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遠目で見た印象としては正常に飛行して分離直前まで漕ぎ着けた、Max Qを抜けたという風には見えますけど、恐らくエンジン失火の影響で離床が2秒くらい遅れて、速度も全然出てなくて、飛行中の小爆発でいくつかはノズルを物理的にも喪失して、最後は機体下部で火災が起きてる状態でLOXを切らして爆発してるんですよね。ちょっと無責任というか、打ち上げ失敗と見てもいいというか、関係各所から深めの説明を要求されるんじゃないかという気がします。
先行されてる日記: https://srad.jp/~jizou/journal/661384 [srad.jp]
推測に推測重ねて大上段から批判してもなんの意味も無いと思うんだけども、それでも推測を重ねてみる。こんなシナリオもあるのでは。
離床は、エンジンの正常起動を最大限待った可能性がある。何基か起動しなかったのでタイムアウトで離床させた。元々数個なくても問題無い作りだからね…。あるいは単純に、33基もあるから通常のロケットよりも立ち上げに時間がかかる仕様かもしれない。
速度は、なんか出てなかったね。それでもMaxQ以降はけっこう出てたよ。MaxQとしては低いイメージだったけども。ただし、途中で何基かエンジン壊れてたし、所定の飛行プランからズレてる事は十分
ロケットはイベントドリブンじゃなくシーケンス制御の文化なので、成り行き任せで完了待ちっていうのはあまりないはずです。条件を満たさない場合はシーケンスが止まるのがふつうで、今回もT-40sで一度止まって再試行してます。発射時点で十分な数のエンジンが作動していたため条件に従ってシーケンスを継続したものの、推力重量比が余りに低かったためしばらく離床が確認できなかった、という方が個人的にはあるかなと思います。
タワークリア時点のテレメトリで見えているように33基中の中央1基と外周2基、プラス釣り合いを取って対角線上の2基で合計5基分の
それはSpaceXの文化ではない、ってだけだと思うよ。
>単に成功確率の低い実験が予想通りに失敗して残念だけど楽しかったね、というのと違う方向の要素があると思うんですよ
楽しかったね、で終わってるわけではないことは当然理解してると思うけども、そのうえで、失敗しても楽しかったね、というポジティブさはSpaceXの成長に重要だったと思うのだ。ネガティブ指向だとFalcon9の再利用なんてできてない。こういう、パラダイムシフトになりうる事への無邪気な期待と挑戦ってのはいかにもアメリカンな感じするね。
例えば、「発射台の破片で設備とか取材の車を潰した件」とか正直どうでもいいんじゃない?機材壊れること前提でそこにカメラや車置いてるんだろうし。車は破損上等で設置した中継アンテナ移動局のように見える。あまりに近距離だし、破片あたって気持ちよく壊れてるけどネタにできてラッキーぐらいのもんじゃないかね。
こういう、重箱の隅的な本質じゃない所を突っついて先進的な試みの足引っ張るのがホント得意だよね日本人って。無責任な立場から些細な瑕疵を責め立てるのは楽しいのかもしれないが、虚しくなるよね…。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
関係各所から怒られそう (スコア:3, 参考になる)
遠目で見た印象としては正常に飛行して分離直前まで漕ぎ着けた、Max Qを抜けたという風には見えますけど、恐らくエンジン失火の影響で離床が2秒くらい遅れて、速度も全然出てなくて、飛行中の小爆発でいくつかはノズルを物理的にも喪失して、最後は機体下部で火災が起きてる状態でLOXを切らして爆発してるんですよね。ちょっと無責任というか、打ち上げ失敗と見てもいいというか、関係各所から深めの説明を要求されるんじゃないかという気がします。
先行されてる日記: https://srad.jp/~jizou/journal/661384 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
推測に推測重ねて大上段から批判してもなんの意味も無いと思うんだけども、
それでも推測を重ねてみる。こんなシナリオもあるのでは。
離床は、エンジンの正常起動を最大限待った可能性がある。何基か起動しなかったのでタイムアウトで離床させた。
元々数個なくても問題無い作りだからね…。
あるいは単純に、33基もあるから通常のロケットよりも立ち上げに時間がかかる仕様かもしれない。
速度は、なんか出てなかったね。それでもMaxQ以降はけっこう出てたよ。MaxQとしては低いイメージだったけども。
ただし、途中で何基かエンジン壊れてたし、所定の飛行プランからズレてる事は十分
Re: (スコア:2)
ロケットはイベントドリブンじゃなくシーケンス制御の文化なので、成り行き任せで完了待ちっていうのはあまりないはずです。条件を満たさない場合はシーケンスが止まるのがふつうで、今回もT-40sで一度止まって再試行してます。発射時点で十分な数のエンジンが作動していたため条件に従ってシーケンスを継続したものの、推力重量比が余りに低かったためしばらく離床が確認できなかった、という方が個人的にはあるかなと思います。
タワークリア時点のテレメトリで見えているように33基中の中央1基と外周2基、プラス釣り合いを取って対角線上の2基で合計5基分の
Re:関係各所から怒られそう (スコア:1)
それはSpaceXの文化ではない、ってだけだと思うよ。
>単に成功確率の低い実験が予想通りに失敗して残念だけど楽しかったね、というのと違う方向の要素があると思うんですよ
楽しかったね、で終わってるわけではないことは当然理解してると思うけども、
そのうえで、失敗しても楽しかったね、というポジティブさはSpaceXの成長に重要だったと思うのだ。
ネガティブ指向だとFalcon9の再利用なんてできてない。
こういう、パラダイムシフトになりうる事への無邪気な期待と挑戦ってのはいかにもアメリカンな感じするね。
例えば、「発射台の破片で設備とか取材の車を潰した件」とか正直どうでもいいんじゃない?
機材壊れること前提でそこにカメラや車置いてるんだろうし。車は破損上等で設置した中継アンテナ移動局のように見える。あまりに近距離だし、破片あたって気持ちよく壊れてるけどネタにできてラッキーぐらいのもんじゃないかね。
こういう、重箱の隅的な本質じゃない所を突っついて先進的な試みの足引っ張るのがホント得意だよね日本人って。
無責任な立場から些細な瑕疵を責め立てるのは楽しいのかもしれないが、虚しくなるよね…。