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過去にインテルがやってきたことを思い起こせば、体力に物を言わせた他社への妨害という面が強そうですね。そういった手段ではなく製品の性能で競って欲しいものです。
# 性能で勝負できないからこそ絡め手を使ってきているのだろうけど
intelに往時の体力(というか資金力)があるかは疑わしい。時価総額でAppleはもとより、NVidiaにもとっくに水を開けられ、今や Qualcomm, Broadcom (旧Avago) に肩を並ばれている。今年度中に買収完了予定のXilinx分も上乗せするとAMDも対Intel比で80%強と同じグループに入るので、Intelにかつてのような圧倒的な資金力はなくて、もはや「有力なプレーヤーのうちの1社」でしかない。
もちろん時価総額だけが全てではないし、売上も利益も現時点ではこれら競合他社より上回ってはいるが、稼ぎ頭のx86サーバーの崩壊が始まっていて、これに代わる収益源を立ち上げられていない。(だからこその過去5年で株価が1.5倍にしかなっていないという市場の低評価なわけだが。 このままだとあと1年程度で時価総額でAMDに追い抜かれるという、5年前には想像もつかなかったことが起こり得る)
こんな状況で妨害目的でAppleの発注額より多くの資金を投じるなんて余裕はまったくないし、そんなことしてもその金はすなわちTSMCの開発資金にまわってますますIntel製造部門との差が開く。そもそもゲルシンガーによる IDM 2.0構想とは、将来先細ることが確実なx86に代わる収益源として先端プロセスファウンドリ事業を育てる、という試みだったはず。intel自身が競争力が無いとみなしたプロセス開発のコストをどのクライアントが負担するというのか。
ハイエンド向けの先端プロセスをTSMCに大量発注するなら、同時期に同等以下のコストで TSMCを性能・歩留まりで上回る自社プロセスを開発できない限り先端プロセスを自社で開発する意義を失う。この報道が事実だとすると、株価対策のために「Intel 4, 3(旧7nm)世代の開発をスキップしてGAAを用いるIntel 20A に専念」とリリース→ 数年で先端プロセス開発から正式に撤退、という道筋しか見えない。
> intelに往時の体力(というか資金力)があるかは疑わしい。> 時価総額で~
こういうときの体力資金力って、日本会社が嫌味言われるあの内部留保とか、社債発行とかではない感じなん?株式は会社買収なら株式交換で~ってでてくるけど、商品大量発注するときに使うのは金で、当社株式建てで~みたいなのは聞かない印象だけど
(ソフトバンクがやってるなんか難しいスキームだと出てくるかも…)
???資産が株価に反映されないように粉飾してるってこと?
「時価総額」が「現在の資産(現金 + 売って現金に変えられるもの)」と「将来稼ぐであろう期待」で構成されているとして、後者の比率が高ければいくら時価総額が高くても資金力がない、という指摘なのか。株式市場っていうのはある意味「将来稼ぐであろう期待」を元手に現金を調達するための仕組みであるので、手元現金がなくてなくても評価額が高いということは(資本主義経済が健全に機能する限りは)資金力がある、ということにほかならないわけで。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
嫌がらせ (スコア:0)
過去にインテルがやってきたことを思い起こせば、体力に物を言わせた他社への妨害という面が強そうですね。
そういった手段ではなく製品の性能で競って欲しいものです。
# 性能で勝負できないからこそ絡め手を使ってきているのだろうけど
Re:嫌がらせ (スコア:1)
intelに往時の体力(というか資金力)があるかは疑わしい。
時価総額でAppleはもとより、NVidiaにもとっくに水を開けられ、今や Qualcomm, Broadcom (旧Avago) に肩を並ばれている。
今年度中に買収完了予定のXilinx分も上乗せするとAMDも対Intel比で80%強と同じグループに入るので、
Intelにかつてのような圧倒的な資金力はなくて、もはや「有力なプレーヤーのうちの1社」でしかない。
もちろん時価総額だけが全てではないし、売上も利益も現時点ではこれら競合他社より上回ってはいるが、稼ぎ頭のx86サーバーの
崩壊が始まっていて、これに代わる収益源を立ち上げられていない。
(だからこその過去5年で株価が1.5倍にしかなっていないという市場の低評価なわけだが。
このままだとあと1年程度で時価総額でAMDに追い抜かれるという、5年前には想像もつかなかったことが起こり得る)
こんな状況で妨害目的でAppleの発注額より多くの資金を投じるなんて余裕はまったくないし、そんなことしてもその金はすなわちTSMCの開発資金にまわってますますIntel製造部門との差が開く。
そもそもゲルシンガーによる IDM 2.0構想とは、将来先細ることが確実なx86に代わる収益源として先端プロセスファウンドリ事業を育てる、という試みだったはず。
intel自身が競争力が無いとみなしたプロセス開発のコストをどのクライアントが負担するというのか。
ハイエンド向けの先端プロセスをTSMCに大量発注するなら、同時期に同等以下のコストで TSMCを性能・歩留まりで上回る自社プロセスを開発できない限り先端プロセスを自社で開発する意義を失う。
この報道が事実だとすると、株価対策のために「Intel 4, 3(旧7nm)世代の開発をスキップしてGAAを用いるIntel 20A に専念」とリリース
→ 数年で先端プロセス開発から正式に撤退、という道筋しか見えない。
Re: (スコア:0)
> intelに往時の体力(というか資金力)があるかは疑わしい。
> 時価総額で~
こういうときの体力資金力って、日本会社が嫌味言われるあの内部留保とか、社債発行とかではない感じなん?
株式は会社買収なら株式交換で~ってでてくるけど、商品大量発注するときに使うのは金で、当社株式建てで~みたいなのは聞かない印象だけど
(ソフトバンクがやってるなんか難しいスキームだと出てくるかも…)
Re: (スコア:0)
???
資産が株価に反映されないように粉飾してるってこと?
Re: (スコア:0)
体力『ないよね』という話にそんな突込みをして何の意味があるかはわからないけど。
Re:嫌がらせ (スコア:1)
「時価総額」が「現在の資産(現金 + 売って現金に変えられるもの)」と「将来稼ぐであろう期待」で構成されているとして、後者の比率が高ければいくら時価総額が高くても資金力がない、という指摘なのか。
株式市場っていうのはある意味「将来稼ぐであろう期待」を元手に現金を調達するための仕組みであるので、手元現金がなくてなくても評価額が高いということは(資本主義経済が健全に機能する限りは)資金力がある、ということにほかならないわけで。