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「Epicの主張する"取り返しのつかない損害"には整合性や関連性がない」「現在の状況を作り出したのはEpic自身である」「契約違反のままフォートナイトをストアへ復活させるつもりはない」 https://appleinsider.com/articles/20/08/24/us-district-judge-inclined-... [appleinsider.com] 一方、Appleによる「違反関連アカウントをすべて停止する慣例」には理解を示しつつも「Unreal Engine開発アカウントを含めるのは他の利用者への影響が大きく、何らかの救済が検討されるべき」ともコメント。
裁判で争う前にEpic Gamesが説明を求められる矛盾した行為 http://www.fosspatents.com/2020/08/gibson-dun [fosspatents.com]
判事の意見も大切でしょうが,アメリカの裁判の決定は,陪審員の評決で決めるのではないでしょうか。
アメリカの裁判における主な役割分担はこのような感じです。
・判事…裁判の進行と刑法的解釈 ├・検察/原告…罪状と量刑の提示、証明 ├・弁護/被告…罪状と量刑の反証 ・陪審…有罪無罪の決定(量刑は検察の提示が有罪分だけ自動的に累積)
主に日本の裁判制度と大きく異なる点はこちらでしょうか。
① 判事に有罪無罪への直接の決定権がない(裁判内でのあらゆる行為・法解釈上での絶対的な決定権がある) ② 陪審に量刑の決定権がない(検察/弁護に対する量刑への意見は出せる) ③ 陪審の全員一致でのみ有罪とする(思想・信条に関係なく一名の反対で無罪に、全員の説得でのみ有罪になる) ④ 法で定められた権利/刑罰のほかに、量刑として懲罰を無限に上積みできる(陪審が認めるかは別)
そのため予期しない極端な判決や量刑になることも少なくなく、判決前にダメージコントロールのため和解することが多いです。(なので有利な和解をするために極端なスラップ訴訟で耳目を集める迷惑行為も散見されます)
このようにアメリカの裁判制度は、司法による介入というよりは、民事/刑事問わず市民裁判(お気持ち優先)の側面が強いです。日本は司法が有罪無罪と量刑を判断(刑法優先)するため、事前に判決が推測できることも多く、和解を強く推奨している面があります。
今回、判事が冒頭審議で「アップルによる契約は有効でアプリの削除は現時点で妥当、司法は介入しない」「同じエピックでもUE開発に必要な別アカウントの停止は第三者への影響も大きく報復行為的で相当ではない」と判断したのは、要はこの裁判で論じられる両社の主張の及ぶ範囲に対する最初の解釈となります。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
アメリカ連邦地裁、裁判に先立ちロジャース判事がEpicへ厳しい指摘 (スコア:2, 参考になる)
「Epicの主張する"取り返しのつかない損害"には整合性や関連性がない」
「現在の状況を作り出したのはEpic自身である」
「契約違反のままフォートナイトをストアへ復活させるつもりはない」
https://appleinsider.com/articles/20/08/24/us-district-judge-inclined-... [appleinsider.com]
一方、Appleによる「違反関連アカウントをすべて停止する慣例」には理解を示しつつも
「Unreal Engine開発アカウントを含めるのは他の利用者への影響が大きく、何らかの救済が検討されるべき」ともコメント。
裁判で争う前にEpic Gamesが説明を求められる矛盾した行為
http://www.fosspatents.com/2020/08/gibson-dun [fosspatents.com]
Re: (スコア:2)
判事の意見も大切でしょうが,アメリカの裁判の決定は,陪審員の評決で決めるのではないでしょうか。
Re:アメリカ連邦地裁、裁判に先立ちロジャース判事がEpicへ厳しい指摘 (スコア:1)
アメリカの裁判における主な役割分担はこのような感じです。
・判事…裁判の進行と刑法的解釈
├・検察/原告…罪状と量刑の提示、証明
├・弁護/被告…罪状と量刑の反証
・陪審…有罪無罪の決定(量刑は検察の提示が有罪分だけ自動的に累積)
主に日本の裁判制度と大きく異なる点はこちらでしょうか。
① 判事に有罪無罪への直接の決定権がない(裁判内でのあらゆる行為・法解釈上での絶対的な決定権がある)
② 陪審に量刑の決定権がない(検察/弁護に対する量刑への意見は出せる)
③ 陪審の全員一致でのみ有罪とする(思想・信条に関係なく一名の反対で無罪に、全員の説得でのみ有罪になる)
④ 法で定められた権利/刑罰のほかに、量刑として懲罰を無限に上積みできる(陪審が認めるかは別)
そのため予期しない極端な判決や量刑になることも少なくなく、判決前にダメージコントロールのため和解することが多いです。
(なので有利な和解をするために極端なスラップ訴訟で耳目を集める迷惑行為も散見されます)
このようにアメリカの裁判制度は、司法による介入というよりは、民事/刑事問わず市民裁判(お気持ち優先)の側面が強いです。
日本は司法が有罪無罪と量刑を判断(刑法優先)するため、事前に判決が推測できることも多く、和解を強く推奨している面があります。
今回、判事が冒頭審議で「アップルによる契約は有効でアプリの削除は現時点で妥当、司法は介入しない」
「同じエピックでもUE開発に必要な別アカウントの停止は第三者への影響も大きく報復行為的で相当ではない」
と判断したのは、要はこの裁判で論じられる両社の主張の及ぶ範囲に対する最初の解釈となります。