ちょうど red hat が箱売りを諦めた [srad.jp]というニュースの直後ですが、
要するに入手が自由で改変に公開の義務のある linux を、単体で
売って商売にしようというのが無理だったわけで
むしろ、オフィススイートなり db なりのなんらかの自社製品を売る際に、
そのプラットフォームとして linux を使えば、顧客はただで手に
入れられるし、どこにでもその環境があると仮定できるし、
OS 内部にも手を入れられるので開発も楽と、そういう方向で
linux 開発に加担しつつコマーシャルに活かすとい
商売の方法 (スコア:2, すばらしい洞察)
要するに入手が自由で改変に公開の義務のある linux を、単体で
売って商売にしようというのが無理だったわけで
むしろ、オフィススイートなり db なりのなんらかの自社製品を売る際に、
そのプラットフォームとして linux を使えば、顧客はただで手に
入れられるし、どこにでもその環境があると仮定できるし、
OS 内部にも手を入れられるので開発も楽と、そういう方向で
linux 開発に加担しつつコマーシャルに活かすとい
「それがどうした、おれたちには関係ない」
穿った見方 (スコア:2, 興味深い)
IBMはサーバ製品などで、RedHat, Turbo, SuSEを動作保証対象としています。
それぞれ米国、アジア、欧州に強いという特徴を持っていますが、ここでSuSEがコケてしまうと欧州での販売戦略に支障が出てきますから、SuSEは救済したい。
だけど、SuSEを直接救済したのではRedHat, Turboとの関係に問題が出る。
という事で、Novellを通してSuSE救済。その分Novellへ資金提供という形になったのではないでしょうか。
SuSE買収額に対して資金提供額が小さいですが、差額分はSuSE製品の販売数量確約とか、Dominoのマージン改善とか、後に追加資金提供とか、還元する方法はありますし。
Re:穿った見方 (スコア:1)
でも、私はもうひとつの側面で違う面があると思っています。
もともとIBMはNetWare製品を自分のところのVL製品として販売していて、
当時「赤箱」「青箱」と2種類のNetWareが流通していたり、
その後の4.11バージョンではIntranetWareという形で、完全に自社製品の形で
流通させていたりしていたのを見ると、IBMとNovellの距離は
元々結構近いのではないかと思います。
現時点で、デスクトップをディレクトリにて管理できる製品として
唯一といっていいほど使い物になるZENworks for DesktopsもNovellは
もっていますし、IBMがもっているTivoli Director製品などと組み合わせができると、
ディレクトリ&セキュリティの部分では鬼に金棒といえる状態になるかもしれません。
いずれにしても、今後の動きに要注目ですね。
Re:穿った見方 (スコア:0)
また、仲良しだからこそ、IBMの「SuSEを救済したい」という意思を託せる相手としてNovellを選んだとも言えると思います。
今回ニュースとして「NovellのSuSE買収」と「IBMがNovellへ資金提供」がセットで語られてい