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動体視力には自信がないので、240fps のスローモーションで撮影し、iPad mini 6 と 5th のスクロールを比較してみたが、Jerry Scrolling と思しき現象を録画できなかった。iPadOS 15.0.1に更新したお陰とか?
60Hzっぽいスクロールの飛び飛びは撮れたので、描画更新自体を撮影出来ていなかったことはなさそう。じわじわスクロールさせても、ビュンビュンとスクロールさせても同じ。
何?iPhoneで撮影したから検出されなかったのでは、って?…そいつぁ一本取られたな!
撮影環境:・環境光 :Hfインバーター式蛍光灯 Panasonic製+卓上LED蛍光灯 KOIZUMI製(1万超…)・撮影機材:iPhone 12 Pro 1080p/240fps カメラの向きは、ポートレート、ランドスケープの両方向で撮影。
比較した機材:・iPad mini 6 iPadOS 15.0.1 ※15.0は試していない。しれっと改善されてたりして。・iPad mini 5th edition iPadOS 14.8
スクロールを検証した表示対象:・Safariで、Wikipedia (en)で一番文字数の多い記事 (about 47KB)・Safariで、小説家になろうの投稿小説・日経電子版のMyページの記事一覧・Kindleアプリの連続スクロールモード (UK英語の小説)いずれもポートレートモードで縦スクロール (手動)。Safariのなろう小説、Kindleでは黒背景・白背景の両方を確認。アプリごとの差もなく、いずれもJerry Scrollingを観測できず。
余談:スクロール以外で気付いたこととして、ディスプレイの素の色味が違ってた。Night Shift で色温度を変えたとき、「冷たい」から、「暖かく」と真ん中の半ばあたりまでは、mini 6 の方が暖色で、それより「暖かく」寄りでは、mini 5th の方が暖色となった。並べるとすごく気になってくる…iPad mini 5thの方が好みの色を出してくれるというか…。個体差の範囲にも思えるが、色域が5thより狭くなっている?のかもしれない。機材はないので憶測だが、その辺りがiFixitの”ディスプレイが安物”の話に繋がるのかも。
ご参考まで
その後、他の方の動画(※)を参考にして何度か試したら、目視時にスクロールで気持ち行が斜めに傾いた気がした。ローテーションすると、Apple Pencilをくっつける側が必ず先行するように見えたので、やっと当たりを引いたと思ったのだが、それをスローモーションで録画しても、リフレッシュで文字がチカチカすることはあっても、描画自体にはずれがなかった。
この現象で思い当たったのは「カフェウォール錯視」。 [ismedia.jp]テキストの行は揃っているのに、リフレッシュで文字の一部の明暗が順繰りに変わることで、斜めでない行が斜めに見える、この錯視に近い現象を引いた可能性が出てきた。
とはいっても、これは自分のケースでの独自の考察。他の方の動画では描画のずれが撮れているので、自分の撮り方が不適切だった可能性があるし(240fpsでは不十分なのかもしれん)、錯視であっても、LCDの走査方向を変えたことで目立つ形になったことのは確か(※2)。
とまあ、気になる人が出てきそうな現象だということは理解した。
※1 iPod LOVEさんの検証動画 [item-get.com]※2 iPad mini 5thでは逆にランドスケープ方向で横書き小説を見たときに縦スクロールすることによって、 スクロール中、上方インカメラ側の文字が先行するように見えた(目視では)。
色々試していたけど、公開されている動画のようなグネグネした感じにならないな~。iFixitやiPod LoveさんのYoutube動画をさらにスローモーションにして見たけど、あんなドラスティックに真ん中がうねったり、1文字近い描画の遅れを確認できてない。
自分がJelly Scrollだと思ったのは、むしろ普通にスクロール出来ているときの動きに近い…。目が疲れているときは錯視し易いのだけど、それと区別が付きそうにない。
…また日を改めて検証してみて、気が向いたら投稿する…。
案外スクロール時にも省電力優先でGPUのクロック落としすぎただけかもね。あと、黒地に白のダークモードの方が見つけやすいと思う。
低電力モードでもやってみたが、Jelly Scrollingを確認できず。黒地に白文字でも。
