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まあ役所の変化を嫌う構造的な問題から来るデジタル化の遅れや、行政の縦割りからくる非効率さは一旦おいておくとして…
そもそもデジタルとは、情報処理とはなにか?が昔から教育できてないんだから、当たり前の話ではあるが悲しい話。小学生で最近やっとIT教育が始まるかと思えば、リテラシー・機器操作やプログラミングだけにフォーカスしすぎてたり、とにかくハードウェアを躍起になって揃えないとならないようなカリキュラムになってるし。基礎的なコンピューターサイエンスをおろそかにしているあたりがもうね。
デジタルとはなにか?データとはなにか?コンピューテ
コンピュータ・サイエンス、ねえ。小学生に2進数を教える? 本気で言ってるの?10進数の加減乗除すらおぼつかない子供がたくさんいるのに、更に混乱させてどうするよ。アルゴリズムとデータ構造、そりゃ大切だよ。でも小学校で教えるものなのか、ほんとに考えた?「まず理論から入る」のは、小学校では悪手でしょう。そんなん興味が持続しませんがな。情報系の授業が嫌いな子が量産されるのが目に見える。
貴方の中では、コンピュータ・リテラシーは重要でないものだという認識かもしんない。でもね、現実では家庭でコンピュータに触れる機会が一切ない子供だっているんだよ。小学校の役割として、そうした子供達にもコンピュータに触れる機会を増やす、というのも求められている部分だぜ。
そんな簡単に「日本の教育は間違ってる」なんて断定するの、良くないと思うよ。
その中から、俺みたいに2進どころかマシン語まで届く変態が発生するかもだし、適正ないのが分かるのも良しでしょ。今時のお子さんは何でコーディングするの?
その中から、俺みたいに2進どころかマシン語まで届く変態が発生する
キミみたいな変態は、小中学校で教えなくても勝手に学んで、その手の大学に進学するでしょ? 私もそうだけど。そーゆー変態を養成するエリート(?)コースがあっても良いと思うけど、全員に同じ教育をやるってのは、あまり賛成できないな。
例えば、小中学校の教科には音楽があるけど、理論から入ったりはしないよね。最初は、ただ声を合わせて歌う事や、リズムに合わせてカスタネットを叩くことから教えるよね。次に、音楽の理論の基礎=楽典の、さらに基礎である五線譜を教える。初等教育って、そう言う順番だよね。
で、小中学校で学ぶ音楽の理論って、せいぜいそこまで。後は学びたい奴が学べばいい、と言う事なんじゃないかな。
算数だっていわば理論だよね。さらにみんなに同じことを教える。最初は数の概念からでりんごを数えて、そして算法の規則や文章題の意味をとっていく。九九も無理にでも覚える。
そういうことからすると、電算機も同じだよね。まず簡単なビットの数え方から、そして体操とかカードゲームとかで身体で色々覚えるよね。
九九が分かってなきゃ中学高校の時に苦労するよ、でもそれは必要だからみんなやったよね。そこはIT教育も同じで書かれてるような基礎「も」必要であって、ただ操作できる(カスタネットが叩ければいい)だけじゃダメなんだよ。
最初は数の概念からでりんごを数えて
算数でまず教えるのは「比べる」という行動なんだよ。その結果、「多い」「少ない」と言うことを体感する。つぎは、「ひとつ」「ふたつ」「たくさん」くらいで理解するね。「数える」のはその次で、そこまでは数の概念と言うよりは、数字の名前を覚えることに近い。そこから、演算や桁上がりみたいな数の概念に進むね。理論や概念から覚えるわけではない。
九九も無理にでも覚える。
九九は理論ではない。概念を教えているわけでも無い。単なる丸暗記だ。キーボードを打てるように練習することに近い。
ちなみに、九九やそれに類するものを教えない国もあるね。
限られた期間に、どういう内容を学ばせるか。これは永遠の課題。色んな意見が有り得る。しかし、リソースは限られていて何でもかんでも詰め込むわけにはいかないから、基礎の基礎から学ばせるのが正しいとは限らない。例えば、国語を教えたいからと言って、文法や言語学から教えることはしない。体育を教えたいからと言って、骨格と筋肉の作用から学ばせることはしない。理科を教えたいからと言って、素粒子論から教えることはしない。実用と基礎を、その発達段階に応じてバランスよく組み合わせることになるね。
機器操作・プログラミング偏重だ、と言う批判は理解できる。でもだからと言って、基礎概念から始めよ、というのも無理だと思う。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
教育からして駄目 (スコア:3, すばらしい洞察)
まあ役所の変化を嫌う構造的な問題から来るデジタル化の遅れや、行政の縦割りからくる非効率さは一旦おいておくとして…
そもそもデジタルとは、情報処理とはなにか?が昔から教育できてないんだから、当たり前の話ではあるが悲しい話。
小学生で最近やっとIT教育が始まるかと思えば、リテラシー・機器操作やプログラミングだけにフォーカスしすぎてたり、とにかくハードウェアを躍起になって揃えないとならないようなカリキュラムになってるし。
基礎的なコンピューターサイエンスをおろそかにしているあたりがもうね。
デジタルとはなにか?データとはなにか?コンピューテ
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
コンピュータ・サイエンス、ねえ。
小学生に2進数を教える? 本気で言ってるの?
