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どうも日本では人工呼吸器を増産しようというと「無理」「できない」って専門家がいるんですよね
https://twitter.com/3pF/status/1241173710481936385 [twitter.com] 人工呼吸器が足りないなら量産すればいい→できません。
https://twitter.com/otapediatrician/status/1241211585281945601 [twitter.com] 人工呼吸器量産すればいい→お医者さんカ
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1241569738414792707 [twitter.com]
「害の方が大きい可能性だってある」ってレベルじゃなく、経験を積んだ医者+周りの体制が無いと確実に患者を殺す機械、ぐらいに捉えた方が良いみたいよ。
自分も、完璧なのは無理にしても、ある程度の自動化はできるんじゃないの? と思って見てたんだけど。
医師のケア並の装置を作るのは無理にしても、10人中5人ぐらい助かるぐらいの雑な自動制御ならできるんじゃないの? イタリアみたいな「どの人を諦めるか年齢を基準に決めよう」という事態がこれからも全世界でちょくちょく起こりそうだし、そういう場面で、通常の医療からあぶれてしまって放っておくと100%死んじゃう人をとりあえず繋いでおけば、その内の何割かは生き残れる程度の全自動簡易人工呼吸器ぐらいは作れるんじゃないの? と。
そのぐらいまで基準を下げてもまだまだ難しそう。
簡単な治療ではなさそうです。
別記事、新潟市で「ドライブスルー方式」による新型コロナウイルスの検体採取が実施される の(#3782847) のリンクにある資料「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版」(「一類感染症等の患者発生時に備えた臨床的対応に関する研究」(令和元年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)において作成)http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/novel_corona_tebiki01.pdf [med.or.jp]より
3治療1人工呼吸実施時の注意点
1. 気管挿管手技 急速に呼吸状態が悪化することに留意し,気道管理について幅広い経験をもった手技者(救急専門医,集中治療専門医など)をあらかじめ治療チームに含める.さらに,気管挿管はエアロゾルが発生する手技であることに留意し,フェイスシールドあるいはゴーグル装着に加えて空気感染予防策(N95 マスク装着)が必要である.また,エアロゾル感染のリスクを減らすために,前酸素化に引き続き,鎮静薬,鎮痛薬および筋弛緩薬をほぼ同時に連続投与し,バッグマスク換気は行わない迅速導入気管挿管(Rapid sequence induction:RSI)が選択され,さらに,直視下での挿管に比べ患者との距離が保て,口腔内を直接のぞき込まずにモニター画面を見て挿管手技が行えるビデオ喉頭鏡が使用できる.
2. 人工呼吸管理 ARDS の呼吸管理に準じ,過剰な換気量,換気圧は避ける.高圧での人工呼吸を長期間(約7 日間)行った後の ECMO は非常に予後が悪い,と「日本 COVID-19 対策 ECMOnet」からの基本的注意事項に記載されている.
3. ECMO 前述の基本的注意事項には ECMO の適応には慎重かつ総合的な判断,COVID-19 へのECMO 治療にはかなりの人員と労力が必要であること,PEEP 10cmH2O, P/F < 100 で進行性に悪化する場合に ECMO を考慮すると記載されている. ECMO を導入しても高度な肺線維化が生じた場合は撤退を余儀なくされることもあり,導入前にそのことを含めたインフォームド・コンセントが必要になると考えられる.また,ECMO の禁忌として,不可逆性の基礎疾患や末期癌の患者,さらに 75 歳以上は予後が悪く,一般的には適応外と上記の基本的注意事項に記載されている. その他,カニューラの選択,使用する人工肺・ポンプ,回路内圧モニタリング,ECMO 中の人工呼吸器設定,ECMO 撤退 ・DNAR さらには安定した長期管理を行うための詳細について不明な場合には,「日本 COVID-19 対策 ECMOnet」に相談できる体制(専用電話番号はメールアドレスの登録がある関連学会会員に配信されている)が整えられており,積極的な利用が推奨される.