#そもそも iPad mini 6 はiPhone 13 ProのようなLTPO技術を採用してないので、 可変リフレッシュレートにならないと思うし、そういう挙動は自分で録画した 結果でも確認できなかった。
元のTwitterとかにも「めったに見られない」とあるので、個体差でないなら、タイミングや発生条件的なものがあるのかも。
逆に、万が一個体差だと、集団訴訟になる類か…。
室温を書いてなかった。LCDは低温で動きが鈍くなると聞くので。 ・室温:28~30℃、湿度40~45%辺り。
それと誤記報告。・誤:Jerry →正:jelly
失礼をば。
UFO Testサイトを使って、ようやくJelly Scrollingを録画できた。目視でなんとなく傾いて見えたものがゼリースクロールで合っていて、サイトの解説によれば「Tilting」とも書いてあり、傾きは1°未満らしい。
お世話になったサイト:・ UFO Test Scan-Out Skew - Tilting / Jelly Effect [testufo.com]
60HzのPC用液晶ディスプレイでも水平方向のスクロールでこの現象を見ることが出来る。実感したい人は上記サイトをお試しあれ。手元のディスプレイ2種類(4K、60Hz)では、どちらもほぼiPad mini 6と同じ様に傾いて見えた。
iPad mini 6のが問題になるかどうかは、PCの液晶ディスプレイを縦向きで
再確認したところ、Safari、Kindleアプリとか日経電子版アプリでも、Jelly Scrollingは発生した(ポートレートモードで)。”発生せず”と書いた最初の投稿は間違いでした。ごめんなさい。つまり、一度気が付くと気付きやすくなってしまうので、気になる人は気になってしまうだろう。
でもって、自分は困るのか?と問われると、今日まで気付かなかったように、たぶん困らない。電子書籍読むときにスクロールさせながら読むなんてあり得ない、という習慣的事情もあるが、Jellyという語のようにグネグネすることはなく、Tilt Scrollingといった方が実感に沿うし、そもそも、高速にスクロールすると仕組み的に気付かなくなる現象だからだ。
とはいえポートレート向きで使う時間の方が圧倒的に多いので、Appleにはなんで走査方向変えたんだよ~、とは言いたい。Pencilを付けとくと、Pencilが揺れる度にBTをOnにしろってうるさく言われる深刻な問題もある。俺は使わないBTはオフ派なんだよ!
確かにランドスケープ方向でステレオになったので(ようやく Nexus 7 (2013)に追いついた…!ワイヤレス充電はいらん)、動画体験が向上したのは分かるんだけどさ…。
それはふつーのテアリングだね。画面内容の更新中に画面表示が行われてそれぞれの処理位置に追い越しが発生すると追い越しが発生した場所を堺に表示される内容が1フレーム違う時間の物になる現象。ダブル(またはトリプル)バッファリングやV-syncをきっちり行えば発生しないが、そもそも目立ちやすい条件でないと普通は気にもならない現象。逆にこれらを行わずに複数回追い越しが発生したり、フレームレートが低い状態で発生したり、追い越し位置が規則的で連続して発生すると現象が目に付きやすくなる。
iFixitの動画で見た感じ、追い越し位置が規則的なパターンかな………追い越しが規則的に発生する負荷条件でないと観測しにくいと思われる。フレームレートももしかすると低いかも、というかソフトウェアの挙動がおかしいかもしれん。Vsyncに半端に追従するタイマーだとか、バッファリング時点でテアリングしてたりだとか、その手の妙な挙動による現象でも説明付きそうな見た目だと思う。
> 並べるとすごく気になってくる…iPad mini 5thの方が好みの色を出してくれるというか…。
欧米人は黄色い液晶の方が好みらしくAppleはそちらにあわせていく方針のようです自分もiPhone12購入時に色味が黄色に変わっているのを感じました
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
個体差もありそう。自分の iPad mini 6 では発生せず。 (スコア:5, 参考になる)
動体視力には自信がないので、240fps のスローモーションで撮影し、
iPad mini 6 と 5th のスクロールを比較してみたが、
Jerry Scrolling と思しき現象を録画できなかった。
iPadOS 15.0.1に更新したお陰とか?
