャンルにまとめます
あまりにもSFに当てはまらないのにSFと認知されているものが多すぎるのでSFという分類が意味を失ったと言っているのです。
このストーリーを見ればファンタジーやSFの定義が人によって大きく異なる。つまり曖昧であることは明白でしょう。曖昧と厳密の境界が私とあなたでは異なるようですが。
スターウォーズなどは新しいジャンルだといっているのですが、ちゃんと読んでますか?
既存のジャンルに当てはまるもの以外が創作されなければ新しいジャンルは生まれないと言っているのです。スターウォーズが新しいジャンルか既存のジャンルに分類されるかは別として。
スターウォーズは既存のジャンルの重要な一部分がありますが、重要なべつの一部分を欠いています(SFとしては穴だらけなど)あなたの意見ではこの欠いていることを説明できません
その理屈はあまりにもおかしい。科学と魔法の区別がつかないからと言って科学のリアリティと科学の不完全性がもたらすものごとを描いたものがSFということにはならない。というかなぜそうなるのか理解できない。クラークのあの一文は単にかつては魔法だと思われていたことが実現するようになった。クラークの一文における魔法についてのあなたの解釈がわからないからだろうけど。それと新三部作が嫌いだからといってミディクロリアンから目をそらしてはいけない。
> そもそもSFとして穴だらけではないSFなど存在しない。> 私の主張は先行するSFと同程度の穴しかないのでスターウォーズはSFに分類できないという話です。
他のすべてのSF作品もしょせん穴だらけだから、この世にSF作品はただのひとつも存在せず、スターウォーズも同様にSFではない、ということですか?
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
日本のSFはさびしい限り (スコア:0)
本屋のSFコーナーはあっても猫の額の如し。
値段は上がって買われなくなる負のスパイラル。
おまけにハヤカワ文庫のサイズが変わって本棚で高さがそろわない。
Re: (スコア:0)
え、今年は百合×SFでかなり豊作だったのでは?
ハヤカワ文庫以外のいろいろなレーベルででてて、SFマガジンほかで多々紹介されてたけれど。
Re: (スコア:2, 興味深い)
今期アニメの「私、能力は平均値でって言ったよね!」って、一応SF(魔法は全て旧高度技術文明が残したナノマシンのお仕事)。
でもアニメ版はどうしてああなった?(駄洒落分が足りないのを含め、シナリオライターが悪いのかなぁ?)
https://ncode.syosetu.com/n6475db/ [syosetu.com]
# 最近はこのSFがお気に入り→ https://ncode.syosetu.com/n7945fn/ [syosetu.com]
Re: (スコア:0)
原作1巻読んだけど、SF要素が全く無いのに
この世界はマナが満ちていて魔法が使えます → ファンタジー
この世界はナノマシンが満ちていて魔法が使えます → SF
って言われるのはちょっと納得いかないんだけど。神を上位存在に名前変えただけじゃねーか!
Re: (スコア:0)
実際作中で使われている用語がどうであれファンタジーはファンタジーだしSFはSF。
雰囲気の問題ですな。
作中でどういう呼ばれ方をしていてもその現象は科学的現象にほかならないのでSFって使い方はそもそも文学や創作の分類上あまりにも雑。
Re:日本のSFはさびしい限り (スコア:0)
後に、林立する高層ビル群や上昇する宇宙船や飛び交うエアカーのようなものを含め膨大な数の色の付いた石を組み合わせて作られた壁画や、自律ロボット群(仲間の修理も可能)=スカベンジャーとか、ゲノム情報分析による認証とか、省資源タイプ自律型簡易防衛機構(=ゴーレム)管理システム補助装置の第3バックアップシステム(=異次元からの侵攻者に対する旧高度技術文明製作防衛機構の残滓)とかが登場する。
最初に示されているが、遙かな昔にその段階を乗り越えた先達=上位存在たちにとっては、『生命』の必死の活動は、見ていて微笑ましいもので、作中設定では生命による活動は、文明レベルがある程度に達すると、多くの場合破滅するのだそうで、危険な段階に達した文明を見つけてほんの少し手助けをするのが『彼ら=上位存在』の習慣であるのが、物語の大枠。
作中世界は、幾度目かの文明の崩壊を迎え、全ての技術を失い人間は僅かな生き残りのみとなったため、『神』に相当する上位存在が救済策と実験を兼ねて通常ではやらない大規模に手を加えて、魔法が使えるようにした世界で、一定濃度になるまで自動的に増殖するナノマシンが散布されており、生物の思念波に反応して様々な現象を起こし、化学変化、物理変化、その他諸々の、まさに魔法としか思えない現象を起こすようにしたのですが、ナノマシンによる魔法モドキがあまりにも万能過ぎて、ある程度の復興は果たしたものの文明の進歩が停滞してしまいましたとさ、との事。
そのため大失敗と判断され、上位存在がだれも面倒を見ずに放置されてしまった世界という設定。
なお「納豆」はナノマシンに入力された禁則事項=無限増殖する生物兵器に該当し、日本から転生した主人公が再現する事を断固として邪魔されるというエピソードもある。
Re: (スコア:0)
私にはファンタジー要素が全く無いSFに見えますが。
後も解釈が変わるとは面白いものですね。
Re: (スコア:0)
2巻以降はSF描写増えるの?俺は1巻で「はぁ?」って感じで打ち切ったから、SF?ファンタジーだろとしか思わなかったわ。
