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80過ぎの母のケータイをスマートフォン(シャープのランチャー切り替えでかんたんスマホっぽくもなる奴)に切り替えたのですが、不評です。同じくらいの年齢の母のお友達の方々もガラケーにしておけばよかったと言ってるとの事。どうやら一定年齢以上からの切り替えは厳しいみたいです。なお、ガラケーは使えてました。
通話にしか使わないのならそんなに変わらない気もするんだけどなあ。通話アプリのボタンの位置にクッションシールでも貼っておけばよいのだろうか。
うちの親はロックが外せない。指紋認証も無理。顔認証も難しいみたい。なぜだ。
画面も違うページになってたり、通話アプリもなにか別の画面にしちゃったりするともうわからない。
とにかく、スマホはハイコンテキストな作りになってるので、その文化の外にいる人には優しくないとは思った。
初代iPhoneは今思うとずいぶんシンプルだった。あれくらいがバランスいいあたりだったのかもね。UIもシンプルだし部品が大きかったから画面がごちゃごちゃしてない。まぁ、若い人はそれじゃ物足りないし、新しい機能も欲しくなるしね。
ホームボタンを廃したのは、UI的にはひどい判断ミスだと思うね。
あれがあると、予備知識なしに初めてiPhoneに触る人でも、目立つあのボタンを押すことで「ああ!このボタンはこういう機能なのか」と理解し、いつでもそのボタンを押せばホーム(最初の状態)に戻ってこれるという安心感を持って、色々動作を試していく冒険に乗り出すことができた。
今のゼスチャーですべてを操作するUI体系では、初心者はとっつきにくいし、新しいことを覚えられない老人は、のっぺりとした板を前に途方に暮れてしまう。
Apple的には、「iPhoneは十分メジャーになり、人はタッチスクリーンのUIにも慣れた。もう『初心者』はいない。より多彩な機能と高密度な情報を提供できるものに移行する頃合いだろう」と考えたのだろうが、物覚えが悪い老人達は『永遠の初心者』のようなものだ。結果、彼らを切り捨てることになってしまった。
ホームボタンの安心感はあるよね。初代の頃はマルチタスクも制限されてて、機能を欲する人は物足りないんだろうけど、高齢者みたいな人(十把一絡げだけど)にはわかりやすいと思う。裏で動かないんで、ホーム帰ったら終わってシンプル。
それはそうと、iPhoneは、ブラックベリーなんかの、たくさんボタン付いててなんなん?からの脱却というのがひとつのテーマだった。どんどんボタンを減らしてシンプルにしていったらただの板になっていった。それでも機能に対する要求は年々増えていってので、インターフェイスが不足していた。そこでジェスチャーだけど、ある意味必然だった。問題はジェスチャーが統一していないというか、共通の認識を持ったジェスチャーがないって事。覚えれば便利なんだけど、「他ではこうだったのに」とか「以前はこうだったのに」とかあると、覚える気が失せたり、面倒になったりする。まぁ、ジェスチャーも歴史が浅いし、時間が解決するのかな。
> ジェスチャーも歴史が浅いし、時間が解決するのかな。
無理じゃないかなぁ。例えば、指でスワイプすると、指に引きずられて画面がスクロールするなどのジェスチャーは、現実の世界で手で触れて物を動かす時の手の動きとそれに対する物の反応の関係を模倣しているので、直感的なのよ。そういうのは、誰でも違和感なくすんなり習得できる。
でも、「ホームに戻る」とか「タスクを切り替える」って、現実でそんな状況ないでしょ?だからそれに対する「直感的で誰でも違和感なく受け入れられるジェスチャー」なんてない。なので、「これをするにはこういうジェスチャーをするもの」と決めて、それをユーザーに覚えてもらわなきゃならない。そういった「決まり事」がどんどん増えていくと、付いていけなくなる人も増えていく。
それは古式ゆかしいコンソールにコマンドを打ち込むCUIの、コマンドをジェスチャーに置き換えただけ。UIとしては先祖返りだ。
スワイプもあんまり直感的とは思わないんだよね。目に見えているアイコンに触ると何かが起きるというシンプルなのとは違って、スワイプで横からメニューや画面を引っ張り出すというのは、そこに機能が隠れてると知らないとどうしようもない。これもあなたの言う「決まり事」の一種だと思うよ。
過去からの経験を積み重ねて機能を知ってるから、画面を横に引っ張れば隣から何か出てくると分かってるだけ。何も知らずにスマホを渡された人が、見えてる画面の外にもまだ画面が続いてると直感で悟るのは難しいよ。暗黙の了解は知らない人には通じないものだし。
そう?でもスワイプでスクロールや、ピンチでズームなんてのは、タッチスクリーンOS間で共通ルールの操作になっていて、ほぼ皆違和感なくすんなり受け入れられたジェスチャーだと思うんだよね。赤ん坊がiPadでスワイプしている動画なんてのも見たことがあるし。
それに対して「タスクスイッチ」とか「ホームに戻る」の操作なんて、OSごとにホント千差万別よ。それはやっぱり、「万人にしっくりくる操作」というのが見つけられないからじゃないのかね。
年取ると、指先が乾いている。タッチ動作はできても、スライドさせることが難しい。アンチグレアのフイルムは必須だ。
# 昔、近所のジジババが札とか紙を数えるとき指を舐めていたのが# 分かる年になったよ。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
75才くらいまでかな (スコア:0)