60Hzっぽいスクロールの飛び飛びは撮れたので、描画更新自体を撮影出来ていなかったことはなさそう。
じわじわスクロールさせても、ビュンビュンとスクロールさせても同じ。
何?iPhoneで撮影したから検出されなかったのでは、って?
…そいつぁ一本取られたな!
撮影環境:
・環境光 :Hfインバーター式蛍光灯 Panasonic製+卓上LED蛍光灯 KOIZUMI製(1万超…)
・撮影機材:iPhone 12 Pro 1080p/240fps
カメラの向きは、ポートレート、ランドスケープの両方向で撮影。
比較した機材:
・iPad mini 6 iPadOS 15.0.1 ※15.0は試していない。しれっと改善されてたりして。
・iPad mini 5th edition iPadOS 14.8
スクロールを検証した表示対象:
・Safariで、Wikipedia (en)で一番文字数の多い記事 (about 47KB)
・Safariで、小説家になろうの投稿小説
・日経電子版のMyページの記事一覧
・Kindleアプリの連続スクロールモード (UK英語の小説)
いずれもポートレートモードで縦スクロール (手動)。
Safariのなろう小説、Kindleでは黒背景・白背景の両方を確認。
アプリごとの差もなく、いずれもJerry Scrollingを観測できず。
余談:
スクロール以外で気付いたこととして、ディスプレイの素の色味が違ってた。
Night Shift で色温度を変えたとき、
「冷たい」から、「暖かく」と真ん中の半ばあたりまでは、mini 6 の方が暖色で、
それより「暖かく」寄りでは、mini 5th の方が暖色となった。
並べるとすごく気になってくる…iPad mini 5thの方が好みの色を出してくれるというか…。
個体差の範囲にも思えるが、色域が5thより狭くなっている?のかもしれない。
機材はないので憶測だが、その辺りがiFixitの”ディスプレイが安物”の話に繋がるのかも。
ご参考まで
追記:再現出来たかも?もしかするとカフェウォール錯視ではないか? (スコア:1)
その後、他の方の動画(※)を参考にして何度か試したら、目視時にスクロールで気持ち行が斜めに傾いた気がした。
ローテーションすると、Apple Pencilをくっつける側が必ず先行するように見えたので、やっと当たりを引いたと思ったのだが、
それをスローモーションで録画しても、リフレッシュで文字がチカチカすることはあっても、描画自体にはずれがなかった。
この現象で思い当たったのは「カフェウォール錯視」。 [ismedia.jp]
テキストの行は揃っているのに、リフレッシュで文字の一部の明暗が順繰りに変わることで、
斜めでない行が斜めに見える、この錯視に近い現象を引いた可能性が出てきた。
とはいっても、これは自分のケースでの独自の考察。
他の方の動画では描画のずれが撮れているので、自分の撮り方が不適切だった可能性があるし(240fpsでは不十分なのかもしれん)、
錯視であっても、LCDの走査方向を変えたことで目立つ形になったことのは確か(※2)。
とまあ、気になる人が出てきそうな現象だということは理解した。
※1 iPod LOVEさんの検証動画 [item-get.com]
※2 iPad mini 5thでは逆にランドスケープ方向で横書き小説を見たときに縦スクロールすることによって、
スクロール中、上方インカメラ側の文字が先行するように見えた(目視では)。
Re: (スコア:0)
色々試していたけど、公開されている動画のようなグネグネした感じにならないな~。
iFixitやiPod LoveさんのYoutube動画をさらにスローモーションにして見たけど、
あんなドラスティックに真ん中がうねったり、1文字近い描画の遅れを確認できてない。
自分がJelly Scrollだと思ったのは、むしろ普通にスクロール出来ているときの動きに近い…。
目が疲れているときは錯視し易いのだけど、それと区別が付きそうにない。
…また日を改めて検証してみて、気が向いたら投稿する…。
Re: (スコア:0)
案外スクロール時にも省電力優先でGPUのクロック落としすぎただけかもね。
あと、黒地に白のダークモードの方が見つけやすいと思う。
Re: (スコア:0)