# SF描写以前に、主人公がアホなので読み続ける気にならないという致命的問題…。
Re: (スコア:0)
SFにもファンタジーもジャンルの独自の約束事やルールがある
あらゆるジャンルや表現形式にはそれ独自のルールがあるのだ
マナとかナノマシンはそれのごく表面的なものだ
じゃあどういうルールがあるんだと言われると、ことばで表現するのは難しいと返すしかない
で、昔から一家言あるやつがああだこうだと言ってきたけど収束しない
> 私にはファンタジー要素が全く無いSFに見えますが。
> 2巻以降はSF描写増えるの?俺は1巻で「はぁ?」って感じで打ち切ったから、SF?ファンタジーだろとしか思わなかったわ。
相反する印象のようだが、そんなことはない
なぜなら最後まで全部読ま
Re: (スコア:0)
守備範囲の狭いやつの言いがちだが
> アニメのSF的な設定は刺激を強める調味料として入ってるだけで、素材の持ち味を活かしてない。
アニメや映画のSF的な設定は、たいていはリアリティを支える根幹になっている
ストーリーまでSFのものは少なく、ファンタジーやリアリズムになる
銀河鉄道999はSFのリアリティ+ファンタジーの物語、新世紀エヴァンゲリオンはSFのリアリティ+人間関係のリアリズム、けものフレンズはSFのリアリティ+何もない世界だ
機動戦士ガンダムはモビルスーツ以外にもニュータイプを持ち出したので、SF的なストーリーと言えるだろう
それでもガンダムはSFではないという連中もいるのだが、こいつらの主張は「ガンダムはハードSFではない」だからここでは取りあわない
Re: (スコア:0)
ただ単にSFとかファンタジーとか呼ばれる分野が曖昧で人によって異なる理解をされているからでしょ。作ってる方も厳密にジャンルに沿ったものを作ろうとする人ばかりでもないし。そもそもそれだと新しいジャンルは生まれない。
スターウォーズは新しいジャンルというより複数のジャンルにまたがっていると解釈したほうがいいでしょう。スターウォーズ以外だっとスタートレックやスターゲートがいい例だろう。(全部スターで始まるのはたぶん偶然)
ホイホイ新しいジャンルを分けると収拾がつかなくなる。
本題からは外れるがハードSFファンが考えるハードSFの要件を満たすには物語を排除する必要があると思う。
Re: (スコア:0)
どうもジャンルは作品に先行するという考えにとらわれているようですが、落ち着いて考えてみれば逆だということは自明です
既存のジャンルにあてはまらない作品群があらわれて、それをあとから共通性を見出しジャンルにまとめます
> ただ単にSFとかファンタジーとか呼ばれる分野が曖昧で人によって異なる理解をされているからでしょ。
あいまいではジャンルの意味がありませんよ
> 作ってる方も厳密にジャンルに沿ったものを作ろうとする人ばかりでもないし。
既存のジャンルから外れたものを作りたがる人は多いですよ
> そもそもそれだと新しいジャンルは生まれない。
スターウォー
Re: (スコア:0)
SFとそれ以外の区別はわりと簡単で
十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。
クラークのこれを認めるなら、科学のリアリティと科学の不完全性がもたらすものごとを描いたものがSFということになる。スターウォーズのフォースは科学は関係ないからSFとはいえない。
「宇宙戦艦ヤマト」もSF論争があったが、イスカンダルの科学が不完全だったので地球とガミラスの両方を救うことができなかったと考えれば、立派なSFだ。テレビしか見てないけど、超電磁砲もそうだな。
ニーヴン「魔法の国が消えていく」はファンタジーのリアリティと不完全な科学だから、また別物。
Re: (スコア:0)
既存のジャンルにあてはまらない作品群があらわれて、それをあとから共通性を見出しジャンルにまとめます
あまりにもSFに当てはまらないのにSFと認知されているものが多すぎるのでSFという分類が意味を失ったと言っているのです。
あいまいではジャンルの意味がありませんよ
このストーリーを見ればファンタジーやSFの定義が人によって大きく異なる。つまり曖昧であることは明白でしょう。
曖昧と厳密の境界が私とあなたでは異なるようですが。
スターウォーズなどは新しいジャンルだといっているのですが、ちゃんと読んでますか?
既存のジャンルに当てはまるもの以外が創作されなければ新しいジャンルは生まれないと言っているのです。
スターウォーズが新しいジャンルか既存のジャンルに分類されるかは別として。
スターウォーズは既存のジャンルの重要な一部分がありますが、重要なべつの一部分を欠いています(SFとしては穴だらけなど)
あなたの意見ではこの欠いていることを説明できません
Re: (スコア:0)
その理屈はあまりにもおかしい。科学と魔法の区別がつかないからと言って科学のリアリティと科学の不完全性がもたらすものごとを描いたものがSFということにはならない。
というかなぜそうなるのか理解できない。クラークのあの一文は単にかつては魔法だと思われていたことが実現するようになった。
クラークの一文における魔法についてのあなたの解釈がわからないからだろうけど。
それと新三部作が嫌いだからといってミディクロリアンから目をそらしてはいけない。
Re: (スコア:0)
> そもそもSFとして穴だらけではないSFなど存在しない。
> 私の主張は先行するSFと同程度の穴しかないのでスターウォーズはSFに分類できないという話です。
他のすべてのSF作品もしょせん穴だらけだから、この世にSF作品はただのひとつも存在せず、スターウォーズも同様にSFではない、ということですか?