80過ぎの母のケータイをスマートフォン(シャープのランチャー切り替えでかんたんスマホっぽくもなる奴)に切り替えたのですが、不評です。
同じくらいの年齢の母のお友達の方々もガラケーにしておけばよかったと言ってるとの事。
どうやら一定年齢以上からの切り替えは厳しいみたいです。
なお、ガラケーは使えてました。
Re: (スコア:0)
通話にしか使わないのならそんなに変わらない気もするんだけどなあ。
通話アプリのボタンの位置にクッションシールでも貼っておけばよいのだろうか。
Re: (スコア:3, 興味深い)
うちの親はロックが外せない。指紋認証も無理。顔認証も難しいみたい。
なぜだ。
画面も違うページになってたり、通話アプリもなにか別の画面にしちゃったり
するともうわからない。
とにかく、スマホはハイコンテキストな作りになってるので、
その文化の外にいる人には優しくないとは思った。
Re: (スコア:0)
初代iPhoneは今思うとずいぶんシンプルだった。
あれくらいがバランスいいあたりだったのかもね。UIもシンプルだし部品が大きかったから画面がごちゃごちゃしてない。
まぁ、若い人はそれじゃ物足りないし、新しい機能も欲しくなるしね。
Re: (スコア:1)
ホームボタンを廃したのは、UI的にはひどい判断ミスだと思うね。
あれがあると、予備知識なしに初めてiPhoneに触る人でも、目立つあのボタンを押すことで
「ああ!このボタンはこういう機能なのか」と理解し、いつでもそのボタンを押せば
ホーム(最初の状態)に戻ってこれるという安心感を持って、色々動作を試していく
冒険に乗り出すことができた。
今のゼスチャーですべてを操作するUI体系では、初心者はとっつきにくいし、
新しいことを覚えられない老人は、のっぺりとした板を前に途方に暮れてしまう。
Apple的には、「iPhoneは十分メジャーになり、人はタッチスクリーンのUIにも慣れた。
もう『初心者』はいない。より多彩な機能と高密度な情報を提供できるものに移行する頃合いだろう」
と考えたのだろうが、物覚えが悪い老人達は『永遠の初心者』のようなものだ。
結果、彼らを切り捨てることになってしまった。
Re: (スコア:2, 参考になる)
ホームボタンの安心感はあるよね。
初代の頃はマルチタスクも制限されてて、機能を欲する人は物足りないんだろうけど、高齢者みたいな人(十把一絡げだけど)にはわかりやすいと思う。裏で動かないんで、ホーム帰ったら終わってシンプル。
それはそうと、iPhoneは、ブラックベリーなんかの、たくさんボタン付いててなんなん?からの脱却というのがひとつのテーマだった。どんどんボタンを減らしてシンプルにしていったらただの板になっていった。それでも機能に対する要求は年々増えていってので、インターフェイスが不足していた。そこでジェスチャーだけど、ある意味必然だった。問題はジェスチャーが統一していないというか、共通の認識を持ったジェスチャーがないって事。覚えれば便利なんだけど、「他ではこうだったのに」とか「以前はこうだったのに」とかあると、覚える気が失せたり、面倒になったりする。まぁ、ジェスチャーも歴史が浅いし、時間が解決するのかな。
Re: (スコア:1)
> ジェスチャーも歴史が浅いし、時間が解決するのかな。
無理じゃないかなぁ。
例えば、指でスワイプすると、指に引きずられて画面がスクロールするなどのジェスチャーは、
現実の世界で手で触れて物を動かす時の手の動きとそれに対する物の反応の関係を模倣しているので、直感的なのよ。
そういうのは、誰でも違和感なくすんなり習得できる。
でも、「ホームに戻る」とか「タスクを切り替える」って、現実でそんな状況ないでしょ?
だからそれに対する「直感的で誰でも違和感なく受け入れられるジェスチャー」なんてない。
なので、「これをするにはこういうジェスチャーをするもの」と決めて、それをユーザーに覚えてもらわなきゃならない。
そういった「決まり事」がどんどん増えていくと、付いていけなくなる人も増えていく。
それは古式ゆかしいコンソールにコマンドを打ち込むCUIの、コマンドをジェスチャーに置き換えただけ。
UIとしては先祖返りだ。
Re: (スコア:0)
スワイプもあんまり直感的とは思わないんだよね。
目に見えているアイコンに触ると何かが起きるというシンプルなのとは違って、
スワイプで横からメニューや画面を引っ張り出すというのは、そこに機能が隠れてると知らないとどうしようもない。
これもあなたの言う「決まり事」の一種だと思うよ。
過去からの経験を積み重ねて機能を知ってるから、画面を横に引っ張れば隣から何か出てくると分かってるだけ。
何も知らずにスマホを渡された人が、見えてる画面の外にもまだ画面が続いてると直感で悟るのは難しいよ。
暗黙の了解は知らない人には通じないものだし。
Re: (スコア:0)
そう?
でもスワイプでスクロールや、ピンチでズームなんてのは、タッチスクリーンOS間で共通ルールの操作になっていて、
ほぼ皆違和感なくすんなり受け入れられたジェスチャーだと思うんだよね。赤ん坊がiPadでスワイプしている
動画なんてのも見たことがあるし。
それに対して「タスクスイッチ」とか「ホームに戻る」の操作なんて、OSごとにホント千差万別よ。
それはやっぱり、「万人にしっくりくる操作」というのが見つけられないからじゃないのかね。
Re:75才くらいまでかな (スコア:3)
年取ると、指先が乾いている。
タッチ動作はできても、スライドさせることが難しい。
アンチグレアのフイルムは必須だ。
# 昔、近所のジジババが札とか紙を数えるとき指を舐めていたのが
# 分かる年になったよ。