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
なにもしないためならなんでもする (スコア:0)
どうも日本では人工呼吸器を増産しようというと「無理」「できない」って専門家がいるんですよね
https://twitter.com/3pF/status/1241173710481936385 [twitter.com]
人工呼吸器が足りないなら量産すればいい→できません。
https://twitter.com/otapediatrician/status/1241211585281945601 [twitter.com]
人工呼吸器量産すればいい
→お医者さんカ
Re:なにもしないためならなんでもする (スコア:1)
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1241569738414792707 [twitter.com]
「害の方が大きい可能性だってある」ってレベルじゃなく、経験を積んだ医者+周りの体制が無いと確実に患者を殺す機械、ぐらいに捉えた方が良いみたいよ。
自分も、完璧なのは無理にしても、ある程度の自動化はできるんじゃないの? と思って見てたんだけど。
医師のケア並の装置を作るのは無理にしても、10人中5人ぐらい助かるぐらいの雑な自動制御ならできるんじゃないの? イタリアみたいな「どの人を諦めるか年齢を基準に決めよう」という事態がこれからも全世界でちょくちょく起こりそうだし、そういう場面で、通常の医療からあぶれてしまって放っておくと100%死んじゃう人をとりあえず繋いでおけば、その内の何割かは生き残れる程度の全自動簡易人工呼吸器ぐらいは作れるんじゃないの? と。
そのぐらいまで基準を下げてもまだまだ難しそう。
Re:なにもしないためならなんでもする (スコア:2, 参考になる)
簡単な治療ではなさそうです。
別記事、新潟市で「ドライブスルー方式」による新型コロナウイルスの検体採取が実施される の
(#3782847) のリンクにある資料
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版」
(「一類感染症等の患者発生時に備えた臨床的対応に関する研究」(令和元年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)において作成)
http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/novel_corona_tebiki01.pdf [med.or.jp]
より
3治療
1人工呼吸実施時の注意点
1. 気管挿管手技
急速に呼吸状態が悪化することに留意し,気道管理について幅広い経験をもった手技者(救
急専門医,集中治療専門医など)をあらかじめ治療チームに含める.さらに,気管挿管はエ
アロゾルが発生する手技であることに留意し,フェイスシールドあるいはゴーグル装着に加
えて空気感染予防策(N95 マスク装着)が必要である.また,エアロゾル感染のリスクを減
らすために,前酸素化に引き続き,鎮静薬,鎮痛薬および筋弛緩薬をほぼ同時に連続投与し,
バッグマスク換気は行わない迅速導入気管挿管(Rapid sequence induction:RSI)が選択
され,さらに,直視下での挿管に比べ患者との距離が保て,口腔内を直接のぞき込まずにモ
ニター画面を見て挿管手技が行えるビデオ喉頭鏡が使用できる.
2. 人工呼吸管理
ARDS の呼吸管理に準じ,過剰な換気量,換気圧は避ける.高圧での人工呼吸を長期間(約
7 日間)行った後の ECMO は非常に予後が悪い,と「日本 COVID-19 対策 ECMOnet」か
らの基本的注意事項に記載されている.
3. ECMO
前述の基本的注意事項には ECMO の適応には慎重かつ総合的な判断,COVID-19 への
ECMO 治療にはかなりの人員と労力が必要であること,PEEP 10cmH2O, P/F < 100 で進
行性に悪化する場合に ECMO を考慮すると記載されている.
ECMO を導入しても高度な肺線維化が生じた場合は撤退を余儀なくされることもあり,
導入前にそのことを含めたインフォームド・コンセントが必要になると考えられる.また,
ECMO の禁忌として,不可逆性の基礎疾患や末期癌の患者,さらに 75 歳以上は予後が悪く,
一般的には適応外と上記の基本的注意事項に記載されている.
その他,カニューラの選択,使用する人工肺・ポンプ,回路内圧モニタリング,ECMO 中
の人工呼吸器設定,ECMO 撤退 ・DNAR さらには安定した長期管理を行うための詳細につい
て不明な場合には,「日本 COVID-19 対策 ECMOnet」に相談できる体制(専用電話番号はメー
ルアドレスの登録がある関連学会会員に配信されている)が整えられており,積極的な利用
が推奨される.