10進数の加減乗除すらおぼつかない子供がたくさんいるのに、更に混乱させてどうするよ。
アルゴリズムとデータ構造、そりゃ大切だよ。でも小学校で教えるものなのか、ほんとに考えた?
「まず理論から入る」のは、小学校では悪手でしょう。そんなん興味が持続しませんがな。
情報系の授業が嫌いな子が量産されるのが目に見える。
貴方の中では、コンピュータ・リテラシーは重要でないものだという認識かもしんない。
でもね、現実では家庭でコンピュータに触れる機会が一切ない子供だっているんだよ。
小学校の役割として、そうした子供達にもコンピュータに触れる機会を増やす、というのも求められている部分だぜ。
そんな簡単に「日本の教育は間違ってる」なんて断定するの、良くないと思うよ。
Re: (スコア:0)
その中から、俺みたいに2進どころかマシン語まで届く変態が発生するかもだし、適正ないのが分かるのも良しでしょ。
今時のお子さんは何でコーディングするの?
Re: (スコア:1)
その中から、俺みたいに2進どころかマシン語まで届く変態が発生する
キミみたいな変態は、小中学校で教えなくても勝手に学んで、その手の大学に進学するでしょ? 私もそうだけど。
そーゆー変態を養成するエリート(?)コースがあっても良いと思うけど、全員に同じ教育をやるってのは、あまり賛成できないな。
例えば、小中学校の教科には音楽があるけど、理論から入ったりはしないよね。
最初は、ただ声を合わせて歌う事や、リズムに合わせてカスタネットを叩くことから教えるよね。
次に、音楽の理論の基礎=楽典の、さらに基礎である五線譜を教える。
初等教育って、そう言う順番だよね。
で、小中学校で学ぶ音楽の理論って、せいぜいそこまで。
後は学びたい奴が学べばいい、と言う事なんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
算数だっていわば理論だよね。さらにみんなに同じことを教える。
最初は数の概念からでりんごを数えて、そして算法の規則や文章題の意味をとっていく。
九九も無理にでも覚える。
そういうことからすると、電算機も同じだよね。
まず簡単なビットの数え方から、そして体操とかカードゲームとかで身体で色々覚えるよね。
九九が分かってなきゃ中学高校の時に苦労するよ、でもそれは必要だからみんなやったよね。
そこはIT教育も同じで書かれてるような基礎「も」必要であって、ただ操作できる(カスタネットが叩ければいい)だけじゃダメなんだよ。
Re:教育からして駄目 (スコア:2)
最初は数の概念からでりんごを数えて
算数でまず教えるのは「比べる」という行動なんだよ。
その結果、「多い」「少ない」と言うことを体感する。
つぎは、「ひとつ」「ふたつ」「たくさん」くらいで理解するね。
「数える」のはその次で、そこまでは数の概念と言うよりは、数字の名前を覚えることに近い。
そこから、演算や桁上がりみたいな数の概念に進むね。
理論や概念から覚えるわけではない。
九九も無理にでも覚える。
九九は理論ではない。概念を教えているわけでも無い。単なる丸暗記だ。
キーボードを打てるように練習することに近い。
ちなみに、九九やそれに類するものを教えない国もあるね。
限られた期間に、どういう内容を学ばせるか。これは永遠の課題。色んな意見が有り得る。
しかし、リソースは限られていて何でもかんでも詰め込むわけにはいかないから、基礎の基礎から学ばせるのが正しいとは限らない。
例えば、国語を教えたいからと言って、文法や言語学から教えることはしない。
体育を教えたいからと言って、骨格と筋肉の作用から学ばせることはしない。
理科を教えたいからと言って、素粒子論から教えることはしない。
実用と基礎を、その発達段階に応じてバランスよく組み合わせることになるね。
機器操作・プログラミング偏重だ、と言う批判は理解できる。
でもだからと言って、基礎概念から始めよ、というのも無理だと思う。