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カレントアウェアネス・ポータルによると
2025年頃には再生装置がなくなる可能性が高く
となっているけど、2025年ってやけに具体的だなぁ。
もしかして、装置の保守契約が2025年までしか受けてもらえないとかいう人為的な要因なのだろうか。
単に装置の寿命ということであれば、(予算を度外視して)消耗部品を個別に製作してレストアすれば、まだ行けるような気もする。
もしかして、装置の保守契約が2025年までしか受けてもらえないとかいう人為的な要因なのだろうか。単に装置の寿命ということであれば、(予算を度外視して)消耗部品を個別に製作してレストアすれば、まだ行けるような気もする。
趣旨からいって家庭用ではなく、プロ用録画再生装置が深刻なのでは。イマジカとか関わっているから実務的に見えているはず。いま保守できるのって、DVCAMとかHDCAMくらいですかね。U-Matic/Betacam/Digital Betacamはもう無理か。よく知らんけどD1/D2/D3/D5/D7等々ももう終わってるでしょう。1インチや2インチもとっくの昔に終わってる。磁気テープ録画(再生)装置はメカものなので使用により劣化します。一番はビデオヘッドの摩耗。ビデオ用(というか回転ヘッドに搭載する数mm角×数百μm厚のヘッドチップ)はそうそうどこでもつくれるものではないので。各テープフォーマットは公開されているものの、それをもとにあの機構を再現して互換性を保ってまともに使えるモノを作るのは簡単ではない。実際につくっていたメーカーは数えるほどしかなかったし、それらもほぼ事業終息状態なので保守期限が切られているということでしょう。
もちろん全盛期には、普通に素人から技術者・技能者を養成し維持してきたのだからできない話ではないが、要はカネとかモチベーションが非常識なほど無いとむりでしょう。寄付でどうにかなるレベルかなあ?引退した技術者をかき集めても退職してれば設計資料にアクセスできないし、製造ノウハウ・特許は企業が抱えているので提供してもらう費用も相当かかるだろうし。ソニーとかパナソニックとかがビジネス度外視して社会貢献の積もりでやれば可能かもしれんけど、株主様もいることですし...orz
昭和生まれのは、マルチトラックレコーダはOTARIなのですが、デジタル化の時代に死んだと勝手に思っていました。
未だ生きていて、磁気ヘッドは作ってくれるみたいですが....。大変そうですね。
http://www.otari.co.jp/product/mag_head/head/index.html [otari.co.jp]
ヘリカルスキャン諦めて、超多トラックヘッドでオーバーサンプリングしてデジタル処理で復元、って無理なんかな。無理っぽい気はするが、デジタル処理前提で汎用的にスキャンできる仕組みって作れないんかね。1回では足りないなら複数回スキャンするとか、ヘッドを複数置いてちょっとずらして精度上げるとか…。
磁気パターンを可視化して、画像処理で何とかするとか?
それって概念上以外になんか意味ある…?
デコードすればいいんじゃないの?アナログレコードとかでもやってなかったっけ?
RF信号さえゲットできれば復元の道はあるしね。LD decode派生のVHS復元プロジェクト見てると、VHSテープが保存してたデータの品質って馬鹿にできんな、再生機側の性能限界の影響も結構大きかったんだな、ってなる。
磁気テープの難点は機材というよりテープに磁性体をくっつけてる接着剤です。物によりますが古いのはべちょべちょになるかぱらぱらと崩れ落ちるかなので、バックアップすら厳しくなります。接着剤の劣化よりはマシですが化粧巻きしてないとテンション掛かってない端がうねうねと波打ってたり。仕事で入ってくる時には既に接着剤死んで手遅れなのも結構有って困ります・・・
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2025年って期限は (スコア:0)
カレントアウェアネス・ポータルによると
2025年頃には再生装置がなくなる可能性が高く
となっているけど、2025年ってやけに具体的だなぁ。
もしかして、装置の保守契約が2025年までしか受けてもらえないとかいう人為的な要因なのだろうか。
単に装置の寿命ということであれば、(予算を度外視して)消耗部品を個別に製作してレストアすれば、まだ行けるような気もする。
Re:2025年って期限は (スコア:2, 興味深い)
もしかして、装置の保守契約が2025年までしか受けてもらえないとかいう人為的な要因なのだろうか。
単に装置の寿命ということであれば、(予算を度外視して)消耗部品を個別に製作してレストアすれば、まだ行けるような気もする。
趣旨からいって家庭用ではなく、プロ用録画再生装置が深刻なのでは。イマジカとか関わっているから実務的に見えているはず。
いま保守できるのって、DVCAMとかHDCAMくらいですかね。U-Matic/Betacam/Digital Betacamはもう無理か。よく知らんけどD1/D2/D3/D5/D7等々ももう終わってるでしょう。1インチや2インチもとっくの昔に終わってる。
磁気テープ録画(再生)装置はメカものなので使用により劣化します。一番はビデオヘッドの摩耗。ビデオ用(というか回転ヘッドに搭載する数mm角×数百μm厚のヘッドチップ)はそうそうどこでもつくれるものではないので。各テープフォーマットは公開されているものの、それをもとにあの機構を再現して互換性を保ってまともに使えるモノを作るのは簡単ではない。実際につくっていたメーカーは数えるほどしかなかったし、それらもほぼ事業終息状態なので保守期限が切られているということでしょう。
もちろん全盛期には、普通に素人から技術者・技能者を養成し維持してきたのだからできない話ではないが、要はカネとかモチベーションが非常識なほど無いとむりでしょう。寄付でどうにかなるレベルかなあ?
引退した技術者をかき集めても退職してれば設計資料にアクセスできないし、製造ノウハウ・特許は企業が抱えているので提供してもらう費用も相当かかるだろうし。ソニーとかパナソニックとかがビジネス度外視して社会貢献の積もりでやれば可能かもしれんけど、株主様もいることですし...orz
Re:2025年って期限は (スコア:2)
昭和生まれのは、マルチトラックレコーダはOTARIなのですが、デジタル化の時代に死んだと勝手に思っていました。
未だ生きていて、磁気ヘッドは作ってくれるみたいですが....。大変そうですね。
http://www.otari.co.jp/product/mag_head/head/index.html [otari.co.jp]
Re: (スコア:0)
ヘリカルスキャン諦めて、超多トラックヘッドでオーバーサンプリングしてデジタル処理で復元、って無理なんかな。
無理っぽい気はするが、デジタル処理前提で汎用的にスキャンできる仕組みって作れないんかね。
1回では足りないなら複数回スキャンするとか、ヘッドを複数置いてちょっとずらして精度上げるとか…。
Re: (スコア:0)
磁気パターンを可視化して、画像処理で何とかするとか?
Re: (スコア:0)
それって概念上以外になんか意味ある…?
Re: (スコア:0)
デコードすればいいんじゃないの?
アナログレコードとかでもやってなかったっけ?
Re: (スコア:0)
RF信号さえゲットできれば復元の道はあるしね。
LD decode派生のVHS復元プロジェクト見てると、
VHSテープが保存してたデータの品質って馬鹿にできんな、
再生機側の性能限界の影響も結構大きかったんだな、ってなる。
Re: (スコア:0)
磁気テープの難点は機材というよりテープに磁性体をくっつけてる接着剤です。物によりますが古いのはべちょべちょになるかぱらぱらと崩れ落ちるかなので、バックアップすら厳しくなります。接着剤の劣化よりはマシですが化粧巻きしてないとテンション掛かってない端がうねうねと波打ってたり。
仕事で入ってくる時には既に接着剤死んで手遅れなのも結構有って困ります・・・