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> 25MHzより速い動作周波数
初代Pentiumすらアウトですやん
まぁ、それ以前に・ピン数が144本を超えるものこれがあるからi486(169ピン)すらアウトです。
リストの項目一つ一つがみんな厳しいが、それらがうまく組み合わさって抜けを塞ぐような形になるのでとにかく厳しい
組み合わせもなにも、どれか一つでも引っかかったらアウトですよ。25MHz以下の16bit CPUとか、286レベルまで落とさないと無理
バス帯域(2.5MB/s ※)を考えると、8088(8bit、4.77MHz)のXTバス(ウェイト考えても約4MB/s)すらNGなので、SoC化して外部I/Oが極細なパッケージなマイコンじゃないと難しい。
※つまりは8bitでもパラレルバスクロックが2.5MHz以下ということ(16bitバスならさらに半分)。 V20とかH8/500シリーズとかは外部バス幅8bitだが、クロックが8/10MHzと高くてダメ。 MSX(3.58MHz)のカートリッジスロットすらダメ。 ファミコン(1.79MHz)のゲームカートリッジI/Oならいける。
…バス幅は何気に一番厳しい条件に見える。
5GFlopsはFPU積まないなら無関係(そもそもPS2 GPUは150Mhzクラス)。
そこかしこおかしい部分もあり、補足:
・8088(≒XTバス)やMSXは4サイクル(マシンサイクル)に1バイトが最速なので、 バスクロック(Tサイクル)4.77MHzや3.57MHzなら、それぞれ1.2MB/s、0.9MB/sとなって 非該当になるはず。 但し、Z80のCMOS版(Z84C00)には、10MHz/20MHz版があるので、判定NGとなるZ80も存在する。 #参考(MSX):最大0.9MB/sでは? [srad.jp] …DMAは…MSXという枠ならシステムの一部であっても、 CPU(Z80A)とのdirect external interconnectではないので、 関係ないんじゃないかな…。 #ちなみにZ80本家のALUは4bit x2で8bit演算を実現していた。このように8bit演算を 4bit ALUとかで分割処理することを この方たち [srad.jp]も言っているビットスライスと言う。 ZEN1までのAMDのSIMD演算ユニット(128bit ALUx2で256bitを処理)などもその類に該当するだろう。 この方式が採られると、ALUの制限が(性能はともかく機能的には)迂回される可能性がある。
・8086(ATバス)も、4サイクルに2バイトのため、これもバスクロックの半分となる。 8086の最低動作クロックは2MHzらしいが、商品としての最低スペックは6MHz~のため、 バス帯域3MB/s以上で判定NGと解釈するのが正しいのだろう。 ちなみに8087は50kFLOPS程度であり、FLOPSでの判定条件とは乖離している。
つまるところ、大半のZ80はOKとなってしまうが、そもそも、共産圏はZ80クローン品や上位互換品は製造する能力があるらしい [hi-ho.ne.jp](少なくとも東西冷戦時は)。このため、これ以下のスペックのCPUを手間暇掛けて禁輸する意味がない側面もあるのだろう。具体的には、ZX Spectrumクローンについて検索するといいし、冷戦時に仕掛けたZ80へのクローン罠掛けや、製造していた露Angstrem社周りの話がこの記事 [cpushack.com]に詳しく書かれている。Angstrem社のグループは、冷戦終結後や2014年からのウクライナ紛争後などに米制裁を受け倒産したりしているはずだが、今年の侵攻でも再び経済制裁対象となっており、全く懲りていないようだ。
流石に今どきの中国はZ-80互換品なんかより速いCPU作ってますやん。https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1193830.html [impress.co.jp]
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人生unstable -- あるハッカー
まあ待て (スコア:0)
> 25MHzより速い動作周波数
初代Pentiumすらアウトですやん
Re: (スコア:1)
まぁ、それ以前に
・ピン数が144本を超えるもの
これがあるからi486(169ピン)すらアウトです。
Re: (スコア:0)
リストの項目一つ一つがみんな厳しいが、それらがうまく組み合わさって抜けを塞ぐような形になるのでとにかく厳しい
Re: (スコア:0)
組み合わせもなにも、どれか一つでも引っかかったらアウトですよ。
25MHz以下の16bit CPUとか、286レベルまで落とさないと無理
Re: (スコア:2, 参考になる)
バス帯域(2.5MB/s ※)を考えると、8088(8bit、4.77MHz)のXTバス(ウェイト考えても約4MB/s)すらNGなので、SoC化して外部I/Oが極細なパッケージなマイコンじゃないと難しい。
※つまりは8bitでもパラレルバスクロックが2.5MHz以下ということ(16bitバスならさらに半分)。
V20とかH8/500シリーズとかは外部バス幅8bitだが、クロックが8/10MHzと高くてダメ。
MSX(3.58MHz)のカートリッジスロットすらダメ。
ファミコン(1.79MHz)のゲームカートリッジI/Oならいける。
…バス幅は何気に一番厳しい条件に見える。
5GFlopsはFPU積まないなら無関係(そもそもPS2 GPUは150Mhzクラス)。
Re:まあ待て (スコア:1)
そこかしこおかしい部分もあり、補足:
・8088(≒XTバス)やMSXは4サイクル(マシンサイクル)に1バイトが最速なので、
バスクロック(Tサイクル)4.77MHzや3.57MHzなら、それぞれ1.2MB/s、0.9MB/sとなって
非該当になるはず。
但し、Z80のCMOS版(Z84C00)には、10MHz/20MHz版があるので、判定NGとなるZ80も存在する。
#参考(MSX):最大0.9MB/sでは? [srad.jp]
…DMAは…MSXという枠ならシステムの一部であっても、
CPU(Z80A)とのdirect external interconnectではないので、
関係ないんじゃないかな…。
#ちなみにZ80本家のALUは4bit x2で8bit演算を実現していた。このように8bit演算を
4bit ALUとかで分割処理することを
この方たち [srad.jp]も言っているビットスライスと言う。
ZEN1までのAMDのSIMD演算ユニット(128bit ALUx2で256bitを処理)などもその類に該当するだろう。
この方式が採られると、ALUの制限が(性能はともかく機能的には)迂回される可能性がある。
・8086(ATバス)も、4サイクルに2バイトのため、これもバスクロックの半分となる。
8086の最低動作クロックは2MHzらしいが、商品としての最低スペックは6MHz~のため、
バス帯域3MB/s以上で判定NGと解釈するのが正しいのだろう。
ちなみに8087は50kFLOPS程度であり、FLOPSでの判定条件とは乖離している。
つまるところ、大半のZ80はOKとなってしまうが、
そもそも、共産圏はZ80クローン品や上位互換品は製造する能力があるらしい [hi-ho.ne.jp](少なくとも東西冷戦時は)。
このため、これ以下のスペックのCPUを手間暇掛けて禁輸する意味がない側面もあるのだろう。
具体的には、ZX Spectrumクローンについて検索するといいし、冷戦時に仕掛けたZ80へのクローン罠掛けや、
製造していた露Angstrem社周りの話がこの記事 [cpushack.com]に詳しく書かれている。
Angstrem社のグループは、冷戦終結後や2014年からのウクライナ紛争後などに米制裁を受け倒産したりしているはずだが、
今年の侵攻でも再び経済制裁対象となっており、全く懲りていないようだ。
Re: (スコア:0)
流石に今どきの中国はZ-80互換品なんかより速いCPU作ってますやん。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1193830.html [impress.co.jp]