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他薬局との重複投与や薬剤禁忌については結局データがきちんと揃わないのでお薬手帳の方が信頼性が高いのが現実なんすよ。
あと電子処方箋で薬局側が本当に欲しいのは病名、それもレセプト病名ではなく診断病名と疑いの有無なんですがこっちは全然改善されませんね。まあ、患者からしても最もセンシティブな情報なので難しいのですが。結局薬剤が変わったり初めての患者さんの場合には窓口で会話しながらヒアリングの必要性は全く変わらないので金がかかるだけで終わってます。
レセプト病名って結局は〇〇の処方や検査のためにはこの病名が必要という逆転した理由で付けられる事が多々あるのであまりうのみに出来ない。レセプト病名に胃炎と書いてあるからと言ってそれを書いた医師が患者が胃炎だと診断したことはむしろ稀みたいな。ついでに言えばレセプト病名が付くのは大概が翌月なのでそもそも間に合わないのですが。だからこそ投薬指示を見てピンっときたら処方箋を書いた医師に疑義照会で解決のルーチンが減ることは多分無い。
こういう導入メリットを声高に主張するだけで、コストやオペレーションを一切考えずに始めたんだから普及しないのも当然。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
電子処方箋管理サービス (スコア:2)
電子処方箋は、単純に処方箋を電子化しました、というだけではなく、
・(院外)処方箋情報の全て(電子・紙の処方箋全て)を支払基金・国保連が管理する、電子処方箋管理サービスに登録する。
・それにより、全ての医療機関で(全てが導入されればですが)今から処方する患者の、他病院の処方情報が確認できる(マイナカードによる患者の許可が必須)
・紙処方箋を含め、処方情報が薬局側でも電子的に取り込め、入力の手間なく取り込める。
QRコードでもほぼ出来てはいますが、薬剤がコードと共に取り込める(テキストだけでなく)ため、保険・薬剤の請求情報とも確実にマッチさせることが出来、薬局側の事務作業の正確性と時間削減ができる。
・これから処方する薬剤が、他院で出されている薬剤との重複(過剰投与)、禁忌(飲み合わせが良くない、危険等)の自動チェックがかかる。
とくに最後のものは、医療安全の面で患者と病院にもメリットが有る。
が、厚労省の動きが通常に比べてもやや高圧的と感じる人が多いようで、医療機関側がメリットを認識できないこと。なによりも、電子カルテ側の対応が遅れていたり(ちらと横を見る)、院内準備が間に合わなかったり(最大2万件超えの薬剤と、数百はある「用法」(毎食後1日3回、など)の標準コード紐づけの作業もあるため、導入には時間がかかっている事例が多い。
この秋から、若干の昨日アップがあるため、そこをターゲットに動いているところも多いと思います。
厚労省はこのサービスにより、重複薬剤の削減や大量投与の防止、これによる医療費削減の数値目標を財務省に提示して大幅な予算を取っているため、表には出ませんが、財務省から相当のプレッシャーを受けているように見えます。
そのあせりが、医療機関側から見ると高圧的にも見える態度になっているかと。
ちなみに、電子処方箋の案内サイトがこちらですが、情報がごちゃごちゃしていて、決して理解しやすいとは思えません。仕様や設計・テストに必要なな情報も分散していて、また複数の場所の書類を全部見ないと、穴埋めが出来ない、といった状況にもあります。
(もちろん厚労省側もIT専門家を常駐させて対応には当たっているのですが・・・)
https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html
電子処方箋ポータルも作られているが、こちらはシンプルすぎて、どこにどんな情報があるかさっぱりわからない。(真正以外では使いにくい)
https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=sc_category&sys_id=b24c3e06db7b415094889082f39619c4
Re: (スコア:0)
他薬局との重複投与や薬剤禁忌については結局データがきちんと揃わないので
お薬手帳の方が信頼性が高いのが現実なんすよ。
あと電子処方箋で薬局側が本当に欲しいのは病名、それもレセプト病名ではなく診断病名と疑いの有無なんですが
こっちは全然改善されませんね。まあ、患者からしても最もセンシティブな情報なので難しいのですが。
結局薬剤が変わったり初めての患者さんの場合には窓口で会話しながらヒアリングの必要性は全く変わらないので
金がかかるだけで終わってます。
Re:電子処方箋管理サービス (スコア:2)
病名については、指摘の通り、診断病名がほしいところですが、告知の問題や、薬剤や検査のための「レセプト病名」が保険診療録には存在します。現在すでに医療機関が請求した、薬剤、検査、処置、指導などの内容は、医療機関と本人に向け開示されていますが、病名は議論百出。厚労省は昨年春から開示の予定で進んでいたのですが、論点がまとまらず目処が立たない状態ですね。
以下は完全に個人の感想です。現場の方は聞き取るから良い、とよく言われるのですが、患者の立場として、実際には聞き取りで全ては解決しません。
「処方歴見てもらえれば、「あれ?」と思う薬剤が、1年前にあるのになぁ」、と思いながら先日もインテークが終わりました。処方歴があれば大丈夫とは全く思いませんが、専門家の目でちらっと見ておけば、発見やヒヤリハットの回避のきっかけになる、程度の役には経つのではないかと思っています。
自分もやってみていますが、仕事上カルテを読み慣れている人なら、10~20秒ほど歴に目を通せば、気づきの有無は確認できる、目を通すだけ通しておく、で良いものではと。
Re: (スコア:0)
レセプト病名って結局は〇〇の処方や検査のためにはこの病名が必要という逆転した理由で付けられる事が多々あるので
あまりうのみに出来ない。レセプト病名に胃炎と書いてあるからと言ってそれを書いた医師が患者が胃炎だと
診断したことはむしろ稀みたいな。ついでに言えばレセプト病名が付くのは大概が翌月なのでそもそも間に合わないのですが。
だからこそ投薬指示を見てピンっときたら処方箋を書いた医師に疑義照会で解決のルーチンが減ることは多分無い。
Re: (スコア:0)
こういう導入メリットを声高に主張するだけで、コストやオペレーションを一切考えずに始めたんだから普及しないのも当然。