低電力モードでもやってみたが、Jelly Scrollingを確認できず。黒地に白文字でも。
#そもそも iPad mini 6 はiPhone 13 ProのようなLTPO技術を採用してないので、
可変リフレッシュレートにならないと思うし、そういう挙動は自分で録画した
結果でも確認できなかった。
元のTwitterとかにも「めったに見られない」とあるので、
個体差でないなら、タイミングや発生条件的なものがあるのかも。
逆に、万が一個体差だと、集団訴訟になる類か…。
Re: (スコア:0)
室温を書いてなかった。LCDは低温で動きが鈍くなると聞くので。
・室温:28~30℃、湿度40~45%辺り。
それと誤記報告。
・誤:Jerry →正:jelly
失礼をば。
追記2:ようやく撮影できた…! (スコア:0)
UFO Testサイトを使って、ようやくJelly Scrollingを録画できた。
目視でなんとなく傾いて見えたものがゼリースクロールで合っていて、
サイトの解説によれば「Tilting」とも書いてあり、傾きは1°未満らしい。
お世話になったサイト:
・ UFO Test Scan-Out Skew - Tilting / Jelly Effect [testufo.com]
60HzのPC用液晶ディスプレイでも水平方向のスクロールでこの現象を見ることが出来る。
実感したい人は上記サイトをお試しあれ。
手元のディスプレイ2種類(4K、60Hz)では、どちらもほぼiPad mini 6と同じ様に傾いて見えた。
iPad mini 6のが問題になるかどうかは、PCの液晶ディスプレイを縦向きで
Re:追記2:ようやく撮影できた…! (スコア:1)
再確認したところ、Safari、Kindleアプリとか日経電子版アプリでも、Jelly Scrollingは発生した(ポートレートモードで)。
”発生せず”と書いた最初の投稿は間違いでした。ごめんなさい。
つまり、一度気が付くと気付きやすくなってしまうので、気になる人は気になってしまうだろう。
でもって、自分は困るのか?と問われると、今日まで気付かなかったように、たぶん困らない。
電子書籍読むときにスクロールさせながら読むなんてあり得ない、という習慣的事情もあるが、
Jellyという語のようにグネグネすることはなく、Tilt Scrollingといった方が実感に沿うし、
そもそも、高速にスクロールすると仕組み的に気付かなくなる現象だからだ。
とはいえポートレート向きで使う時間の方が圧倒的に多いので、Appleにはなんで走査方向変えたんだよ~、とは言いたい。
Pencilを付けとくと、Pencilが揺れる度にBTをOnにしろってうるさく言われる深刻な問題もある。俺は使わないBTはオフ派なんだよ!
確かにランドスケープ方向でステレオになったので(ようやく Nexus 7 (2013)に追いついた…!ワイヤレス充電はいらん)、
動画体験が向上したのは分かるんだけどさ…。
Re: (スコア:0)
それはふつーのテアリングだね。
画面内容の更新中に画面表示が行われてそれぞれの処理位置に追い越しが発生すると
追い越しが発生した場所を堺に表示される内容が1フレーム違う時間の物になる現象。
ダブル(またはトリプル)バッファリングやV-syncをきっちり行えば発生しないが、
そもそも目立ちやすい条件でないと普通は気にもならない現象。
逆にこれらを行わずに複数回追い越しが発生したり、フレームレートが低い状態で発生したり、
追い越し位置が規則的で連続して発生すると現象が目に付きやすくなる。
iFixitの動画で見た感じ、追い越し位置が規則的なパターンかな………
追い越しが規則的に発生する負荷条件でないと観測しにくいと思われる。
フレームレートももしかすると低いかも、というかソフトウェアの挙動がおかしいかもしれん。
Vsyncに半端に追従するタイマーだとか、バッファリング時点でテアリングしてたりだとか、
その手の妙な挙動による現象でも説明付きそうな見た目だと思う。
Re: (スコア:0)
> 並べるとすごく気になってくる…iPad mini 5thの方が好みの色を出してくれるというか…。
欧米人は黄色い液晶の方が好みらしく
Appleはそちらにあわせていく方針のようです
自分もiPhone12購入時に色味が黄色に変わっているのを感じました