by
Anonymous Coward
on 2003年11月28日 9時54分
(#442523)
SMEとSonyは別会社。ビジネスとして、Sonyが文句いうからSMEはiTunes Music Storeに商品を出さないなんてことはしないでしょ。ビジネスとして成立する方、儲かる方へ行くに決まってます。他のメーカー・レコード会社も同じでしょ。商品として魅力が如何なく発揮される市場に出すに決まってます。しょっばなから出さなくても、そこに市場性があることが判明すれば割と簡単に転びます。じゃないと商売になりません。
ましてやレーベルゲートみたいにうんこなみのサービスしかないとなると、ハードとの親和性や操作感に抜きん出たiTunesとは比較にならないくらい見劣りしますしね。
Sony がまずやるべきなのはメタデータによる販売/管理。
ID をセンターで保管して利用権を確保。そうすればデータフォーマットの移行もユーザーから万歳三唱で迎えられた可能性もあるワケで。
新しいサービスも開拓出来ます。
その辺の整備が整うまでは利用範囲の制限がキツい楽曲データは自分は買う気にならないかな。
レーベルゲートと比較して(雑感で長文失礼) (スコア:2, 興味深い)
しかし…。
バックアップが面倒で、DB が壊れてチェックアウトの権利を失ったり、メモリースティック上のデータが破損しただけで曲を失うことが多々ありました。(しかも Walkman 側では聞けているのに、チェックアウト時にアプリ側が勝手にエラーを出して消してしまう…)
そして、SONY のご都合により配信ツールの Madison Player やMAGIQLIP のメジャーバージョンアップと互換性のなさで、3種類のアプリケーションのそれぞれ数十曲のファイルとアプリをバックアップ&リストアで維持せざるを得ないのです。
レーベルゲートは最新プレイヤーにデータ転送ができると主張していますが、OpenMG系アプリで利用していない曲しか転送できないので現実には移行は不可能です。2度あることは3度あるだろうと思い、結局 OpenMG の曲は MP3 に変換してしまいました。
まあ、まだ技術的にこんなものかと思っていましたが、iTunes はインタフェースもシンプルだし、バックアップはフォルダをバックアップすればよい、CDに焼けるなどの安心感があり、当然配信機能を体験していないものの実力的には勝負にならないなと思っています。
レーベルゲートは最近各社で分散していたサイトを統合したり、アルバム配信など iTunes に負けている部分をテコいれてしいますが…。それで古いフォーマットを切られた恨みの方が大きいです。
アップルがメジャーだけでもJPOPを扱うようになればレーベルゲートは一蹴されてしまうと思うのですが、本格的に音楽スタイルを変えるところまでいくかというと、SONYは今でも東芝やその他ライバル社を引き込むことができずに、国内の配信サイトは各社で分裂が続いています。果たして、アップルはそれを統合(配信市場独占という意味ではなくて、各社の曲を扱う)できるのかというところが興味があります。
例えば、SMEが参加しなければメジャーだけで考えても売れ筋の曲を全部揃えることができなくなるわけですし、一部の曲を扱っているだけでは音楽生活のスタイルを変えるところまでいかないわけで…。
と音楽配信ユーザの立場から雑感を書いてみました。iTunes で JPOP が全部買える状態になったら日本の音楽市場は一変するだろうなと想像しています。
Re:レーベルゲートと比較して(雑感で長文失礼) (スコア:1, 参考になる)
ましてやレーベルゲートみたいにうんこなみのサービスしかないとなると、ハードとの親和性や操作感に抜きん出たiTunesとは比較にならないくらい見劣りしますしね。
#iPodの前はGigabeat、その前はMagicGate機ユーザだったのでAC
Re:レーベルゲートと比較して(雑感で長文失礼) (スコア:0)
ビジネスとして成立すれば…というのも企業
Re:レーベルゲートと比較して(雑感で長文失礼) (スコア:1)
ID をセンターで保管して利用権を確保。そうすればデータフォーマットの移行もユーザーから万歳三唱で迎えられた可能性もあるワケで。
新しいサービスも開拓出来ます。
その辺の整備が整うまでは利用範囲の制限がキツい楽曲データは自分は買う気にならないかな。
Re:レーベルゲートと比較して(雑感で長文失礼) (スコア:0)
今後姿勢もフォーマットも柔軟になる可能性なんてのはこれっぽっちもない気がします