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宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡飛行士が研究全体の責任者を務めた実験で、同僚の研究者による不正行為が発覚した。火星などの遠い惑星を探査する飛行士が受けるストレスを探る実験データが捏造[ねつぞう]、改ざんされた。
JAXAは古川氏を含む関係者を処分する方針だが、2023年ごろに予定している古川氏の国際宇宙ステーション(ISS)滞在計画の変更はないとしている。ただ、不正が発覚するきっかけになったミスが判明した際、古川氏が報告を受けたのに、実験のスケジュールを優先し、不正問題を担当するJAXA倫理審査委員会への報告を遅らせようとしたとの関係者の証言も出ている。古川氏の直接の関与はないとされるが、公的な研究との認識や自浄能力の不足を露呈したと言える。
JAXAを巡っては最近、小型固体燃料ロケットイプシロン6号機の衛星打ち上げ失敗、超小型探査機OMOTENASHI(オモテナシ)の月着陸断念と残念な出来事が続いている。今回の実験データ不正との直接の関連性はないが、緊張感の欠如が宇宙開発の停滞の土壌になっていないか。組織の在り方の検証が必要だ。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1165546.html [at-s.com]
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
社説(12月16日)JAXA実験不正 緊張欠く組織検証せよ (スコア:0)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡飛行士が研究全体の責任者を務めた実験で、同僚の研究者による不正行為が発覚した。火星などの遠い惑星を探査する飛行士が受けるストレスを探る実験データが捏造[ねつぞう]、改ざんされた。
JAXAは古川氏を含む関係者を処分する方針だが、2023年ごろに予定している古川氏の国際宇宙ステーション(ISS)滞在計画の変更はないとしている。ただ、不正が発覚するきっかけになったミスが判明した際、古川氏が報告を受けたのに、実験のスケジュールを優先し、不正問題を担当するJAXA倫理審査委員会への報告を遅らせようとしたとの関係者の証言も出ている。古川氏の直接の関与はないとされるが、公的な研究との認識や自浄能力の不足を露呈したと言える。
JAXAを巡っては最近、小型固体燃料ロケットイプシロン6号機の衛星打ち上げ失敗、超小型探査機OMOTENASHI(オモテナシ)の月着陸断念と残念な出来事が続いている。今回の実験データ不正との直接の関連性はないが、緊張感の欠如が宇宙開発の停滞の土壌になっていないか。組織の在り方の検証が必要だ。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1165546.html [at-s.com]